ソードアート・オンライン 爆炎の剣士達   作:アクセル138

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こんにちは!アクセルです!
更新に間が開きすみませんでした・・・
ほんとうに、いろいろありましたよ・・・
かって4日でスマホを壊したり・・・
パソコンにウイルスが入っているのが発覚したり。
受験日に熱8度出したり・・・

あ、でも無事合格しましたよ!


攻略会議

俺は今トールバーナの町にいる。

理由としては今日午後4時から初のボス攻略会議が始まるからだ。

とりあえずポーションの類を補充し少し早めに噴水前の広場の一角に腰掛ける。

4時に近づくにつれ周りがプレイヤーで埋め尽くされていく。

見渡していると顔見知りのプレイヤーが数人いるがその中でもキリトに目が行った。

時間ぎりぎりに来たキリトは隣に深くフードを被ったプレイヤーがいたからだ。

「はーい!それじゃ、5分遅れたけどそろそろ始めさせてもらいます!皆もうちょっと前に・・・そこ、あと3歩こっちこようか」

聞きに行こうかと思ったところで誰かが声を上げ会議の開始を宣言する。

俺はとりあえず指示されたとおり3歩前にいき奴・・・ディアベルというプレイヤーの話に耳を傾ける。

職業は気持ち的にナイトやってるらしい。・・・俺は、切り込み隊長かな・・・。

等と考えながらも会議は続いていく。

「ワイはキバオウってもんや」

ふと広場を見るとサボテンのような髪型の男が発言しているようだった。

「こんなかに、5人か10人ワビぃいれなあかん奴らがおるはずや」

「詫び?誰にだい?」

噴水のふちに立ったままのディアベルが、さまになった仕草で両手を持ち上げる。

キバオウのほうはそちらを気にすることなく、憎々しげにはき捨てる。

「はっ、きまってるやろ。今までに死んだ1200人にや!奴らが何もかんも独占したせいで、1ヶ月で1200人も死んでしもうたんや!!せやろが!!」

キバオウは顔を真っ赤にして叫んだ。

気がつけば今まで小声で話していた約40のプレイヤーすべてが押し黙っている。

皆、キバオウが言わんとすることがやっと理解したんだろう。

「━━キバオウさん。君の言う<奴ら>とはつまりβテスターの人たちのこと、かな?」

1200人のプレイヤーを助けられなかった悔しさに奥歯をかみ締めていると腕組をしたディアベルが今まででもっとも厳しい顔を浮かべている。

「きまっとるやろ。ベータ上がりどもは、こんクソゲームが始まったその日にダッシュで始まりの街から消えよった。右も左も判らん九千何百人のビギナーを見捨てて、な。奴らは美味い狩場やボロイクエストを独り占めして。自分らだけ強うなって、その後もずーっと知らん振りや。・・・こんなかにもちょっとはおるはずやで、ベータ上がりっちゅうことをかくして、ボス攻略の仲間に入れてもらおうと考えてる子ズルイい奴らが。そいつらに土下座させて、貯めこんだ金やアイテムをこん作戦のために軒並み吐き出してもらわな、パーティーメンバーとして命は預けられんし、預けられんと、わいはそう言うとるんや!」

キバオウの糾弾が終わっても誰も声を上げることができないでいた。

あくまで俺の推測だが、今までに死んでいった1200人のなかにβテスターは300、いや、少なくても200はいるだろうと思っている。

だが、そんなことを今言っても、お前がβテスターだろ!と疑いをかけられて、その疑いはそう簡単に晴れることは無いだろう。

「発言、いいか」

静まり返った広場に、張りのある声が響き渡った。

声が聞こえたほうを見ると、動見ても日本人とは思えない大きな人影が立ち上がった。

デカイ!身長は190cmはあるだろう。アバターの見た目はステータスに影響しないと頭でわかっていても、背中に吊っている無骨な両手用戦闘斧がとても軽そうに見える。

実際俺でも装備できるかもしれないが両手斧スキルを取っていない俺が装備しても彼の半分も攻撃ダメージは出せないだろう。

風貌もまた、武器に負けず劣らずの魁偉だった。頭を完全なスキンヘッドにし、肌はチョコレート色。だが、堀の深い顔立ちに、その思い切ったカスタマイズがよく似合っている。さっきの一言だけでも完全な日本語だがいったいどこの国の人なのだろうと考えているうちに彼は次の発言をしようとしているところだった。

「オレの名前はエギルだ。キバオウさん、あんたの言いたいことはつまり、元βテスターが面倒を見なかったからビギナーがたくさん死んだ、その責任を取って謝罪・賠償しろ、ということだな?」

「そ・・・・そうや」

一瞬気圧されたように足を引きかけたキバオウだったが、すぐに前傾姿勢を取り戻すと、爛々と光る小さな目でエギルと名乗る斧使いを睨み付け、叫んだ。

「あいつらが見捨てへんかったら、死なずにすんだ1200人や!しかもただの1200人ちゃうで、ほとんど全員が、ほかのMMOじゃトップ張ってたベテランやぞ!あほテスター連中が、ちゃんと情報やらアイテムやら金やらを分け合うとったら、今頃は2層やら3層まで突破できとったに違いないんや!」

確かにキバオウが言っていることはほとんど間違っていないだろうだが彼はβテスターはすべて敵と認識している。

だが、βテスターの中にも積極的にビギナーの手助けをしているものも多い。

そして情報のほうに関しては誰も発言しないようなので。俺も立ち上がりエギルの隣へと歩いていく。

視線が俺に集まっていくなか少し違った視線が含まれている。見渡してみると視線の主達は昨日のプレイヤー達だった。

手を振ろうと思ったが後ろから感じるキバオウの苛立ちをこれ以上無視していられないので振り返る。

「俺はアクセルだ。キバオウさん、お前の発言の中に間違いがあったから指摘させてもらうが大丈夫か?ディアベルさん」

ここは一応リーダーであるディアベルにたずねる。

「え?あ、ああ大丈夫よ続けてくれ」

突然話を振られて驚いていたようだが許可は得たので話を続ける。

同時進行で腰のポケットから一冊の本を取り出しキバオウに見せる。

「さっき、情報を分け合っていれば、とか言ってたよな。だが、情報ならこのガイドブックにあったはずだ、無料配布だったから買っただろ?」

そう、このガイドブックにはエリア別で詳細な地形、出現モンスターとモンスターの弱点、ドロップするアイテムとそのドロップ率、クエストの情報まで詳しく書いてある。

そして表紙にはどこかで聞いたことのあるフレーズ『大丈夫。アルゴの攻略本だよ』と書かれてある。

ここにいるメンバーのほとんどは全館購入済みなのだろう。

「-貰ろたで。それが何や」

とげのある言い方にため息をつきそうになりつつガイドブックをポケットに入れなおす。

「この本は、俺たちが新しい村や町に行くと必ずおいてあった。情報が回るのが早すぎるとは思わなかったか?」

「せやから、早かったら何やっちゅうんや!」

「多分この情報を提供したのは、βテスターの連中だ」

プレイヤーたちが一気にざわめく隣にいたエギルは同意権だったらしくこっちに視線を向けうなずく。

キバオウがぐっと口を閉じ、その背後でディアベルがなるほどといった様子でうなずいていた。

今度は会場全体に聞こえるように向きなおし言葉を続ける。

「いいか、情報はあったんだ。だが、多くのプレイヤーが死んだ。それは多分彼らがベテランだったからと俺は思っている。ほかのMMOとSAOと同じと考え、そして引くべきポイントを間違って・・・。だがそれを今追求してどうなる?俺たちがどうなるかそれがこの会議で決定されると思っていたんだがな」

再び会場が静まり返る。

この場合俺一人だったらそんなこといってお前がβテスターなんだろ!といわれていただろう。だがそこは、隣にいるエギルのおかげか今は何も言われていない。

キバオウの後ろで噴水のふちに立ったままのディアベルが夕日を受けて紫色になりつつある髪を揺らしうなずいた。

その後の騎士ことディアベルの発言によってβテスターのあぶり出しなどはされず。

そして、βテスターを貴重な戦力として考えるようになった。

その後の俺の装備品の提供によってディアベルに気に入られたのか、俺はディアベル率いるC隊のメンバーとしてパーティーを組むことになった。

 

 

会議が終わりアイテムの補充が終わったころにはあたりは真っ暗になっていた。

手ごろな店で1つ1コルの黒パンを買い手ごろなベンチに腰掛ける。

クエストクリアで手に入れたクリームの入った小瓶を取り出し、パンに使おうとしたそのとき変わった光景が目に入った。

ディアベルとキバオウが一緒に酒を飲んでる。

それだけならいたって普通の光景だろう。問題なのはそののみ方だ。あまり見慣れないのみ方だが兄弟の杯とかいうやつだろう。

会議の後なにがあったのかはわからないが見ていて頬が緩むのが判る。

あのような関係がこんな場所でも増えればきっと死者も減るだろう。

そんなことを思っているとこちらに向かって歩いてくるプレイヤーが四人。

暗くて顔が見難くそれが昨日の四人だと気づくのに少し時間を要した。

「おっす!元気そうだな!」

「こんばんわ。昨日は助けていただきありがとうございました」

そういってお礼を言ってきたのは片手でも持てる軽槍を装備した女性プレイヤーだった。

「あ、ごめんなさいこちらはまだ名乗っていませんでしたね。私はナギ〈nagi〉と申します。そこの片手剣士がサト君〈sato〉、重槍とタワーシールドを装備しているのがグミ君〈gumi〉されで最後・・・そこでサト君に担がれて眠っているの曲刀装備の人がぺぃ君〈pei〉です」

「そんな硬くならなくていいぞ。まぁ一応名乗っておくが俺はアクセルだ。よろしくな」

そういって三人と握手を交わし座ろうとしたそのとき。サトさんがしまった、という顔をしている。どうしたものかと思っていると。申し訳なさそうにサトさんが口を開く。

「あちゃ~、昨日のお礼に夕食をご馳走しようと思ったんだけど。おそかったですね・・・」

「こいつがのんきに寝てるから・・・」

視線が集まっていくが気づかずにぺぃさんは眠っている。

いつの間にかナギさんがモンスタードロップの建築用のレンガを取り出すと地面に下ろされたぺぃさんの周りに並べていくその意味がわかったのか残りの二人も一緒になって並べていく。

ようやく意味を理解した俺は一緒になって自分のレンガを並べ始める。

5分ほどすると簡易的なレンガのベンチが完成してその上で俺たちは雑談を交え食事を始めた。

結局これはぺぃさんが起きてくるまで続いた。




今回登場したナギ、サト、グミ、ぺぃの四人はじつはモデルになった方がいます!
許可は取っているので大丈夫ですよ。
え?理由?えっと、それは・・・べ、別に名前を考えられなかったとかじゃないですからね!(理由これです・・・)
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