二度の人生を歩む人間   作:ターメリック

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珍しくすぐにストーリーの構成が頭の中に浮かんできたので更新早くなったと思います。


十一話

玉座の間にて、新とレミリアは戦況について話をしていた。

 

「どうやら咲夜さんは負けたみたいだな、なんか図書館の方も騒がしいがまぁパチュリー様なら問題ないね」

「咲夜が負けたのは驚きだわ、でもパチェの運命はもう決まってるみたい」

「どんな未来がみえた?」

「パチェが負ける運命、考えたくもないけどそうなっちゃうわ」

「にしても侵入者に気付かないとは不覚だな‥‥」

「それには同感よ」

 

侵入者との戦闘は想定外だったため計画は少しずつ狂い始めていく。

 

 

咲夜を倒した博麗霊夢は着実にレミリア達の元へと近づいていた。

 

「あの方ってのがどんなのかは知らないけどこの異変にさっさとケリをつけてやるわ」

 

気合い十分に歩みを進めていた霊夢は遂にレミリア達のいる部屋の前にたどり着いた。

 

「ここね。さてどんなやつが出てくるのかしらね」

 

博麗霊夢は扉を開けて中へ入っていった。

 

 

 

場所は変わりパチュリーと霧雨魔理沙の戦闘が続くヴワル図書館、くしくも劣勢に立たされている魔理沙は未だにパチュリーの攻撃に対応しきれずにいた。

 

「後ちょっと、もう少しで行けそうなんだが‥‥」

「焼きつくせ、ロイヤルフレア!」

 

巨大な炎の塊が現れ魔理沙に襲いかかる。

その塊は眩い光を放ち身を焼かれるような熱気を出している。その様はまさに太陽のようだ。

 

「まだまだ!魔符スターダストレヴァリエ!」

 

魔理沙はスペルカードを発動させる。

七つの魔法陣が展開し七色の星型弾幕を放ちながら規則正しく動く。

 

「この程度の魔法で私を倒せるとでも?」

「この程度とは侵害だぜ、そういうのはちゃんとよけてから言うもんだぜ」

 

パチュリーは魔法弾を飛ばし牽制しながらロイヤルフレアで終わらせる考えをしていた。

だが魔理沙の機動力の良さに魔法弾は追いついてもロイヤルフレアが追いついていなかった。

 

「計算ミスかしら、まぁ良いわ。攻め方を変えればいいだけの話。私の勝利は揺るがないわ!」

「その前にケリをつけるぜ!これでもくらいな!」

 

魔理沙はそう言うと黒い円錐のものを投げた。

黒い円錐の物体はパチュリーの正面五メートル程まで来るとロイヤルフレアよりも眩い光を解き放ちパチュリーはその光で視界が封じられてしまった。それと同時にロイヤルフレアも消え無防備な状態になった。

 

「しまっ‥‥」

「特製の閃光弾だぜ!これで決める、すべての魔力を使ってな!恋符マスタースパーク!」

 

強烈な閃光により何も見えなくなっているパチュリーをマスタースパークが飲み込んだ。その瞬間魔理沙の勝利が確定した。一方パチュリーは気を失いしばらく目を覚ますことはなかった。

 

「はぁ‥‥はぁ‥‥なんとか勝ったけど‥‥もう戦えないや。とりあえず首謀者のところへ行くことにするか」

 

魔理沙はフラフラと箒にのりレミリア達の元へと移動を始めた。

 

 

 

扉を開け中に入る霊夢、部屋の奥、玉座に座るレミリアと玉座の横に身構えている狼の姿を確認する。

 

「ようこそ博麗の巫女、随分早かったじゃない」

「あんたがこの異変を起こした張本人ね」

「如何にも、この私レミリアスカーレットが起こしたのよ」

「この霧迷惑だからやめてくれるかしら、鬱陶しいったらありゃしないわ」

「それは出来ないわねぇ、なんせ私達吸血鬼は日光に弱いんだもの、この霧がなくては昼間はまともに外にも出られないわ」

「そんなの知ったこっちゃないわよ!」

 

霊夢はそう言い放ちながらお祓い棒での攻撃をする。しかしそれはレミリアには当たらずむしろお祓い棒が折れた。

 

「なっ!?」

 

霊夢は理解できていなかった。なぜレミリアが動いていないのにお祓い棒が折れたのかを。

だが理由は単純明快だった。レミリアの隣にいた狼によってへし折られたのだ。

霊夢は折れたお祓い棒を捨てて札を取り出し再び戦闘態勢に入る。

 

「レミィが手を出すまでもない、俺がここで仕留めるよ」

「狼が喋った!?」

「残念狼ではないぞ」

 

姿を変え元の人間の姿へ戻る新、霊夢は驚いていたがすぐに悟った。

「(もしかしてこいつが咲夜の言っていたあの方、確かに面と向き合った瞬間の威圧感が半端じゃないわね)」

「博麗の巫女ってのは随分子供っぽいんだな。てっきりもう少し年のいった姉ちゃんかと思ったけどな」

「失礼なやつね、すぐに二人とも倒すわ!」

「やれるもんならやってみな、能力のわからない相手にどう対応するのか楽しみだ」

 

 

博麗霊夢対新藤新、今戦いの火蓋は切って落とされた!




なんかぎゅうぎゅうに詰めたような感じですいません。
これが自分の限界なのです。
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