前回第四章突入とか言っておいて番外編先に書いちゃいました
なので第四章突入はもう少しお待ちください
ティナ・スカーレット‥‥彼女はかの有名なスカーレット家の長女レミリア・スカーレットとレミリアに命を助けてもらった新藤新の間に産まれた女の子である。
そしてこれから始まる話はティナの成長日記の1ページのお話である。
「フランお姉ちゃん待って〜」
「ふふふ、早くおいでー」
フランを追いかけている少女ティナ、今はまだ子供で、歳は8歳、でも成長は早くてもうレミリアよりも身長が高くなってる。
「やっとフランお姉ちゃんに追いついた〜」
「ふふふ、やっぱりティナはかわいいわね」
フランはティナの頭を撫でながら言う。
ティナはフランに撫でてもらってご機嫌だ。
「二人とも遊ぶのもいいが少しは静かに遊びな」
ティナとフランが振り返ると新が腕を組みながらふたりを見ていた。
「パパだー!」
「お兄様見てたんだ」
因みにティナが産まれてからフランは新のことをお兄様と呼ぶようになった。何でも結婚したから新はフランのお兄さんになるってパチュリーに言われたのがきっかけらしい。
「そりゃ部屋の前を騒ぎながら通ればふたりが危ない遊びしてないか見ないといけないだろう」
「お兄様は過保護だよ〜」
「パパ、かほごってなぁに?」
「過保護っていうのは親が子供のことを気にしすぎて何でも手を貸しちゃうことを言うんだよ、まぁ俺はそんなに過保護と言われるようなことはしてないけどな、それに、ティナは悪いことをしないってわかってるから俺は何も言わないだけだ」
「お兄様、それって私が逆に悪いことをしそうって言ってるように聞こえるんだけど‥‥」
フランはジト目で新を見るが新は気にせず話を続ける。
「そんなことはない、だってフランに教育をしたのはおれだぞ?俺の教えたことを守ってあとは自分で考えて過ごせば問題ないんだし」
「お兄様の言う通りだね」
「ただ、もしティナが進む道を誤りそうになったらその時は面倒見てくれてるフランに直してもらうよ」
「大丈夫だよお兄様!ティナはいい子だからそう簡単に変なことをそそのかされても道を誤ることはないはずよ」
「それを聞けて安心した。それじゃ怪我や迷惑のないように遊んでな」
新はふたりを撫でて部屋へ戻っていった。
新と別れたふたりは手を繋ぎ仲良くレミリアの所へ向かう。
「お姉様〜」
「ママ〜」
2人でレミリアの名前を呼ぶとテラスからレミリアの声が聞こえる。
「あら、フランにティナね。テラスにいるからこっちおいで」
ふたりがテラスに行くとパラソルの下で咲夜とパチュリーとレミリアの三人が優雅に紅茶を楽しんでいた。
「パチェと咲夜もいたんだ」
「パチュリーお姉ちゃん、何読んでるの?」
フランとティナも椅子に座り話の和に入る。
ティナはパチュリーが読んでいる本に興味を持っていてパチュリーの横に椅子を持っていきのぞき込むようにしてみている。
「この本は魔道書よ。まだあなたが読むには早いかもしれないわ、ティナ」
「パチュリーの図書館には私の読める本ってあるの?」
パチュリーはしばらく考えてこういった。
「そうね、数冊ならあるはずよ。探してあげるから後で図書館へいらっしゃい」
「うん!!」
そう言ってティナは咲夜が持ってきたオレンジジュースをゆっくり飲んだ。
時は流れ、時計を見ればもう夕方の五時を示していた。
「こんな時間になりましたか、それでは私は夕食の準備に移りますね」
「わかったわ咲夜」
そう言って咲夜は能力を使って夕食の準備に向かった。
一方レミリアは少し休むと言って自室に戻りパチュリーとティナは図書館へ移動した。フランは新の所へ遊びに行った。
「えっと、何処だったかしら」
パチュリーは小悪魔と一緒にティナの読める本を探して図書館内を移動している。
ティナの方はソファに座ってパチュリーが戻ってくるのを待っている。
「それにしてもパパもママもすごいなぁ。能力持ってるなんて、私は無いのかなぁ」
「それは無いと思うわ」
ティナの独り言に反応したのはパチュリーだった。そして彼女の手には二冊の本が収まっている。
「パチュリーお姉ちゃん、なんでわかるの?」
少し笑顔でパチュリーは答えた。
「それはね、レミィも新も能力を持ってるからよ、能力ってのは遺伝するらしいの。だからあなたにも必ず能力はあるわ」
「いったいどんな能力なんだろう。早く知りたいな〜」
「そのうちわかるわよ、それより、あったわよ。ティナの読めそうな本が」
そう言ってパチュリーは持っていた二冊の本を渡す。
その本には名前があり一冊目は『ヘンゼルとグレーテル』と書いてあり、もう一冊には『シンデレラ』と書いてある。
「パチュリーお姉ちゃんありがとう!」
そう言ってティナは本を抱きしめてトコトコと図書館を出ていった。
「流石レミィと新の子ね。顔の整ったかわいい女の子だからああいう仕草がたまらなくかわいいわ」
パチュリーはティナの後ろ姿をみてポロッと口に出した。
パチュリーの本を持って部屋に戻ったティナは早速借りてきた本を読み始める。
だがしばらく読んでいるうちにウトウトしてそのうち眠ってしまった。
彼女が次に目を覚ましたのはちょうど夕食の時間。咲夜が声をかけに部屋に来て咲夜と一緒に広間へ向かった。
「ティナ、早くこっちおいで」
レミリアがティナを呼びティナはレミリアの横の席に座る。レミリアと反対の席には父親の新が座っている。
「さて、みんな揃ったから夕食にしよう」
新の一言で夕食がスタートする。
みんな雑談をしながら楽しそうに食事を進める。
内容は様々で美鈴の門番中の出来事やパチュリーの魔法研究、咲夜の仕事の悩み相談、新の新しく見つけた能力の応用などいろんな話で盛り上がった。
特に盛り上がったのはフランとティナの遊んでる時の話だった。
「ティナって顔はレミィ似だけど性格は新に似てるわよね」
「それフランも思った!遊んでる時になんというか常に冷静っていうか、楽しんでるのに何故か落ち着いてるんだよね」
「ふふふ、冷静なのは新譲りってことね」
「そうみたいですね。今後さらに凄みを増す予感がしますね」
そう言ってみんなティナの今後の成長に大いに期待していた。
食事も終わりティナは部屋に戻り寝るための準備をする。
お風呂に入り、寝間着に着替え、髪を乾かしてベッドに入る。
そしてゆっくり今日の出来事を思い返しながら意識を手放すのだった。
はい!というわけでオリキャラのティナちゃんですが今回はティナちゃんの日記の一ページとして番外編出しました!
えっとこの話の途中で少しだけティナちゃんの特徴が出てきましたが詳しい説明をここに書きましょう!因みに能力はまだ考え中です。もし読んでいてこんな能力だったらいいんじゃない?とか能力に関して意見などありましたらぜひお願いします!それでは説明に入ります!
ティナ・スカーレット
番外編では8歳、本編ではまだ0歳です。
見た目はレミリアに似ている。髪の色は根元が水色で毛先になっていくに連れて黒くなっている。身長はレミリアより少し高い。
性格は新に似て冷静、だけど無邪気なところはレミリア似である。
とまぁこんな感じですね。
えっとこれ以上ダラダラ書いても読者様は飽きると思うのであとがき終了!!
次話をお楽しみに!!