二度の人生を歩む人間   作:ターメリック

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大変お待たせ致しました
進学してからというもの全く書ける時間がなくて全然かけませんでした
後はレポート提出大変すぎと思いながらもなんとか更新しました


十話

時は少々遡り計画実行直前、館の外の方では‥‥

 

「ここがブン屋の言っていた例の紅い館か、こんなに大きな建物ならお宝たくさんありそうだなー」

 

魔法使いの様な格好をした金髪の少女が箒に乗りながら館を見つめて独り言を漏らしていた。

そして少女はそのまま館の中へと入っていった。しかし新達は誰一人その少女の侵入に気付くことはなく計画は実行された。

 

少女は館の中を探検家のようにくまなく探しながらさまよっていると大きな扉の前に辿り着く。そこはパチュリーが管轄するヴワル図書館だ。

そんなことも見ず知らず少女は図書館の中に入っていく。

そして中に入りたくさんの魔導書を目にすると目を輝かせ魔導書を手にとった。

 

「うわーこれ全部魔導書なのか!?なんでこんなに沢山あるんだよまさに宝の山だぜ!」

 

そんな少女をジト目で見ているのはパチュリーだ。計画が始まり所定の場所につくように言われたパチュリーは自分の管轄である図書館に戻っていた。しかし扉が開いていることに疑問を抱いたパチュリーは図書館内を調査したところ侵入した少女を見つけたのだった。

 

「よし早速持って帰って研究をしなくちゃ!」

「おい人間、何勝手に他人の魔導書を盗って行こうとしてるのよ。それは私がお前の一生よりも遥かに長い年月をかけてようやく完成させた魔導書だ。ただの人間が触れていい代物じゃないわ」

「私は霧雨魔理沙、ただの人間じゃない!魔法使いだ!」

「そんなことはどうでもいい、早くそれを返しなさい、さもなければ消し炭にするわよ?」

「やれるもんならやってみな、弾幕勝負は得意分野だぜ!」

「弾幕?なにそれ、そんなもの魔法でもなんでもないわ。まぁ良いわ冥土の土産にお前の一生より遥かに長い年月をかけて練り上げた本物の魔法を見せてあげる」

 

そう言ってパチュリーは手に持っていた大きな魔導書を開き魔法を唱えた。すると空中に魔法陣が展開される。

 

「行くわよ!バーニングフォール!!」

 

すると魔法陣から滝のように炎の雨が降り注ぐ。しかしその炎の規模は雨と言うには余りにも量が多くまるで止まないナパーム弾のように魔理沙に向かって襲いかかる。

 

「なっ!?くっそー!マスタースパーク!!!!」

 

バーニングフォールとマスタースパークが激突し大きな地響きを起こした。

レミリア達が驚いていた地響きの正体はこの二人の魔法が激突した衝撃波だったのだ。

 

「なかなかやるな、でもこんなところで足止めされるわけには行かないんだぜ」

「なら反撃してみなさいよ、逃げ腰の状態じゃ私には勝てないわ」

 

パチュリーは再び魔導書を開くと次の魔法を唱え始める。

 

「さぁ、早く私の魔導書を返しなさい!フルムーンデスティニー!」

 

魔法を唱えるとあたりの景色が変わり異次元空間に入る、そこにあるのは二人と無数の月だった。

 

「月!?それもひとつじゃない、無数にあるのか」

「喋る余裕があるのかしら?」

 

すると月から鋭い閃光が放たれ魔理沙を襲う。魔理沙はギリギリでかわし体勢を立て直そうとするがそれを一緒に現れた流星群が封じる。

 

「くそっ!このままじゃ‥‥マジでまずいぜ」

「さっきまでの威勢はどうしたのかしら?」

 

流星群は勢いをまして降り注ぐ。

 

 

一方霊夢を待ち構えている咲夜はというと‥‥

 

「なかなか来ないわね」

 

依然として現れない霊夢、それもその筈、紅魔館は広いため初めて訪れるものは皆迷うのだ。過去にも新は一度迷っている。

実際霊夢は迷っていた。

 

「もう、一体どうなってるわけ?あたり一面真っ赤だしどこも同じに見えるんだけど‥‥」

 

霊夢が紅魔館をさまよい続けて早くも三十分ほど経っていた。しばらく霊夢が歩いているとエントランスに出た。

 

「やっと違うところに出たわ、にしてもこの館こんなに大きいのに住人は少ないのかしら?」

「やっと来たわね博麗の巫女、迷子にでもなってたのかしら?」

「あんた誰?」

「私はこの紅魔館のメイド長、十六夜咲夜です以後お見知りおきを」

「博麗霊夢よ、この異変はあんたのご主人様が首謀者でしょ?出してもらえないかしら?」

「それは出来ない相談ですね、なにせ、お嬢様のご命令ですから」

 

言葉を言い終わると同時にナイフを投げる咲夜。霊夢は涼しい顔でそれを避ける。

 

「じゃあ無理矢理にでも直々にお出まし願おうかしらね」

「たとえ私に勝ってもあなたはお嬢様に会うことは出来ない、なぜならあのお方がそばにおいでですから」

「あの方?(あの方と呼ばれるやつの存在なんか引っかかるわね)」

「そうです、まぁ無駄話はここ迄、最初から全開で行きますわ」

 

咲夜は能力を使い時を止める。そのあいだにナイフを投げナイフの時も止めた。ナイフは霊夢を囲むようにして止まっている。

 

「あなたは私の能力を知らずに死ぬわ、そして時は動き出す」

 

咲夜の合図と共に時は動き出しナイフが霊夢を襲う。

 

「こんなのどうってことないわ!」

 

霊夢は軽い身のこなしで飛んでくるナイフをよけていく、そして札を飛ばして反撃をする。

咲夜はナイフを当てることにより札の攻撃を相殺した。

 

「なかなかやるわね」

「舐めてるのかしら?」

「舐めてはないわ、だって既に私の勝ちは決まってるんだもの」

「いったいなにを?」

「すぐに分かるわ」

 

霊夢は弾幕と札をたくさん飛ばして咲夜を追い詰めようとする。咲夜は空中でずっとよけていたが途中で床に降りたその時‥‥

 

「なっ!?」

「かかったわね」

 

突如咲夜は拘束された。それは霊夢が仕掛けておいた札の罠だった。

 

「なんのこれしき!」

 

能力を使い脱出しようとするが失敗に終わる。

 

「無駄よ、それはそんな簡単に取れるものじゃないわ。それにしてもまさか時を操るとはね、まぁここじゃあ珍しくもなんともないけどね」

「私が負ける?そんなわけ‥‥そんなわけない!」

 

唯一動いた右手にナイフを持ち霊夢に切りかかろうとするが右手も封じられた。

 

「くっ!まさか手も足も出ないなんて」

「さて終わりにするわ!夢想封印!」

 

霊夢の必殺技が炸裂し勝負は決着した。

 

「はぁ、なかなか手こずっちゃったかしら、まぁいいわ、首謀者で残り全部使えばいいんだし」

 

その時霊夢は咲夜の言っていたことを思い出した。

あの方‥‥その言葉の真意を霊夢は考えていた。

 

そして異変は終盤にさしかかろうとしていた。




相変わらず下手な構成ですがあしからず。
批評等々受け付けておりますので是非どうぞ。
最後に、投稿遅れて申し訳ありませんでした!
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