長かったし、ミッション多いよ…
あと、サバイバルミッション。
シユウ種、グボロ種、コンゴウ種、ヤクシャ種の乱入率高くないですか?
中級型で入れやすいんだろうけど…
ヤクシャ・ディーヴラで処理落ちし、セクメトにガキンガキンと弾かれるのはもういやだ!!!!
ブラッドが来てから数日。
挨拶の後、一緒にミッション行ったり改めて自己紹介したりした。
長身で帽子を被ってるのがギルバートさん。
痴女っぽい格好で猫耳っぽい髪型のがナナさん。
白髪でどことなくズレてそうなのがシエルさん。
なんでもブラッドの人達は血の力って言う、特殊能力があるんだって。
それで一般の神器使いでは歯が立たない感応種と戦えるらしい。
それは置いといて。
今、俺は一人で討伐のミッションに出ている。
なんでも数日後には赤い雨が降るから少しでも多くのアラガミを倒しておきたいんだそうだ。
知らない人のために赤い雨について説明しよう。
赤い雨を触れると高確率で『黒蛛病』という病気に感染する。
特長としては感染すると蜘蛛のようなアザが体に浮き上がる。
この病気の致死率は現在100%なため赤い雨が降っている間は身動きがとれないのだ。
まぁ、肉体のない空っぽキグルミボディの俺が発症するかは疑問であるが……
そんなわけで、動けるものは何人かで分担してアラガミを討伐する。
勿論、高い戦闘能力を持っているものは一人で仕事に出ることになる。
今回のターゲットはウロヴォロス。
無数の触手と目を持つ超弩級のアラガミだ。
クレイドル所属の元第一部隊隊長のリンドウさんが一人で討伐したこともある。
近づくと触手が離れるとビームが飛んでくる。
だが、俺はこのアラガミが嫌いではない。
確かに体力は多く地震をよく起こすがこいつのミッションでは他のアラガミが寄ってこないのだ!!
基本的に現場では何が起こるかわからない。
ターゲットのアラガミを倒しても別のアラガミが乱入してくることもある。
しかし、ウロボロス種だけは違う。
何が原因かはわからないが他のアラガミが寄ってこないのだ。
つまり、ウロボロス種を倒せば仕事は終わり無事に帰ることが出来る。
と、いうわけで俺は今帰投まちです。
『キグルミさん。ミッションお疲れさまでした。
向かえが到着するまでだいたい5分ありますから待っていてください』
目の前にはウロボロス。
コアを抜いたため動く心配は無い。
向かえが来るまで後、数分かかるって……
退屈だー。
周辺を見て回るが異常ない。
持ってきていた、ムツミちゃんお手製のお弁当をとりだし食べ始める。
この玉子焼きの味が絶妙です。
そう言えばこの前ラウンジでナナさんがナンクルナイザーなるものを作っていた。
あれ、サカキ博士の初恋ジュースに似た臭いがするんだよなぁ……
『すみません、キグルミさん。第一部隊と交戦中のアラガミが輸送斑を襲撃。
帰投にはもう少し時間がかかります』
ワォ!!
とんだサプライズだ。
梅おにぎりを食べる。
この酸味がなかなか……ゴクン。
ムツミちゃん、漬け物に興味があるから今度一緒にぬか漬けに挑戦するんだよなぁ。
楽しみだなぁ。
あれ?地面がもぞもぞ動いてる!?
「キキー! キキー! キュイキュイ!!」
アバドン が あらわれた
目の前でキュイキュイ言ってるわ。
可愛いなぁ。
なんというか金魚鉢で飼いたい。
あ!目があった。
「キュイ? キ、キキー?」
うん。何言ってんのかはわかんないけど珍しいな。
普通、アバドンは目があったら逃げていくんだが……
キャベツをあげてみよう。
「キキィ? キュイキュイ♪」
モシャモシャ食べとる!?
可愛いなぁ。
『申し訳ありません、キグルミさん。
輸送斑が到着しました。帰投してください』
お!ちょうど来たみたいだな。
じゃあな、アバドン。
手を振って別れる。
別れたはずだったんだ。
なんでこの子ついてくるの?
もしかしてなつかれた?
ど、どうしようかなぁ……
アバドン の こうげき
つぶらなひとみ
こうか は ばつぐんだ
気がつけば俺は自室にアバドンを連れて帰っていた。
あれ?なんでこうなったんだ?
「キュイキュイ。キキ、キキィ」
アバドンが嬉しそうなのでまぁいっか。