ソードアート・オンライン 爆炎の剣士達   作:アクセル138

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こんにちは!アクセルです!
最近はゴロゴロしてばっかりで腰が痛くてたまりません…
そして今回はだいぶ重い話になってます…
ストーカー関連の話が出るので嫌な方はブラウザバック推奨です…


追われる者

「それで、どういう事なの?」

街に戻ってい数十分たった。

目を覚ましたラナの第一声がこれだ。

「…俺はハロと言う男に、お前を殺して欲しいと依頼された。もちろん最初は断ったし、考え直すようさせたりして、その日は帰らせたんだ

だが、つぎの日、うちのメンバーの一人、ナギさんがハロに誘拐されてな…

助けて欲しければ仕事を引き受けろと言われた…それで、表面上は仕事をこなして奴を油断させて、報酬を受け取るときに捕まえて黒鉄球の牢獄エリアにぶち込もうと考えたんだ…」

そして、作戦は成功し今に至る…

だが、気になる点がひとつある…

「どうして、その男はラナを執拗に狙うんだ?」

俺に変わって質問したのはキクカイだった。

俺はストレージから依頼主の顔写真を、取り出し、ラナに見せる。

途端にラナは口を手で塞ぎ、心の底から怯えた表情でその場に座り込んで震え始める…

「キク」

「わかった…俺は適当に腹を満たしてくる…」

キクカイは言わなくてもわかってる、と言った表情で宿屋の部屋から出ていく。

彼女がここまで怯えるとということは相当な事態なのだろう。

取り敢えず俺はラナを抱き抱えるとそのままベッドにおろす。

俺は部屋に備え付けの椅子に腰掛け、ラナの回復を待ちながら作戦の最後を修整する必要があるため考え直さなければいけない。

 

 

「…ア……ル」

あれから30分近くたった。

ラナの状態から考えると早すぎると思える。

ラナはいまだに血の気のない表情でこっちに来てと手で合図する。

俺は指示通り近づきベッドの淵に座り、ラナの方を向く。

するとラナは頭を俺の胸に当て、そのまま動かない。

「ごめん、少しだけ…お願い…」

「いくらでもこうしてていいぞ…人間、時には泣く事だって大切だ…」

そう言って俺の胸で泣いているラナの頭をそっと撫でる。

次第にラナは口を開き始める。

「あいつとは…同じ学校だったんだ…」

ラナの言うあいつとはハロの事だろう。

どうやらこれで原因が分かるはずだ…

少し罪悪感に似た何かを感じながら俺は話を聞き続ける。

「それでね、あいつとは普通に仲のいい友達だったんだよ…それで、楽しかったし、私は特別な感情なんて無かったんだ…けど…」

そこで一度話を止めたラナは思い出したくないといった感じで今まで以上に震え始める。

今までより少しゆっくりと頭を撫でる。

次第に落ち着いてきたのか、ラナは話を続ける。

「…それで、半年くらいたった時の事なんだけど急にあいつが私に告白してきてさ…でも、あたしはあいつの事恋愛対象として、見れなかったから素直に断っちゃったのよね…それからあいつとは少しぎこちないけど、殆どそれまで通りの関係に戻ったはずだったんだ…

ある日、あたしが風邪引いて学校休んだ時の事なんだけど、夕方学校が終わって少しした時にあいつが家に来たんだ…少し驚いたけどお見舞いに来てくれてほんとに嬉しかったんだ。

でもさ、後々考えるとあたし、あいつに住所教えてないし、家に連れてきたことも無かったんだよね…

それからあいつは何かある事にあたしの家に来てたんだ…あたしは少し怖かったから毎回理由を付けて家に上げないようにしたんだ…

それでつい、もうあんまり来ないでって言っちゃたんだ…でもその日からあいつは来なくなって、やっと安心して過ごせると思ってたんだ…それから春になってあいつとはクラスが変わってもう、殆どを合うこともなくなって油断してたんどろうね…また、風邪で休んじゃったんだ…そしたら昼間から呼び鈴がなって、あたしは面倒だから居留守使ったんだ、ちょうど両親とも共働きで家にいなかったから。

それで呼び鈴をならなくなって安心して寝たんだよね…それで、なんか足に違和感あると思って起きたら…」

そこでまた、ラナは話を止めた…

恐らく、その後の話は予想がつく…

嗚咽を鳴らし、今までないほど震える彼女を撫でる手を止る。

「大丈夫だ、もう話さなくていい。」

「…大丈夫…だか…ら…もう少し…だから…」

それでも話を続けようとするラナを、俺はいつの間にか抱きしめていた。

気づけばラナの震えは和らぎ、話を続けていた。

「それで、あいつは…寝ているあたしを……お…か…そうと…してたんだ…」

耐えられないと言わんばかりに震え、泣き。

それでも話を続けようとするラナを抱く腕に少し力がかかる。

「もちろんあたしが起きたせいで未遂に終わったんだけど…それからあたしは親に相談して引っ越ししたんだ…警察沙汰にはしたくなかったから通報はしなかったけど…それで良かったと勝手に思い込んでたんだ…

こんなことになるなら…あんた達に迷惑かけるくらいなら…あの時起きても気づかない振りしてれば…」

「馬鹿言うな!」

俺の叫びに、手の中のラナはビクッと震えると涙で貼らせた顔を持ち上げる。

「お前の判断は間違ってない!警察に言わなかったのは間違いだったが、だからといってそれで今俺たちが関わっていなかった訳じゃない!

たったそれだけで自分の大切なものを簡単に捨てるな!」

ラナを抱きしめる手に、必要以上に力がこもる。

「ごめん…ありがと…なんかさ、あの時も違う体制で力をかけられたんだけど、今は違う…なんとなくあったかいよ…ありがと…アクセル…」

そう言ってラナは静かに涙を流した。

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