ウサギになって頑張る話   作:おいも丸...#

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タイトルでわかる通りとある部隊が登場します。
神器壊さないとまともに戦えない神融種なんて嫌いだ…


ウサギと血の部隊

今日は珍しく非番だ。

その為、朝からずっとラウンジにいる。

そう言えば数日前にフライヤに研修に出たエミールが戻ってきた。

そのときに

 

「フライヤにも僕の騎士道を理解してくれる友がいた!!」

 

と言っていた。

エミールの独特な感性についていけるやつがいるのか……

 

 

ムツミちゃんの料理でお昼を済ませソファーに座りこの間のフィールドワークで拾った本を読む。

タイトルは人類失格。

どことなくパチもん臭がするが気にしない。

隣にムツミちゃんが座って折り紙を折っている。

とても可愛いです。

 

「あ!! あの人じゃないかな?」

 

読みはじめて少しすると何人かがラウンジに入ってきた。

声をあげた人に顔を向ける。

フライヤのゴッドイーターだと思う男女が6人。

その中の金髪で少し無愛想な男が一歩前に出できた。

え?なんですか?

怖いんですけど…

もしかして狩られる!?

違いますよー。

ラビット・ダウトの参加者ぽいけど違うから!!

バーコードもないから!!

 

「ブラッド隊隊長、ジュリウス・ヴィスコンティだ。

『感応種』と『赤い雨』の問題解決のためしばらく極東支部で行動する」

 

俺の勘違いだったー!!

早とちりして恥ずかしいなぁ。

あ!そうかコウタ隊長が歓迎会の準備を進めてたのはこの人たちのためか。

 

「副隊長の神威ヒロ……です。

えっと、よろしく」

 

あ、はい。

そうだよね。今、自己紹介されてるんだもんね。

でも、喋れないしなぁ。

やっぱりジェスチャーしかないか……

 

「初めまして。千倉ムツミです。

このラウンジでご飯を作ってます。

食べたいものがあったら言ってください。

それと、こっちはキグルミさんです。

喋れないんですけど優しくて強いんです」

 

ムツミちゃん……

喋れない俺の代わりに挨拶してくれるなんて……

同意のためワタワタとジェスチャーで示す。

あぁ、言葉って素敵。

早く、人間になりたいなぁ。

 

「そんなふざけた見た目なのに?

強そうには見えないんだけど…」

 

ジュリウスさんと同じ金髪だが幼い印象を受ける少年が口を開いた。

まぁ、ですよねー。

正しい反応だと思います。

俺もこんな見た目のやつが強いとか信じられないもの。

 

「ロミオ。極東は激戦区だ。

そこに身を置くということは並大抵のことではない。

その姿も事情があるんだろう」

 

ジュリウス隊長がたしなめる。

やだ、カッコいい。

ちょっと惚れそう。

ロミオ君も渋々というような感じで引き下がった。

 

「ま、まあまあ、これからミッションにでもいかないか?」

 

ヒロ副隊長がミッションを提案する。

なんかユウと被るなぁ、彼は。

雰囲気が似てる気がする。

ちょっと気になるな、非番だけどついていってみようかな?

 

キグルミは なかまになりたそうに ブラッドをみている

 

「い、一緒に行く?」

 

つ、通じたー!!

アイコンタクト?が通じたよー!

ロミオ君も少し引いているように見えるけど気のせいだよね。

 

「仲良くなったようで何よりだ。すまないが副隊長、俺はこのあとラケル博士と話がある。少し席を外すが後は頼む。」

 

ジュリウス隊長はとても柔らかい笑みを浮かべてラウンジを出ていかれました。

ヒロ副隊長もミッションを受けにエントランスに行ってしまった。

さて、俺もミッションの準備しないとな。

まずはムツミちゃんの頭を撫でているこの手を抑えるところからだな。

 

 

 

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