とりあえず今回は会話がほとんどになります。あと前書きはもうあまり書くことないので本編へどうぞ。
十六話
博麗霊夢、彼女は幻想郷にとってとても大切な存在、幻想郷の均衡を保つための重要な人物だが‥‥‥‥彼女は死んだ。
紅魔館の新藤新に敗れ、止めを刺された。
そんな彼女の魂はとある空間に留まっていた。
(ん‥‥ここは‥‥どこ?)
「意識が戻ってきたようだな博麗霊夢」
(あなたは?それに私は‥‥)
「私は幻想郷、そして博麗霊夢、汝は死んだ。レミリア・スカーレットの起こした異変を解決しに向かった紅魔館でな」
(あぁ、そういえば新ってやつに負けたんだったわね‥‥‥‥)
「その通り、だがまだ汝が死ぬのにはまだ早すぎる、ここで死ぬ定めではないのだ」
(とは言っても、体が無いじゃない、第一生き返っても新に勝てる見込みもないわよ?)
「確かにあの者の力は幻想郷の中でも群を抜いている。しかもあの者、一度転生をしているんだ」
(転生を‥‥それはあなたがしたの?)
「私ではない、彼の魂は神の元へ召還されたのだ。もちろん強力な力を託して転生させている」
(そうなんだ、どおりで見た事ない能力だと思ったわ)
「だが彼に勝つ希望があるのは博麗霊夢、汝しかいないんだ。だから私がもう一度君にこの世界の均衡を保つ希望を託す、受けてくれるか?」
(そうね、魔理沙や紫、みんなにまた会いたいし、博麗の巫女が異変解決出来なかったなんて言ったらお母さんやその前の先代博麗の巫女に対して顔が立たないものね。いいわ、受ける!)
「汝ならそう言うと思っていたよ、魂は元の体へ戻してあげる。その代わり‥‥殺し合い以外の方法で決着をつけるやり方を考えて貰えるともっといい幻想郷になると思うんだ。頼んだよ」
幻想郷の言葉はそこで切れて霊夢の意識は再び闇に戻った。
彼女が博麗神社で目を覚ました時側に居たのは妖怪の賢者、八雲紫だった。
「紫‥‥」
「霊夢‥‥目が覚めたのね、良かった‥‥‥‥」
紫の目には涙が溜まっていた。霊夢はそれを見て意識を変えると心に誓った。
「紫、ごめんなさい、私‥‥」
「いいのよ、あなたが目を覚ましたのだから」
「幻想郷はどうなってるの?」
「今はずっと紅い霧に包まれてる‥‥‥‥異変からもう半年経ったけど未だにレミリアの支配下になってるわ」
「まともにやるんじゃ勝ち目はないわ、それに幻想郷はこう言ってた。『殺し合い以外の方法で決着をつけるやり方を考えて』ってね」
「なるほどね、それならこれなんてどう?」
紫は霊夢に向かって妖力の弾を飛ばす。
「ちょっと紫!?」
パン!!
霊夢に当たったその弾は破裂音を出して消えた。
「あれ?痛くない‥‥」
「ふふふ、ものは使いよう、力の使い方を変えればこうやることも出来るわよ?」
紫は空に向かって妖力を放つと綺麗な花火に変わって咲いた。
「綺麗‥‥」
「どう?相手の気持ちを掴む戦い、名ずけるなら、スペルカードルールってところかしら」
「それ、いいわね。紫早速やるわよ!あ、でも魔理沙にも教えてあげないといけないわね、流石にまだ一人じゃ紅魔館の奴らに勝てる気がしないから」
「そう言うとおもって連れてきてるわよ」
すると紫の後ろから魔理沙が現れる。
「魔理沙!!」
「まさかまた霊夢に会えるなんて夢にも思わなかったぜ、おかえり霊夢!!」
こうして絶望の淵にいた魔理沙も元気を取り戻し、再び紅魔館組とのリベンジマッチに向けて三人で特訓を始めるのだった。
場所は変わり紅魔館では‥‥‥‥
「ねぇ、新‥‥最近ずっとこんなことしてるよね」
「そうか?」
レミリアと新は二人で同じベッドに入っていた。
最近の二人は常に一緒に居て楽しい日々を過ごしていた。
余談ではあるが計画が成功してすぐに新はフランと会話を交わしていた。
まぁそのお話はまた次の機会に‥‥
ちょっと今回少ないですがまぁこれから少しずつ増やしていければと思っています!