ソードアート・オンライン 爆炎の剣士達   作:アクセル138

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どうも!アクセルです!
今回グロ表現が多少でて来ます、観覧の際はご注意ください


ヘッドハンター

~アイザside~

 

いつものように。

いつもと同じ場所で目が覚める。

寝袋からでてあたりを見渡す。

同じように寝袋で寝ている者が多いようだ。

別にここはモブが沸くような場所じゃない。

ここにいる奴らは全員、街に入れないのだ。

そしてここにいるプレイヤーは総じて、笑う棺桶〈ラフィン・コフィン〉と名乗っている。

俺がここにいる理由は、別に殺しが楽しいと思っているからではない。

理由は一つ。

その方がアクセルさんの影として行動しやすいからだ。

遠くからこっちに向かってくる足音が聞こえる。

「おーい、ジョニー、ザザ、プー、アイザ!こっち来て見てくれよ!やっと完成したんだ!」

無邪気な顔で走ってくる青年。

彼の名はクライブ。

身長180程度と高い身長で、少し少年のような顔をしている。

クライブに起こされた3人は少し不機嫌そうだがこいつの殺戮ーアートと言うらしいーが気になるようでグチグチ言いながらクライブについてった。

俺はこいつらに目的を悟られないように怪しい行動ほ控えなければいけない…

結果俺は、ついて行くことにした。

たどり着くとそこはまさに地獄とも呼べる状態だった。

老若男女、様々なプレイヤーが十字架を彷彿とさせる姿勢で一定区間で並べられている。

数にして20程度。

異様なのはその上だ。

そのプレイヤーは全て例外無く首がない。

プレイヤーの首は全て体の足の周りに放置されている。

元々部位破壊というのは特定の場所にある程度の速度(武器によって異なる)で切りつけ、振り抜く事で確率で成功する。

今回クライブ は攻撃力の低い武器で狙い続けたのだろう。

本来部位破壊した部分は消滅するはずなのだがプレイヤーのメニューの深層に残せるようにする設定があるらしい。

…狂ってる。

正直な感想がそれだ。

今こうして周りにクライブ達がいなければ倒れて嗚咽を吐いていただろう。

たが、幸いか周りにこいつらがいるので俺の集中力によってそれは回避された。

するとプーが面白そうに近づき適当に1人ーと言っても首しかないがーを持ち上げると楽しそうに笑った。

「なぁ~街に戻りてぇか?ならよぉ~今日の夕方、お前ら全員で殺しあえ、生き残ったやつは街に帰してやるよ」

そう言って俺達はその場から離れた。

 

予定通り夕方になると少し広めの場所をコロシアムに見立ててプレイヤー達に殺し合わせた。

最初は嫌がっていた連中もやがて生きるために殺しあった。

 

少年時代…俺は正義の味方に憧れていた。

自分も頑張ればなれると信じ、それだけの行動をしてきた。

だが現実とは残酷なものだ…

なにかすれば偽善者と罵られ、親からの扱いもよりひどいものとなった。

そして、唯一信じていた正義の味方も、ただ金のために働く空想でしかないと知った。

信じていたものがただの欲望の塊だったとしり絶望していた俺は、いじめの対象として、この上ないほど絶好の的だった。

 

「おい」

肩を叩かれ意識は現実に戻される。

ザザか指差す方を見ると、最初は20人近くいたプレイヤーも残り2人だった。

片方は30代程の男性、もう片方はまだ小学校3、4年生だろう。少年のほうは隅で震えており、今まで逃げ続けたのがわかる。

男性のほうは…もはや取り返しのつかないほどに壊れているようだ、ただブツブツとコロスといい続けることしかしていない。

「来るぞぉー」

間の抜けた声でクライブが叫ぶ、それと同時に男はもっている両手剣で切り付けようとダッシュする。

すると

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

少年がこちらもまた壊れたように叫び、器用に男剣を除け獲物をで男を刺す。

数秒後、男はガラスの破片のように消えていった。

「ヒューブラボー」

プーが口笛を吹きながら少年に近づく。

何かを望むような表情にプーが優しく笑うと

「街に返してやると言ったな…あれは嘘だ!ヒャヒャヒャ」

プーが武器を構え少年を殺そうとした瞬間

「ちょっとまってくれ」

クライブの意外な発言に手を止めるプー、やがて任せたと言って下がった。

「ねぇ、僕家に帰れるの?」

「あぁそうさ、落ち着いて、明日の朝まで待ってくれるかな?」

少年は小さく頷くと、そのまま小さな部屋へ入れられ一晩過ごした。

朝になり、昨日と同じメンバーで少年の部屋へ向かう。

「さぁ坊や、街へ戻るよ」

クライブの発言に少年の顔は明るくなる。

後ろでは何をするのかと他の3人がワクワクしている。

「でも、その前にいいかな?」

「どうしたの?」

「いやね、街に戻る前にいくつか質問したいんだ、街に戻るりたいのは当たり前だよね。

それで…ゲームを出たとしよう、でも戻ってきた君を見て家族はどう思うかな?

だって君は人を殺したんだ…それを知ったとき家族はどう思う?友達はどう思う?先生は、近所の人は、親戚の人は、人殺しの君のことをどう思うかな!?」

いつになく興奮した声で最後まで言うと少年の返事を待つようだ、後ろではジョニーがゲラゲラと笑っているが少年は気づいていないようだ。

「で、でも僕は…そ、そうだよ!あの人はいっぱい人を殺したんだ、だから僕はあの人を殺したんだ!だから」

答えを手にした少年の声に重ねクライブはこう言った。

「だから?それはつまり君が最初に殺さなかったから他の人達は死んだってことになるよなぁ~…そんなお前こそ人殺しじゃねぇのか!この人殺し!」

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

少年はいつまで叫び、そして途端に動かなくなった。数分後、少年はなんの前触れもなく消滅した。

「精神が崩壊したか…いやなに、とても面白いものを見せてもらった。ご馳走さま、かな?クライブ」

「いえいえ」

その後洞窟内に叫びにも似た笑い声が響いた。

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