偽書魔法少女アヤメ☆マギカ PSEUDEPIGRAPH PUELLA MAGI AYAME MGICA 作:ジャックノルテ
後書きとキャラクター紹介と各話解説(朱奈の章)
この作品、偽書 魔法少女 あやめ☆マギカは《魔法少女まどか☆マギカ》の偽書と言う事を念頭に置いて書きました。
偽書と言うのは偽りの書と言う意味でありキリスト教の聖書においては確実にあったとされる事を正典とし記録者が分からない書や異端視された書を偽典や偽書としていたとされています。
だからこそMagicaQuartetの公認から外れた二次創作である、この作品のタイトルには偽書と始めに付けました。
タイトルも当初は、《魔法少女あやめ☆マギカ》でしたが外伝である《おりこ☆マギカ》や《かずみ☆マギカ》《すずね☆マギカ》《たると☆マギカ》との差別化と言う意味でもピッタリだと考えました。
この作品を閃いたきっかけは《まどか☆マギカ》本編、第三話におけるマミさんの台詞がヒントになりました。
素敵な彼氏と言う台詞が印象に残っていたのです。
それと《まどか☆マギカ》本編を全話鑑賞後、外伝も読んでみましたが《魔法少女》の中には1人もインキュベーターの目的を知りながらも加担すると言う人物が1人も出なかった事もヒントになりました。
そこで想像したのがインキュベーターの目的を知りながらも加担する《異端の魔法少女》のストーリー。
その異端の魔法少女は自らの愛する人生の伴侶を奇跡によって生み出してしまう悲劇の物語。
当初、朱奈は少年の予定でしたが話を組み立てる上で少年では違和感が出て来たので当初は少年に見えたが実は少女だったとしました。
またプロット段階では暁美ほむらが過去に朱奈と会った時間軸では朱奈は巴マミと共に鹿目まどかと出会ってしまい鹿目まどかが朱奈を救う為に契約すると言う流れもあったのですが、それでは暁美ほむらが朱奈を救わなくなると言う点に気が付いてそのプロットは破棄しました。
また朱奈の章の時間軸は《魔法少女まどか☆マギカ》テレビシリーズ第一話の直前の時間軸です。
実際、巴マミと暁美ほむらが第一話の時点で険悪な関係にあった理由も作品作りのヒントになりました。
なお筒地綾女の本名は××××と伏字になっていますが本名の設定はありません。
次に本作品のテーマですがテーマはズバリ
「命を賭けて愛を知る物語」
とでもしておきます。
もっと小分けして言うなら
朱奈の章は大切な記憶を思い出すまでの物語。
綾女の章は愛を得て愛ゆえに別離するまでの物語。
世界再編の章は変わらない心の物語
と言う所でしょうか?
物語の構成が未来に当たる朱奈の章から始まり、本当の始まりである綾女の章へと逆行する構成も最初から決めていました。
恐らく時系列に沿って書いてもつまらないと思ったので。
ただし《世界再編の章》は現在進行形の未来ですが・・・。
では人物紹介を始めたいと思います。
ネタバレが含まれているかも知れないので本編を読んでから読む事を再度、お勧めします。
今回の作品においてはキャラクターを製作する時に注意したのは、それぞれのキャラクターが使う一人称をそれぞれ違った物を使わせる事を意識しました。
そうする事によって文章に置いてもある程度、キャラクターの書き分けが出来るのではないか?と言うアイディアがあり作中において実験してみたとも言えます。
キャラクター解説
筒地綾女(つつじあやめ)
なお本名は不明。
一人称は私だが本編キャラや外伝キャラと被るが実際には殆ど一対一でしか遭遇しない為に問題無し。
これには完全に作者の力量不足が原因と思われる。
年齢=契約時は15・6歳前後
最終的な年齢は18・19歳前後。
容姿は年齢よりも年上に見えるイメージ。
正確な誕生日が不明な為に年齢もズレが存在する可能性があり。
名前の由来はツツジの花とアヤメの花。
キャラクターの名前は花とイメージする花言葉で選んでいます。
(ただし朱奈だけは例外で使っていない)
ツツジ=愛の喜び、初恋、情熱
アヤメ=あなたを大切にします、良き便り、私は燃えている
特徴的なのは背の高さ。
マギカシリーズに登場する全ての《魔法少女》の中でトップクラスに入る背の高さを誇っている。
大体、180cm前後の身長イメージ。
ただしそれでも家族の中では一番背が低かった。
胸に関しては仁美ちゃんやさやか位はあるイメージ。
決して巨乳キャラでは無い。
性格的には物事を達観して見る癖が存在している。
朱奈に対する態度とキュウたんに対する態度。
他者に対する冷めた態度。
以上の事から二面性が強いキャラクターとも言える。
色々と試作交互するのが割と好き。
利き腕は左利き。
当初は左利きの《魔法少女》はいないと思っていたら、執筆中にすずね☆マギカのツバキがそうだった事が判明してしまいました。
キュウべえの事をキュウたんと言う愛称で呼んでいる。
服装に関してはラフな服装を好む。
普段はTシャツにジーンズにスニーカー。
寒い時はカーディガンを羽織る。
冬場は更に黒いロングコートを着用。
18歳前後の時期にはビジネススーツも着る時がある。
ビジネススーツは暗殺者として動く時に着用?
スーツを着ていると就職活動をしている学生に見える為、深夜に街で見咎められる事は無い為。
なお朱奈とは作中以上の関係は結んでいない。
キャラクターとしてのテーマは《愛を求める二重者》。
人格においては朱奈への態度とキュウべえへの態度等、二重性の強い一面を見せている。
朱奈(しゅな)
一人称はわたし。
年齢=誕生時は10歳前後。
最終回の時点で13歳、前後に成長している。
年齢が13歳なのでまどか達の1つ下になる。
ただし朱奈は精神的には幼いのと容姿が《かわいい系》である為に実年齢よりも3歳程、小さく見られてしまう。
誕生日は三月の下旬から四月の上旬の間と思われる。
当初、仮の名前がシャラだったが多少、少女らしく噛み砕き朱奈に。
自分の作るキャラクターで唯一、花の名前を使わない。
髪の毛は赤みがかった茶色。
《右目の呪い》によって《魔女》や《使い魔》を引き寄せてしまう。
奇跡によって誕生した為に10歳前後の知識や意志を持ってはいるが精神的には普通の人間が10年かけて培う社会性や人間性、常識に欠けている部分があり綾女の教育で一部は改善されているが、人の言う事を信じ易い素直過ぎる部分は未だ改善されていない。
少し甘えん坊な部分が存在している。
テレビや本から影響を受けやすい性格。
なお朱奈には、異性愛、同性愛や百合と言った知識が存在していない。
その為、綾女を好きと言う感情があるのだがそれがまだどう言う好きなのか本人も分かっていない部分がある。
綾女との関係は限りなく百合に近い姉と妹と言うのが正しい。
身長のイメージはまどかのあご位で。
なぎさよりは少しだけ大きいイメージ。
甘いお菓子が大好きですっぱい物が少し苦手。
キャラクターとしてのテーマは《孤独に生きられない少女》。
さっちゃん
一人称はウチ。
紫色の髪をショートカットにしている。
年齢は朱奈と同い年の中学一年生の少女。
その呼び名から《さ》が頭文字の名前だと思われるが本名は不明。
ボーイッシュな少女で朱奈より少しだけ身長が高い。
何故、《魔法少女》の知識を持っているのか?等の謎はいずれ明らかになります。
なお喋っている関西弁の様な言葉は適当なモノで本物とはかなり違うと思います。
これには理由があり舞台俳優をしている両親が行っていたセリフの朗読がインチキ関西弁でありさっちゃんはそれを気に入って使い続けていると言う設定です。
キャラクターとしてのテーマは内緒。
伊良草優里(いらくさゆり)
一人称はアタクシ。
登場時点では中学2年生。
作中で指摘された要に苗字と名前が別に存在していたらしい。
苗字は母方か父方のどちらか。
名前は改名したらしい。
髪形はパーマを掛けた山吹色の髪。
昔は素直だったが《魔法少女》として契約して以降は酷く傲慢な性格に変貌している。
名前の由来はイラクサと黒百合から。
イラクサの花言葉は悪意、中傷、根拠のない噂、意地悪、悪口、残酷。
黒百合は呪いと愛。
名前が優里で黒が抜けているのは作中で綾女が衣装を黒く染めて
「あなたには黒百合がお似合いよ」
と言う台詞から逆算して考えたキャラクター。
武器であるカスターネは怪物を模した柄を持つ剣。
幼い頃に美術館で見たこの剣が印象に残っており《魔法少女時》の武器となっている。
キャラクターとしてのテーマは《傲慢に落ちた優等生》。
瑞光璃阿(ずいこうりあ)
一人称は璃阿と自分の名前を告げる。
妹の名前は利奈
後述する花の名前を二分割して姉妹の名前とした。
なお妹の名前が新訳おりこ☆マギカに登場する人見リナと被ったのに気が付いたのは書き終えてからでした。
白く所々にオレンジ色のラインが入った髪型をしている。
名前の由来はズイコウとリナリアの花。
ズイコウの花言葉は栄光、不滅
リナリアの花言葉は乱れる恋心、私の恋を知ってください、幻想
《魔法少女隊、グロリオーサ》はその名前の通りグロリオーサの花から取りました。
花言葉は栄光。
実際の所、《魔法少女隊、グロリオーサ》は統率能力がある瑞光理亜が存在して初めて大きな能力を発揮する集団。
数の暴力等を持ってこれまで多数の《魔女》を倒して来た。
なお強さに関して言うなら《プレイアデス星団等》のチームを大きく上回る数の力を持っている。
ただし作中示された様に瑞光理亜が倒されれば、烏合の衆と化す弱点を持っている。
キャラクターとしてのテーマは《間違いに気付かない聖職者》。
日向楓(HINATA KAEDE)
一人称はあてし。
彼女は魔法少女かずみ☆マギカに1コマだけ登場したレイトウコに閉じ込められた《魔法少女》。
その苗字からすずね☆マギカに登場する日向茉莉(マツリ)とカガリの姉妹と関係があると二次創作して登場させました。
実際の関係性は不明。
作中ではもしかしたら従姉かも知れないと言う描写に止めています。
なお理由は不明だが、カガリは楓を嫌っていたらしい。
イメージカラーはオレンジ。
理由はマツリが緑、カガリが紫と中間色がイメージカラーなのにならってオレンジに。
遠隔操作するブーメランと炎の魔法の使い手。
なお《魔法少女》の真実に気が付いておらず「行け!悪の組織ダークドリーム」に登場するイメージでパリキュアの様に正義の味方としての勘違いしたイメージで自らを
《サンシャイン》と名乗っている。
雲土ぴあ(うんどぴあ)
一人称はワタシ。
彼女はディヴァインゲートと言うソーシャルゲームとまどか☆マギカのコラボで生まれたキャラクター。
背景設定などはネットで読みましたが殆ど反映させる事無くかずみ☆マギカ3巻において背景に描かれた美樹さやかと思しき《魔法少女》が《人魚の魔女》に変貌するシーンが雲土ぴあだと仮定しました。
容姿がさやかに似ているので。
ちょっとキャラクターの使い方としては使い捨ての様な形になったのは残念です。
なお彼女がさやかと同じ《人魚の魔女》に変貌したのは美樹さやかと同じ絶望を感じていたからかも知れません。
コードネームのウインドピアは雲土ぴあの元となったキャラクター、風刑者ウインドピアから。
作中で執筆した能力なんかも創作でありディヴァインゲートでは、どういう能力を持っているのかは分かりません。
ぶっちゃけディヴァインゲートをプレイした事が無いので・・・。
各話解説
朱奈の章
第1話 魔法少女が怖い
冒頭から朱奈は《魔女》の結界に囚われています。
カラフルな闇と形容したり《魔女》に襲われて死んだ人間から財布を盗んだりと、始めに見せたい物をバンバンと出して行きます。
当初、考えていた素案段階では、朱奈が最初に遭遇する《魔法少女》は風見野市の廃教会の跡地で佐倉杏子と遭遇する予定でした。
ただしそれではマミさんと会うまでに長くなると考えて杏子と出会うシーンは削ってマミさんと出会うシーンに丸々差し替えました。
その後、朱奈は小川の近くにある林の中から登校するまどか、さやか、仁美と擦れ違うシーンが存在しますがこのシーンは、ハーメルンへ掲載するに当たって書き足したシーン。
このシーンの狙いは朱奈が友達を欲しがっている事を強調する事です。
話が進めば朱奈が友達を得られない様な状況にあると分かってきます。
当初のバージョンには存在しなかった部分です。
第2話 ぼくはどうすれば・・・
朱奈が1人で作中行っているような逃走生活を遅れているのは朱奈自身が持つ強運な一面が発揮されていると思えます。
朱奈が黒猫と戯れるシーンもハーメルン用に書き足したシーン。
寂しさを強調する狙いがあります。
ここの結界でほむらが登場。
ほむらは既に朱奈の名前も知っている等、過去に行った時間遡行において朱奈と会っている事が既に暗示されています。
ただほむらは朱奈が自分にとって余り好ましくない存在だと思い朱奈に武器を突き付けます。
作中では示しませんでしたがほむらに殺害の意図はありませんでした。
そこへマミさんが登場して朱奈を救います。
ほむらはマミに自己紹介とマミの本名を一方的に告げて去って行きます。
TVシリーズ1話では既に顔見知りの様な雰囲気だったので初対面のシーンは別に存在したのでは?と言う解釈。
なお暫定版では結界内部から倒れるシーンまでは存在せずハーメルンに掲載するに当たって書き足しました。
幕間1 こんな所にもあなたはいたのね
幕間と言う事で主人公である朱奈とは別の視点でも物語を書きました。
これには理由があって当初の構成通りに書くと朱奈が知らない事情もいくつか存在しておりそれらを描写する為には別の人物の視点を描く必要があると考えました。
なおほむらが時間遡行する際に起きる時間のズレが残された魔力によって引き起こされると言う解釈はおりこ☆マギカを読んで思った事です。
実際、おりこ☆マギカにおいてほむらは《ワルプルギスの夜》が出現する前に時間遡行している。
後、ぶっちゃければほむらの魔法が盾にある砂時計が落ち切った時だけ時間遡行出来ると言う設定を知らなかったからです。
あやめ☆マギカ暫定版を執筆した時にほむらリベンジ!の設定を知ってしまい修正を試みましたがどうしても旨く行きませんでした。
まあ偽書らしくて良いよねと自己完結しています。
なおこの話に置いて描かれているほむらが美国織莉子と呉キリカ、千歳ゆまに対して先手を打っていると言う描写はおりこ☆マギカを読んでいてずっと思っていた事です。
おりこ☆マギカの最終決戦においてほむらは3人の本名と情報をある程度、知ってしまっている。
通っている学校も制服から調べる事が出来る。
つまりTVシリーズの時間軸において織莉子とキリカが現れない真の理由は・・・。
どう考えてもほむらが時間遡行をした時に事前に暗殺しているとしか思えないんですよね。
ぶっちゃければあやめ☆マギカの暫定版ではほむらが織莉子を殺害する描写がありましたがハーメルンに掲載したバージョンではカットしています。
これは織莉子が契約をしながらほむらに殺される事を望んだ時間軸における描写を重視したからです。
これはどっかのサイトで見たのですが織莉子が契約をしてもまどか殺害を選べないと言う時間軸があると言う指摘だった。
なおキリカに関しては織莉子と出会わなければ浅古小巻と戦い相打ちになると考えてその様に描写しました。
千歳ゆまに関してほむらは特に思い入れが無い為に契約をしない様に手を打ったに止めさせました。
なおほむらが在日米軍から武器を盗んでいると言うのは小説版での描写から。
ほむらが出会ったとしている《虹色の魔法少女》は偽書シリーズ第二弾への複線です。
これもハーメルンに掲載するに当たって統合性を取る為に書き足しました。
なおほむらが朱奈を嫌っているのは昔の自分を思い出させるからです。
また描写はしませんでしたがほむらには最初から朱奈を自分の手で殺害するつもりはありませんでした。
なお作中での描写通りに朱奈とマミさんは高い確率で出会う事が運命付けられています。
説明が長くなりましたがぶっちゃければ、おりこ☆マギカは、かなり好きなんだけど物語を組み立てた時点でほむらが先手を打たない筈が無いと言う事で殆ど登場させる事が出来ず単にアンチ・ヘイト描写に留まったのは正直、悔しい部分もあります。
織莉子とキリカも出したかったんだけどな・・・。
幕間2 どうして私から逃げようとしたの?
ここでマミさんが登場します。
マミさんは当初、服装から朱奈を少年と判断していました。
優しく語り掛ける様子なんかはTVシリーズを参考にしています。
なおマミさんが熱を出している朱奈を保護して服を着替えさせるシーンは当初から描写するつもりがありませんでした。
そんなの書いたらR‐18になっちゃうから。
マミさんの葛藤に関しては想像にお任せします。
第3話 とても辛い事を経験していたのね・・・
朱奈はマミさんに保護されて看病されていました。
はい。ここで朱奈が女の子だと発覚する訳ですが・・・。
当初の想定では朱奈は少年でした。
でも何だか分かんない内に少女に変わっちゃったんですよ。
まあ問題無いからそのままにしましたけど。
ただその名残か当初は少年の様に見えて実は《ぼく少女》だったと言うのが発覚すると言うオチにしました。
ただし後述する様に朱奈は好きでぼくと称している訳では無いんですが・・・。
この話で朱奈の持つ《呪いの右目》と《魔女》や《使い魔》、《魔法少女》に関する知識を持っている事が明かされます。
またこの話で朱奈が記憶を失って彷徨っている間に《3人の魔法少女》に保護されて虐待されていたと言う描写が入っていますが暫定版では描写を避けていました。
ただし後述する話に置いて書いてはいますがそれでも一部の描写に止めています。
幕間3 それこそ奇跡しか無いんじゃないかな
ここでキュウべえが登場。
マミさんは念の為にキュウべえからも朱奈に関する話を聞いてみます。
ここでキュウべえの口から朱奈には契約を行う事が出来ないと発覚します。
更に朱奈から《呪いの右目》を排除する方法をキュウべえから提示されますがマミさんにはそれを行う事が出来ませんでした。
穿った見方かも知れませんがマミさんもやっぱり朱奈と別れたくないから右目の除去を選択できなかったのかも知れません。
最後にマミさんが杏子の事を思い出すのは杏子の登場シーンをスムーズにする為。
幕間4 どうやらここにも現れたみたいだね
風見野市内で杏子は《魔女狩り》に勤しんでいると《マダラの魔女》の《魔女》と遭遇します。
《魔女》が《魔女》を食らう共食いの性質を持つ《マダラの魔女》の出現が、この物語の転換点を迎えた事を表しています。
そして最後の台詞からキュウべえが《マダラの魔女》に関して《普通の魔女》と違いある程度の関心を抱いている事が描写しています。
第4話 1人になるのが怖いの・・・
この話はハーメルン用に書き足した話。
朱奈が孤独を恐れる事を強調する為に執筆した話です。
お皿を割って失敗するのも朱奈がそうした行為に慣れていないと言う事を強調する狙いもあります。
マミさんに髪の毛を切り揃えて貰いお風呂に入るのですが朱奈は1人でお風呂に入るのを怖がってしまいます。
根負けしたマミさんは仕方ないので一緒に入りますが、お風呂場でのシーンは最初から書く気がありませんでした。
それをやったらやっぱりR‐18になってしまいますから!
そんな描写を書く能力は私にはありません(笑)
次のシーンではようやく朱奈は《ぼく》と称するのを止めて《わたし》に戻ります。
寝るシーンでも朱奈は1人で眠るのが怖いとマミさんに甘えて一緒に眠って貰います。
書いていてやっぱり朱奈は甘えん坊なんだなと実感しました。
幕間5 私はあなたを1人にしたりしないわ・・・
これも当初は存在しなかったハーメルン用に書き足した話。
朱奈を寝かしつけた直後に《使い魔》が出現してマミさんは直ぐに退治しました。
そこへほむらが現れて再度、朱奈に対する警告を発してくる。
マミさんとほむらの言い合いは当初からこの形で終わる事を決めていました。
でもマミさんは寂しがりやだからきっとこう思ってしまうと思うんだよなぁ。
第5話 あなたの事はどうしましょうか・・・
この話は構成自体、出来ていたけれど旨く纏められなかったのでハーメルンにアップするに当たって纏め直して執筆した話です。
記憶を失ってから見滝原に来るまでの朱奈の過去を描写しています。
ただしこれでも描写としては一部分に止めています。
実際にはもっと酷い虐待が行われていたと思いますが、そんなのを書く能力が無いので執筆は致しません。
《大剣の少女》や《鞭の少女》、《杖の少女》には必要が無かったので名前は存在しません。
ポニーテールで二重人格を思わせる少女は、かずみ☆マギカに登場する双樹あやせ、ルカの双樹姉妹です。
ヒュアデスからの情報によって三つのソウルジェムを入手した彼女はこの出来事によってヒュアデスと手を組む事を決めたと言うイメージです。
なお作中において描写はされていませんがヒュアデスは朱奈の存在に気が付いていましたが利用価値が無いと考えて放置しました。
双樹姉妹も趣味の相違から価値が無いと見なしていました。
最も危険な相手に関心を抱かれなかった朱奈は本当に運が良いのかも知れません。
当初からこの話は朱奈の夢として描写するつもりでした。
幕間6 もうここにいるのね
この話に置いて遂にほむらが動き出します。
まるで全てを知っているかの様に動き始め《魔女喰らいの魔女》が現れる場所すら知り何かを企み始めます。
ただしそれも全て鹿目まどかを救う為に巴マミと言う戦力を欲しての事です。
第6話 記憶を取り戻したくないの?
日常的とも言える散発的なシーンを挟み遂にほむらが朱奈の前に現れます。
都合良くマミさんがいないのを見計らって現れる等、ほむらの策士としての一面を描写しました。
朱奈に対して記憶を失っている事を看破して記憶を取り戻したく無いのかと囁き朱奈を連れ出してしまいます。
この時点でほむらは朱奈と対して会話をしていないにも関わらず記憶を失っていると言う事を知ってしまっています。
ほむらは《魔女喰らいの魔女》の元へ朱奈を連れて行き両者を引き合わせてしまいます。
まるで何が起こるのかを知っているかの様に。
その結果として朱奈はマミさんを庇って右目を《魔女喰らいの魔女》に切り裂かれて気絶してしまいます。
実はこの話は当初、朱奈が気絶したシーンで終わりほむらやマミさん視点で書いた話へ移り変わりながら話が進むと言う構成だったのですが朱奈は一応、主人公と言う事もあり朱奈の章だけでも話を読み進められる様に整理し直しました。
幕間7 私はあなたを死なせない
この話は種明かし的なエピソードです。
ほむらが何故、全てを知っているのか?
朱奈とほむらは何時の時点で出会っていたのかと言う疑問に対する回答として描いています。
インキュベーターの長い語りにより朱奈の出生に関する秘密が明かされます。
ただし語られた情報からは筒地綾女と言う人物が朱奈を奇跡によって作り出した事が判明しますが、具体的な人物像等は一切、語られません。
これは綾女の章において具体的な人物描写を明らかにしようと決めていたからです。
なお今までの時間軸、特にほむらが、《眼鏡ほむら》だった時等に朱奈がマミさんと出会っていないのは、出会う前に《魔女喰らいの魔女》に食い殺されていたと思われます。
幕間8 あなたに頼みたい事があるの
この話ではマミさんが《魔女喰らいの魔女》と遭遇した経緯等が明かされる話です。
ぶっちゃけた話、朱奈が《呪いの右目》から解放されたのは偶然の様なモノ。
一歩間違えれば死んでいました。
ほむらとしてはここで巴マミを助けて恩を売りたかったが、そう旨くは行きませんでした。
なおマミさんが《ワルプルギスの夜》の事をこの時点で知っているのは The different storyでの描写から引用しました。
まあそれでなくても《ワルプルギスの夜》の事は大きな噂となっているみたいですか。
描写はしませんでしたがマミさんはほむらが朱奈を連れ出した事に感付いています。
だからこそTVシリーズの様なお互いの命は奪わないけど警戒し合う関係に至ったと解釈しています。
第7話 わたしを探しているのかも知れないから
病院に置いて朱奈は自分の過去を思い出していました。
けれどここでも筒地綾女に関する具体的な描写はしない様に気を付けて描写を選びました。
朱奈の処遇が決まる中、マミさんは朱奈にどうして部屋を出ていたのかを問い掛けます。
けれど朱奈は暁美さんのお陰で記憶が戻ったと考えてほむらの名前を出しません。
ただしマミさんは気付いているけど指摘はしないと言う感じです。
なお朱奈の持つ《呪いの右目》の処遇に関しては残すか無くすかで悩みましたが、朱奈を生かしたまま無くす方向に落ち着きました。
朱奈が亡くなった場合には、マミさんとほむらはTVシリーズ以上の対立に至るのは明白だったので。
幕間9 大切な人の事を思い出せたから
ほむらは念の為に朱奈へ見滝原市にはもう来ない様に釘を差す。
けれど朱奈は意外な事にほむらに対する感謝を口にします。
ほむらは以前の時間軸で朱奈に借りがあった事を思い出しこれで借りは返したと告げます。
その借りの内容は偽書シリーズ第2弾において明らかになります。
幕間10 大変だけれど、頑張っているよ
これは暫定版においては存在しなかった話。
思い浮かんではいたのだけれど旨く纏められなかったので保留にしていましたが旨く纏まりを見せたので書いてみました。
最後にさやかではなく仁美ちゃんが登場するシーンは最初からそうするつもりでした。
まどか☆マギカポータブルにおける描写では仁美ちゃんはさやかのいない日を選んで上条君のお見舞いに行っている事が描写されていたの今回の話に取り込んで見ました。
1話以前と言う事でまだ上条君には他者を励ます余裕があったと言う事で・・・。
第9話 どうすれば良いんだろう?
朱奈の章の最終回ですね。
描写からも分かる様に見滝原市に《ワルプルギスの夜》が現れた時間軸です。
暫定版ではさっちゃんの存在は無くて朱奈が1人で悩んだ末に見滝原へと向かってしまうと言う構成でしたが、さっちゃんの存在を追加したお陰で朱奈の抱く寂しさが和らいだかな?と思えました。
なおさっちゃんがどうして朱奈に親切にするのかは、後に発表する作品で明らかになります。
朱奈を助けたのはまどかの母親である鹿目順子です。
まどかと入れ違いに朱奈は避難所に来てしまったと言う想定です。
そして最後のシーンでピンク色の光がでて唐突に物語は終わります。
この描写によって朱奈の章の時間軸はTVシリーズ12話におけるまどかが契約を行ったシーンと同一の時間軸だと判明します。
朱奈の章は当初からこの終わり方を想定していました。
次回は綾女の章の解説を行いたいと思います!