それでは本編どうぞ。
異変の達成から二日後‥‥‥‥
紅魔館内は歓喜に湧いていた。
「やりましたねお嬢様!!」
「なんであなたが一番喜んでるのよ美鈴!」
「まぁいいじゃない咲夜、計画は成功したんだし、とは言っても一番頑張ったのは新だけど」
「確かにパチェの言う通りね、新がいなかったら完璧に負けてたわね」
「いやいや、俺はただ純粋に戦いを楽しんでただけなんだけどね、少しだけレミィと霊夢の戦いを見てたけどちょっと押されてたよな」
「そういうことは言わなくていいのよ!もう、新のいじわる‥‥」
「ははは、ごめんごめん、さ、とりあえず勝利を祝って乾杯だ!!」
「「「乾杯ーー!!!!」」」
テーブルに並べられた料理を食べながらみんな計画の時の各々の戦いの話を始める。
「みんな計画の時ってどんな戦いしてたの?」
まずは美鈴が答える。
「私は途中まで良かったんですけど最後に紙一重で勝ったと思っていたのがまさかのダミーの方で油断していたところを完全にいひょうをつかれて負けました」
「なるほどね、で、咲夜さんは?」
「私は案外あっさり負けてしまいました‥‥時を止めても避けられてしまい最終的には相手の罠にも気付かず博麗の巫女の思惑通りの展開に持っていかれましたね‥‥」
「そうか、まぁあれだけの力を持っていればそれくらい容易いものか。パチュリーは?」
「私は、魔理沙に負けたわ。しかも閃光玉まで隠し持ってたとは思わなかったもの。完全に不意をつかれたからね。最終的に新が魔理沙を倒したからおかげで魔道書は持っていかれなかったから助かったけどね」
「なんかやけに沢山荷物持ってると思ったんだよ。それがパチュリーの魔道書はだったから正直焦ったね」
美鈴、咲夜、パチュリーの話が終わり新とレミリアの話に移る。
「お嬢様達の戦いはどうだったんですか?」
レミリアがそれを答える。
「そうね、とりあえずすごい戦いになってたわね。ほぼ同タイミングで私と博麗の巫女、新と霧雨魔理沙の戦いは始まったはずなんだけど新の方が圧倒的に早く決着ついてね私と博麗の巫女との戦いを見物してたわ」
「新、あなたいったい転生してから何があったの?」
新はパチュリーの質問に対してシンプルな答えを出した。
「簡単だよ、人を捨てた。それだけ」
「てことはあなたもう人間ではないのね」
「まぁね、能力もあるけどまだレミィにしか見せてないからせっかくの機会だ。みんなに見せてあげるよ」
そう言って新は立ち上がりある所を見つめる。
するとみんながそれに釣られて新の視線の先を見た瞬間に新は龍の姿に変わる。
みんなが何も無いじゃないかと振り返った瞬間凍りついた。
「やっぱりそういう反応するよね」
「当たり前でしょ、見たことない能力って言うより初めて見る龍の姿なんだから」
「それがあなたの能力なの?」
「龍になるのが能力ではないんだ。形状変化を操る程度の能力さ。この能力で物質や俺自身の形や性質を変化させることが出来るんだ」
「なんというか、えげつない能力持ってるわね」
パチュリーは苦笑いしていた。ほかのみんなはとにかく驚くばかりでそれ以外の反応がなかった。
なんだかんだ話をして食事が終わったので各自部屋に戻っていった。
しかし新だけは自分の部屋に戻らずとある別の部屋に来ていた。その部屋があるのは地下、かつて新を殺めたフランがいる部屋だ。
「フランの部屋に入るのは初めてか、あれから十年余り経つが、まぁ相変わらず容姿や精神状態は変わってないんだろうな」
そう言って新は部屋に入って行く。
中はほかの部屋のように紅一点、という訳でもなくなんかピンク色がよく目立つ部屋だった。
フランはちょうどベッドでかわいい寝息をたてて眠っている。
「十年前の殺される時の殺意ある顔とは全然違うかわいらしい顔をしてる。にしてもずっと地下に居たんじゃいつまで経っても精神は子供のままだよな。せっかく計画成功させたんだし、フランの精神状態を安定させるようにしよう」
新がフランを撫でながらボソボソ独り言を言っているとフランがゆっくりと目を覚ます。
「んっ‥‥‥‥私のこと撫でてくれてるのは、誰?」
「あ、起こしちゃったみたいだ、ごめんよフラン」
「うにゅ〜」
フランはまだボーッとしている。しばらくボーッとしていたが目を擦って欠伸をしたらようやく意識がはっきりとしてきたようだ。
「フラン、俺のこと覚えてるか?」
いきなり唐突な質問をフランにすると新の方を見つめ一瞬はてなが頭に浮かぶがすぐにそれは消えた。
「‥‥!?も、もしかして‥‥新!?」
「なんだ覚えててくれたんだ」
「なんでここにいるの!?だってわ、私が‥‥あなたを‥‥‥‥」
「そう、俺はフランに殺された。十年も前の話だけどね。でも俺は転生したんだ」
「そ、そうなんだ‥‥‥‥実はフランね、あなたを殺めた後お姉様にあなたの事で色々怒られたり教えてもらったりしたの。その時お姉様がどれだけあなたに対して心を許していたかを知ったの」
「そうか」
「それで私それから今までずっとどうしたらお姉様がまた笑ってくれるんだろうって考えてたんだけど、どうしても思い付かなかった‥‥‥‥だから今もずっとお姉様とお話もしてないんだ‥‥」
「でももうレミィは怒ってなんかないよ。だって知らなかっただろうけど二日前にレミィの計画が成功したんだ。その計画は妹であるフランのための計画なんだけどね」
「お姉様が私のために?」
「そう、それでこれからそのまだ幼い精神状態を少しずつ大人に成長させるために俺がここに来たんだ」
するとフランは泣きながら新に抱きついた。
「うぇぇぇん!!ごめんなさい!!!ずっと後悔してたの!!あなたを殺めてしまったことを、グスッ、グスッ‥‥ずっと謝りたかった!!本当にごめんなさい!!!」
フランは必死に謝っていた。そして彼女がこの十年の間に考えが変わっていた事に新は驚いていた。
「フラン、いいか?決してフランが悪いんじゃない、たまたま俺が弱くて遊び相手にもなれなかったからあの結果になっただけだ。それに俺はまたここにいる。殺されたからってずっと怒ってるほど俺もバカじゃない、もう起きてしまったことは取り返しがつかないがこれから同じ過ちをしなければいいだけの話さ。だからさ、ほらもう泣かないで」
「う、うん‥‥」
「もう、落ち込んでないで、ほら行くよ」
新はフランをお姫様抱っこしてフランの部屋を出る。
勿論だがフランはそれはもう恥ずかしすぎて顔を真っ赤にして顔を手で覆ってる。
それを陰で見守る影が二つ、レミリアとパチュリーだった。
「なんだ、やっぱり新があっさり問題解決したわね」
「パチェの予想通りね。つくづく新には助けられてる。フランも内面が随分成長したわ、これからの運命はあの子が自分で決めて行くことになる。その時はまたあなたの力が必要になりそうだから頼むわね、新、ふふふ♡」
「レミィ、期待するのはいいけど新を想像して顔真っ赤にするのはやめなさいよ」
「ちょっ!!////」
その後しばらくパチュリーに弄られ顔を真っ赤にしてカリスマガードしていたのは言うまでもない。
最後ちょっと変ですけどそこは自分の書く力が無かったからなのでご容赦ください
後、もう少しでオリキャラ2が登場するかもしれませんがそれはまた別の機会に‥‥
それでは次の投稿をお楽しみにどうぞ!