二度の人生を歩む人間   作:ターメリック

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更新遅くてすいません
今人生の分かれ道の前に立ちものすごく切羽詰ってまして
でもそんな中なんとか更新しました
楽しく読んでもらえればそれでいいです!
それではどうぞ


二十二話

さて、やるとはいったものの、俺って殺す以外の戦いなんて出来るんかなぁ。

 

 

新は自問自答すると答えはノー、しかし新は何となくいけそうだと思っていた。

その根拠はズバリ!直感である。

 

 

「で、弾幕ごっこはいいが勝敗はどうなったら決まるんだ?どっちかが参ったって言うまでやるんか?」

 

 

「いえ、今回の勝敗は先に三回攻撃を受けたら負けよ、場所は紫に用意してもらったわ」

 

 

霊夢が新の質問の説明をすると霊夢の横の空間が割れて中から紫が現れた。

 

新はすぐに紫の戦闘力を感じ取り身構える。

 

 

こいつ、いったい何者だ?妖怪は妖怪だがそんじょそこらの雑魚がいくら束になったって敵う相手じゃねぇな。紅魔館組で勝てる見込みがあるとしたら‥‥レミィかフランか俺ってところか。ただ、レミィとフランは戦わせるわけにはいかねぇし。ちっ、厄介なのが来たなおい。

 

 

新の心境は少々荒れていた。

そんな状況の新の手をレミリアが握った。

 

 

「レミィ‥‥」

 

「大丈夫、例えあの紫って言う妖怪が相手になってもあなたなら勝てるはずよ」

 

 

紫がそれを聞いて口元を扇子で隠しながら喋る。

 

 

「ふふふ安心して、私は戦う場所を提供するだけであなた達とは戦わないわよ」

 

「ええ、やるのは私と魔理沙だけよ。とは言っても仮の話だけど二対二の状況になった所でお互い一人ずつ残った場合二連戦で余計な労力を使うわけだから互いに代表一人を出して決着をつけるってのはどうかしら?」

 

 

霊夢が提案を出してきた。話を聞いた新達紅魔館組は少し相談をする事にした。

 

 

「ちょっと時間をくれ、みんなの意見を聞きたいんだ」

 

「えぇ、いいわよ。先に言っておくけどこっちは私で行くから」

 

 

魔理沙もそれに賛同して頷く。

 

 

「助かるよ」

 

 

こうして新達は相談を始める。

 

 

「さて、どうする?まずこの話に乗るか?」

 

「そうね、悪くはないと思うわよ?」

 

「私は異論はありません。前に一度負けてますから」

 

「私も咲夜と同意見よ。正直魔理沙に負けたのに博麗の巫女にかなうわけないわ」

 

「フランはやめておく。いずれまたあのふたりとは遊べそうだからね」

 

「という事はもう新に決まりかしらね」

 

 

みんなの意見を聞きレミリアがまとめる。みんなは頷き、新を見る。

 

 

「わかった。みんなの気持ち受け取った。じゃあ今度こそ完璧にケリをつけよう!」

 

 

話はまとまり霊夢達の方へ向くと霊夢が一歩前に出ていた。どうやら準備万端の様子だった。

 

 

「こっちからは俺が出る。その代わり妖力の弾は作れないから物理攻撃になるがそれでもいいのか?」

 

「遠距離戦は苦手なのね。まぁそれでも問題はないわ。それじゃ始めましょ。本当の最終決戦を」

 

 

霊夢がそう言った瞬間紫がドーム状の戦いの空間を展開する。中には既に新と霊夢の2人が立っている。一方の紅魔館組と魔理沙は外から見える中の二人を見つめていた。

 

 

「いい、この空間ではどんな攻撃も身体に傷をつけることは無いわ。そして今回の戦いは三回被弾したら負け、その時点でこのドームは消える。つまりこのドームが消えるまで互いに戦い抜きなさい」

 

 

紫が最終説明をしたのを合図に互いに臨戦態勢へ。

そして遂に戦いの火蓋は切って落とされた。

 

 

まず先に動いたのは霊夢。霊力のこもった弾幕を放つ。

なかなかの密度だが新はそれをやすやすと避けていく。

 

 

「あら、攻撃してこないのかしら?」

 

「ふん、生意気言ってると痛い目見るぜ?」

 

 

霊夢が攻撃して、新がそれを避ける。一方的と見れるその戦いを外で見ている者たちは‥‥

 

 

 

「新の方はなかなか軽い身のこなしね。博麗の巫女も前より攻撃の精度や威力は上がってる。まず霊力が比べものにならないほど増えてるわ」

 

「でも、お兄様はまだ本調子には程遠いね」

 

「それもそうですよ。だってティナちゃんが産まれてからというもののティナちゃんの面倒やら子育てに没頭してましたからね」

 

「そうだったわね」

 

 

紅魔館組は新がまだ本調子で無いことにすぐに気づく。だがそれは紫と魔理沙も分かっていた。

 

 

「なかなかやるな。成長した霊夢の攻撃をものともしないとは」

 

「彼、新君だっけ?まだ本気出してないわよ。それよりまず身体が訛ってるんじゃ無いかしら?」

 

「確かにあいつの妖力、前よりも弱く感じるんだよな。てことはそういう事なんだろうな」

 

 

紫は新の動きを見て、魔理沙は妖力を感じ取って新が本調子で無いことを確信した。だがそれと同時に本調子になった時の事を少し不安に思っていた。

 

 

 

場所は戦いの最中の二人の場へ。

 

 

 

二人の戦いは長くなるにつれ更に拮抗して行った。

それはどんなに密度の濃い弾幕を霊夢が放ってもまだポケットに手を入れたままですんなり避ける新の姿を見ればすぐにわかった。

 

 

「くっ、なかなかやるわね、成長したのは私だけでは無かったってことかしら?」

 

「いや、ただ身体訛ってるだけだよ」

 

 

新の一言で霊夢の思考が一瞬止まった。そして新はその一瞬を見逃すことは無かった。

 

 

「もーらいっと」

 

 

一瞬油断した霊夢を蹴り飛ばし新が先制を取った。

 

 

「しまった!」

 

「たった一瞬の思考停止、大きなミスだったな」

 

「まだよ!勝負はこれから!!」

 

 

霊夢は再び構えて攻撃の準備をする。

新の方は未だポケットから手を出さずに仁王立ちをしている。

 

 

戦いは長くなりそうだ。




いやぁなかなか戦闘シーンというものは難しいものですね
わかりやすく書くコツとかあるんですかね、分からないです
とりあえず今回は終わり、また次回をお楽しみに
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