ソードアート・オンライン 爆炎の剣士達   作:アクセル138

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こんにちは!アクセルです!
今回、投稿に間が空いてしまい、本当にすいませんでしたァァ!


少年と老人

アクセルside

コンコン

宿屋の部屋のドアが外からノックされる。

「いいぞー」

その一言を聞くとシステムによりドアの鍵が空き、外から人が入ってくる。

入ってきたのはグミだった。

現在、ギルド アドリビトム には100人程の人数が加入している。

だが色々な都合でギルドのホームを未だに変えていない…

そろそろいい場所が見つからないかと会議の議題に上がる事が多いのでギルドの創成メンバーであるナギ、サト、グミ、ぺぃ、キクに相談していた。

恐らく今回グミが来たのもその事だろう。

「ギルドのホームの事だがアクセル、面白い情報が入ったよ」

口元に笑を浮かべながらグミはそう言った。

 

グミの情報によれば27層の中心から少し離れた海岸にクエストNPCが居るとの事だった。

報酬は未確認だが遠くのプレイヤーには行けない島に行けるんじゃないかと噂されている様だ。

今まで何度か挑戦したプレイヤーが居るらしいがクリア報告はまだ無い。

とりあえず海岸の船着き場着くとすぐ近くにに大きな船とクエストNPCがいた。

明らかに船乗りという男のクエストNPCに話しかけると最近、海でよく輸送船が巨大なモンスターに襲われると言うらしい。

そこだけなら今までもいくつかあった防衛型クエストだが、1つ重要なのは受注条件だった。

プレイヤー一人での参加のみ。

通りで誰もクリアできない訳だ…

変に納得してしまったが自分もやばいと言う事を俺はその時、半分忘れていた。

 

クエストが始まり、NPCの男について行くとそこには商船とは明らかに違う、どちらかと言うと海賊船のようなデザインの船が目に入った。

NPCはなんの躊躇いもなく乗り込んでいく。

とりあえずついていくしかので俺も乗り込む。

そのまま船の甲板にいくといくつかの武装が施してあった。

巨大な銅鑼に収納式の巨大な槍、大砲に固定されたボウガン…それはまるでモンハンの中に出てきそうな船だった。

銅鑼が鳴らされ出航となる。

鈴のような電子音と共にクエストログが更新され、左上の自分のhpバーの下に船の耐久値が表示される。

防衛クエストと言うだけあってクリア条件はモンスターの討伐ではなく船を守ること。

耐久値が無くなれば終わりだろう。

武装を確認し立ち上がった瞬間。

「来たぞーーー!!」

上の見張り台の方から太い声が響く、海の方を見ると龍が船と並んで泳いでいる。

龍を視界に捉えると即座に識別スキルによる計算が始まる。

レベルは最前線の5層ほどしたのレベルと高レベルと言う油断出来ない数値だった。

無言で両腰の剣を引き抜き構えると、龍はこちらに向き直し突進してきた。

 

開始から数分が経つ

片手剣を二本持った状態でも効果的なダメージが与えられない。

逆にこちらは船の後ろに少量だが回復キッドが置いてあるもののあまり期待は出来ない。

船の耐久値は殆ど減っておらずこのまま行けば無事終わるだろう。

龍がおとなしくしていてくれればだがな。

しばらく、正面にいる龍に向かって攻撃するが横から迫るやつの尻尾に吹き飛ばされる。

勢いは止まらず船の範囲外に飛ばされる。

このまま行けば海に落ちる。

だが焦ってはいけない。頭で考えても心臓の鼓動は早くなる。

両膝の少し上に付けているチャクラムに自然と手が伸びる。

気づけば船の手すりに向かって投げていた。

チャクラムは狙いたがわず手すりに引っかかる。

鍛冶屋のプレイヤー特注の装備のおかげでチャクラムに付いているワイヤーが引かれる。

とりあえず船に戻ることができたものの妙な汗は止まらない。

「うわぁぁぁ」

後ろから悲鳴のようなものが聞こえる。

船員のうちの一人が落ちかけているようだ。

チラリ

と龍の方を見るが一旦海に潜るようだ。

龍が潜り始める頃にはもう船員のら元へたどり着いていた。

手では届かない。

仕方ない…か。

チャクラムを船員に向かって落とす。

バシャンと音をたて、船員のすぐ近くに落ちた。

「それに掴まれ!」

NPCは典型的な台詞を吐くとそのまま必死な様子でチャクラムにしがみつく。

慎重に、ワイヤーを引っ張る。

船員が船に戻れたのと再び龍が上がってきたのはほぼ同時だった。

 

 

2時間程の死闘は終わり、龍は討伐出来ないまま船はとある島へ辿り着く。

NPC達は犠牲なしでたどり着いたことを喜び、たたえあった。

島はかなりの大きさではあったが村が1つあるだけで他は洞窟や森ばかり…

とりあえず村に向かうとそこでは宴が行われていた。

海に落ちそうになっていた船員(見た目は俺よりも年下のようだ)から引っ張られて宴の中心へ向かう。

連れられた先で待っていたのは銀髪の老人だった。

島の住人はほとんどが金髪なので老人は年齢的なもので髪の色素が落ちたのだろう。

「この度は、島の者を…そして、我が息子を助けていただきありがとうございます」

そう言って老人は少年の肩を叩いた。

ん?

今息子って…?

「親子ォォォ!?」

「はい、わしは見てのとおり歳です…そこで剣士様、息子が成長するまでの間村長代理兼島の最高権利者となっては貰えんじゃろうか…」

息子との年の差に驚いた直後にこの発言…

このクエストを作ったスタッフは何を考えてたんだよ…

と、まぁクエストの報酬のため貰うしかないのだろう。

俺が承諾すると宴は一層盛り上がった。




今回、アクセルが特殊なスキルを使いましたが説明は後ほどとなります
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