偽書魔法少女アヤメ☆マギカ PSEUDEPIGRAPH PUELLA MAGI AYAME MGICA   作:ジャックノルテ

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各話解説(綾女の章)

 第1話 お願いって何?

 

「生きている事の幸せは何かしら?」

 これはぶっちゃけた話、自分が常日頃から抱いている疑問ですね。

 後、綾女ちゃんが抱いているキュウべえに関する感情ってやっぱり自分がキュウべえに対して思った事をそのまま書いている感じですね。

 この話だけでも《3人の魔法少女》が登場してますけど、彼女達に設定はありません。

 後、1話で《魔法少女》に関する全てを知ってしまいますが、これも最初から決めていた事です。

 綾女ちゃんはキャラクター設計の段階で全てを知りながらキュウべえに加担する《魔法少女》と言うのがあったので最初に核心を見てしまったからこそキュウべえの事を肯定する異端の魔法少女となると言う狙いもありました。

 

 

 第2話 何か面白い事でもあったのかい?

 

 説明回ですね。

 キュウべえによる《魔法少女システム》に関する解説。

 そして綾女が自らの生い立ちを振り返るシーン。

 綾女の心情描写に関してはもっと書き込んだ方が良かったかも知れないですね。

 ただハーメルンに置いてアップする作品の長さがどれ位が自分にとって適切なのかを計りながら書いていた側面もあるのでその辺はもう少し、考えた方が良いかも知れないですね。

 ここで書いている綾女の心情の一部も自分が思った事をそのまま流用した感じですね。

 

 

 第3話 私の願いを叶えて

 

 まずはっきりと言いますが綾女の野営描写。

 殆ど想像で書いてますので、実用性はまったくありません。

 筆者はそうした経験がまったくありません。

 なお綾女がどうしてそんな場所で野営をしていたのかと言うとキュウべえと出会ってから直ぐに綾女は《魔法少女》となった後に家出をする事を考え適した場所を調べていたのだと思います。

 なお綾女は学校内の女子では一番、背が高く巨人と陰口を叩かれているが本人は気にしてないと言う事にしてますがもう少し描写を掘り下げた方が良いかも知れません。

 またこの話に置いて綾女の持つ計算高さと抜け目の無さが描写されています。

 キュウべえから話せる範囲での《魔法少女》に関する全て知識を得て置く等、抜け目が無さ過ぎる部分もありますが・・・。

 綾女は遂に契約をしますが奇跡を自身の立てた項目の通りに叶えさせる等、ルールが許すギリギリ所か完全にアウトなやり方で願いを叶える等、今まで押さえていた欲望が爆発したんでは無いかと言う位に欲望に忠実となっていきます。

 なお《魔法少女》は契約時に自らの理想の衣装を身に纏います。

 綾女の場合はそこから更に発展させて理想の服装だけでなく理想的な外見をも強くイメージした為に己の外見すら変えてしまいます。

 ただしこれは願いの副作用とも言えるし綾女の習得した、作り出すと言う魔法の反作用とも言えます。

 ここで綾女は××××から筒地綾女へと改名してしまいます。

 これには過去との決別と言う意味合いの他に、とある作品に登場する魔女が偽名を名乗っていた事にあやかった物です。

 なお綾女の本名は永遠の謎と言う事で。

 最初に書いた暫定版では綾女は契約直後に両親と兄を魔法で犯罪者に仕立て上げていましたが綾女の外見が変わると言う設定を導入した為、カットしました。

 綾女はキュウべえ=キュウたんの事も最初はキュウちゃんと呼んでましたが、すずね☆マギカの日向マツリと被る為にキュウたんに変更しました。

 全てをキュウちゃんからキュウたんに直すのは大変でした。

 

 

第4話 目障りなのよ

 

綾女とキュウべえの問答において子供が欲しい云々なんかの会話は書いていて改めてキュウべえと言うキャラクターの特異性を感じました。

 感情が無い為にそうした疑問をストレートに相手にぶつけられる面白いキャラクターですね。

 なお綾女のお姉ちゃんになりたい願望なんかは全て想像です。

 決して筆者の私生活とはまったく関係ありません。

 と言うか筆者は書いてて綾女ちゃんは変態性欲のレズだと思ってます。

 綾女ちゃんの武器が箒なのは魔法使いに箒は必須だろうと言う筆者の思い込みが要因です。

 なお綾女が不法投棄をする男を叩きのめすシーンは当初、存在しませんでした。

 ただ作中において書いていませんが綾女は暴力を振るう事に元々、躊躇が存在しない人間なのかも知れません。

 実際の所、ある程度の良識のある人間ならば暴力に訴える場合にもある程度のブレーキがある筈なのに綾女は簡単に暴力を振るってしまう。

 これらの事から綾女は元々、暴力に対する嫌悪は無いが今までは周りの常識に合わせて誤魔化して来たと言えます。

 ただ自分の欲望に忠実になったと同時に周囲の人間に自分の内面を誤魔化す必要が無くなった為に暴力を振るう事に対する躊躇いが消えたのかも知れません。

 つまりは極めて危険な思考をする人間と言えます。

 

 

第5話 もう直ぐあなたと会えるのね

 

 綾女が愛する少女に行った《右目の呪い》。

 これはもう完全に自分から少女が逃げない、自分を頼るしかないと言う一種の思考誘導の側面もあります。

 これらの事から綾女は奇跡によって愛情を得る事が出来ない場合の保険として《魔法少女》にとって極めて有効な《右目の呪い》を作ったのでは無いかと言えます。

 暫定版では綾女は最初の戦闘で簡単に《魔女》に勝利して直ぐに朱奈を保護してしまいますがハーメルンにアップするに当たって最初は《魔女》に破れて朱奈を助けるのに失敗するとしました。

 綾女の悔しさや怒りが暫定版に比べて足りないと思ったので追加してみました。

 その為に朱奈と会うのに後、2話も掛かってしまいますが・・・。

 なお朱奈と綾女が引き離されても朱奈が自分の名前を知る切っ掛け。

 綾女ちゃんが、引き離される直前に朱奈と叫んだ事を無意識かに覚えていたと言うのは、そうしなければ朱奈が自分の名前を知らないままだったからです。

 ここから綾女は更に計算高く、用心深く強くなって行きます。

 なおこの話の中でホオズキ市に関する言及が始まるのは後に出会うメモリーとの出会いを見越した演出。

 

 

 第6話 それで夢は終わるから

 

 綾女の過去話。

 これは年数計算をしていて綾女が3歳の頃ならまだ椎名レミと出会える可能性があった事に気が付いてハーメルン用に書き足しました。

 椎名レミは魔法少女かずみ☆マギカにおいて刑事である石島美佐子の親友であり中学3年生の時に行方不明となった《魔法少女》です。

 なお綾女と出会ったのは椎名レミが中学3年生の時。

 椎名レミが行方不明となる直前の戦いなのかも知れません。

 

 

 第7話 私は迎えに行かなきゃ行けないから

 

 ホオズキ市に突入した綾女は自分よりもベテランと思われる《魔法少女》、美琴ツバキと出会い戦闘となる。

 美琴ツバキは、すずね☆マギカに登場する主人公、天乃鈴音の姉とも師匠とも取れる《魔法少女。

 作中では、まだ鈴音と出会う前で使用した魔法は、すずね☆マギカにおいて鈴音が使っていたツバキの物と思われる魔法。

 強くなる為に一番、手っ取り早い方法は自分よりも僅かでも強いと思われる《魔法少女》に戦いを挑む事!

 ただし一歩間違えば自分も死んでしまうけどね!

 そんな事を行う綾女はやっぱりどうかしていると言えます。

 なお最後の綾女の心情は当たっていますね。

 確かに綾女はもうツバキと出会う事は無かった。

 けれどツバキに復讐を目論む《魔法少女、メモリー》と出会い取引をする。

 この話を考えた時点で既に第20話から第21話までの大まかな構成をしていました。

 

 

 

 第8話 私が心から望む事だから

 

 冒頭において綾女ちゃん。

 施設の職員を直接、手を下した訳ではありませんが、殺してますね。

 この話に置いてようやく朱奈が持つ《右目の呪い》が持つもう1つの効果。

《魔女》や《使い魔》には同類と思われ見向きもされないと言う効果が判明します。

 この《呪いの副産物》に関しては結界の中で朱奈が必ず助かる為に必要な設定でした。

 ただし綾女はこの《呪いの副産物》に関しては完全に計算外。

 割と抜けている部分があるのかも知れません。

 綾女が朱奈の心を掴む為に行っている行動・・・。

 ぶっちゃければ自分で火を付けて消火する消防士見たいな行動としか言いようが無いですね。

 それもかなり性質の悪い自作自演。

 朱奈には選択の余地を残さない辺り、朱奈が必ず自分だけしか見れない様に状況をコントロールする等、綾女の持つ独占欲が現れていると思います。

 

 

 第9話 私と旅立ちましょう

 

 この話を読めば分かりますが綾女ちゃんは、キュウべえから出来るだけの情報を入手してなるべくトラブルを避けようとしている事が分かります。

 要するにトラブルを嫌うと言う事が現れています。

 またお金を得る手段として恐喝を行っている等、どうかしている一面も覗かせます。

 なおこの時点で綾女と言うよりも、元の××××に関しては捜索願が警察に提出されています。

 ただし綾女はそうしたトラブルを見越して顔を変化させていた為に警察に見つかる事はありませんでした。

 それは朱奈も同様で朱奈の着ているボアベンチコートにも別の顔に見えると言う魔法を施している等、先の事を常々考えている事を表しています。

 また綾女と朱奈との旅は大抵の場合、朱奈が行きたいと思う方向に綾女ちゃんが合わせる形を取って行きます。

 ただし綾女に別の目的がある場合は例外もあり。

 

 

 第10話 旅はまだ始まったばかりだから・・・

 

 平日の昼間から少女が2人で学校に行かずにウロウロしていたら補導されない訳が無いですよね(笑)

 だからこそ綾女ちゃんは、平日の昼間は朱奈に勉強を教えて過ごしています。

 この話とアイディアもハーメルンに投稿し始めた段階で気が付いた話です。

 またこの話でお互いの名前の漢字を知る事になります。

 綾女がお金を得る手段・・・。

 これはもう完全に犯罪ですよね。

 それも相手にお金を出させて自分は受け取るだけと言う・・・。

 朱奈の前では優しいお姉さんの顔を見せキュウたんの前では邪悪とも言える本性を見せる・・・。

 見事なまでの二面性と言わざるを得ないですね。

 

 

 第11話 だからやってみるわ

 

 冒頭に登場する《杖の少女》は朱奈の章《第5話 あなたの事はどうしましょうか・・・》に登場する人物と同一人物です。

 最もそこまで重要なキャラではありませんが・・・。

《杖の少女》はこの時、綾女と接触をしたから朱奈の事を知っていたのかも知れません。

 ホテルに泊まる手続きをする際に《魔法の種》を使って強引に手続きを進める綾女ちゃん。

 これこそ《魔法少女》となった事による恩恵をフルに活用していますね。

 更には《使い魔》を捕らえて餌を与えて《魔女》の養殖を試みる等・・・。

 正直、かなりまずい事をしていますね。

 どうかしているとしか言い様が無いですね。

 更には魔法の実験の為とは言え、他者を平気で痛め付ける・・・。

 これもう人間性に問題が多過ぎるとしか言い様が無いですね。

 この話は綾女ちゃんが持つ負の部分を表していると言えます。

 

 

 第12話 何か問題があるかしら?

 

 冒頭、綾女ちゃんは《魔法少女》としての素質を持つ少女を平気で《使い魔》に食べさせてしまいます。

 少女と言う事で朱奈とは年齢も近い筈なのに特に罪悪感を抱かない・・・。

 やはり綾女ちゃんの目には朱奈とキュウたんの事しか写って無いんですね。

 他人なんて生きていても死んでいても気にならないと言うのが本音なんでしょうね。

《使い魔》を養殖して《魔女》へと成長させると言う、《魔法少女》にとって外道中の外道の行動を取る綾女ちゃんはやっぱり外道。

 おりこ☆マギカに出て来る優木沙々以下の外道ですね。

 綾女ちゃんとキュウべえの問答集。

 キュウべえがどうやって地球に来たのか?

 これらは全部、筆者が疑問に思っていた事をストレートに書いてます。

 なお綾女ちゃんと朱奈は髪の毛に関しては伸びたらお互いに自分達で切り揃えています。

 

 

 第13話 あの子をアタクシに下さいなぁ

 第14話 魔法少女に相応しく無いわ

 第15話 あなたには黒百合がお似合いよ

 

 ハーメルン用に書き下ろした話。

 実は当初のあやめ☆マギカには伊良草優里に該当する完全な敵キャラが存在しませんでした。

 ただし構想段階では敵として《魔法少女》を出す事も考えましたが、キャラクターの設計が纏まらなかった為に当初は断念しました。

 けれど時間がある程度、経過してあやめ☆マギカをハーメルンにアップする時点で見直した際に伊良草優里の登場話を追加しました。

 ただ、正直・・・。

 書いていてどんどん伊良草優里の事が嫌いになって行き惨たらしく殺そうと決めました。

 と言うよりも自分が主人公である綾女ちゃんに感情移入し過ぎたのかもしれませんけど。

 実際、戦いのシーンに関しても伊良草優里は冷静に戦うと言う事が出来ておらず冷静に戦いの流れを見ていた綾女ちゃんに敗北するのは致し方無いと思います。

 実際の所、予想外の攻撃に弱い等、今まで自分よりも弱い相手としか戦った経験が無いと言う《魔法少女》としては致命的な欠点を持っています。

 なお当初から伊良草優里のソウルジェムは綾女が何らかの実験台にする事だけは決めていました。

 この話を書いている段階で綾女ちゃんに対する追加設定としてキュウべえにとって都合の悪い《魔法少女》を時間とタイミングの合った時だけ暗殺すると言う設定が出来ました。

 なお綾女ちゃんの《魔力体》・・・。

 これは《魔法少女》にとって最大の弱点であるソウルジェムを庇えても肉体が消滅しては戦い様が無いと言うもう一つの欠点に気が付いた綾女が開発した肉体を失っても戦い続ける事が出来る魔法。

 ただし欠点として短時間しか持たない等があります。

 ヒントになったのはグリーフシードから魔力によって肉体を形成する《魔女》の存在。

《魔女》が魔力で肉体を作れるなら擬似的に《魔法少女》にも行えるのでは?と言う考えで創作した魔法です。

 なおこの話は当初、2話に分割していましたが長いと感じたので3話に分割しましたがまだまだ連載に慣れていない時期に作った作品なので話の切り方が変かも知れません。

 ご了承下さい。

 

第16話 それが現実なのよ

 

 マミさんの登場する話。

 ある意味では綾女ちゃんがマミさんに《魔法少女》として縄張り意識と言う感覚を教え込む話でもあります。

 時系列的にはマミさんがまだ契約をして間もなく、まどか☆マギカポータブルで描写されたマスケット銃の魔法、ティーロを習得する以前、佐倉杏子を弟子にする以前と言うイメージです。

 なお公園で綾女と朱奈が目撃したのは鹿目一家です。

 この話は当初から存在しており特に加筆は行っていません。

 

 幕間 優しい嘘も必要と言う事かしら

 

 綾女の章における唯一の幕間。

 この話は当初、本編扱いのつもりでしたが朱奈の視点で9割書いている事もあって幕間扱いといたしました。

 なお綾女の身体に傷が残っているのは単純に綾女が治癒魔法を使うのが苦手だからです。

 綾女と朱奈のお風呂シーン・・・。

 具体的な描写は全て避ければR18とかにはならないと思ったのですがいかがでしょうか?

 なお朱奈と綾女ちゃんは何時も一緒にお風呂に入浴しています(笑)

 つまり綾女ちゃんは朱奈の身体の隅々まで見知っていると言う・・・。

 なお本作品に登場する神父と少女は佐倉杏子とその父です。

 時系列としては佐倉杏子の父が《新興宗教》を開いていない時点です。

 なお杏子のお父さんが過去に負った傷は創作です。

 そしてラストにおける綾女とキュウべえの会話・・・。

 嘘を付く事の有効性をキュウべえに教えてしまう等、綾女の持つ辛辣でえげつない部分が浮かび上がっています。

 

 第17話 誰だって興味を持つでしょう

 

 ハーメルン用に書き下ろした話。

 書き下ろした話の中で一番の難産でした。

 何故かと言えば当初は登場させるつもりの無かった新キャラを作ったり等、特に執筆のペースが悪かった話でもあります。

《ワルプルギスの夜》・・・。

 これはまどか☆マギカと言う作品に登場する《魔女》の中でも特別な存在だと思います。

 また様々な《魔法少女達》が知っていると言う事からあやめ☆マギカにおいても登場は避けられないと感じていました。

 元々、構成の中で綾女が《ワルプルギスの夜》と遭遇して恐怖の余り逃走すると言う話のアイディアは存在していましたが、当時は話を旨く纏められなかったので、その部分をカットしました。

 ですが偽書シリーズの第二弾と第三弾における描写との統合性の兼ね合いもあり、ハーメルン用にようやく執筆する事が出来ました。

 新キャラの瑞光璃阿・・・。

 まず新キャラを考える上で思ったのは、あの最大最強と言われる《ワルプルギスの夜》を相手に勝てると考えてしまう様な魔法の持ち主と言うのが前提条件としてありました。

 これが一番ハードな条件だったのですが回答としては《多数の魔法少女》を指揮下に置く事によって《ワルプルギスの夜》に勝てるのでは?と錯覚してしまった《魔法少女》。

 指揮下に置くというのは洗脳と同意義と考えて出来たキャラクターが瑞光璃阿でした。

 ただし単純な洗脳では優希沙々と被ると考えて捻り出したのが、《任意の、自らが選んだ相手を自らの指揮下に相手から進んで入り忠誠を誓う》と言う奇跡でした。

 ただこの奇跡は瑞光璃阿が認めた相手にしか作用しない為、《魔女》には通用しません。

 なお綾女とキュウべえのお風呂話においてぶっちゃけた話、キュウべえが日焼けするのかどうかは分かりません。

 綾女とキュウべえの会話は書いてて特に楽しかったです。

 特に男の子だったら羨ましい状況と言う文を書きたかったんです!

 

 第18話 死にたくなければ逃げなさい!

 

 はい。タイトルが全てを物語っています。

《ワルプルギスの夜》と戦ったらそうなりますよね(笑)

 冒頭で既にキュウべえは瑞光璃阿が《ワルプルギスの夜》には勝てないと断言しちゃいますし綾女ちゃんは既に結果を見据えた上で戦いを見学しようと考えます。

 綾女と瑞光璃阿の出会いシーン。

 ぶっちゃけた話、当初はこの後、瑞光璃阿と妹の《利奈》が契約に至った経緯を書き出すつもりでしたが《ワルプルギスの夜》登場のインパクトを優先してカットしました。

 なお《海外の魔法少女》に関する描写も創作。

 実際にどうなっているかは分かりません。

 そして《最大最強の魔女、ワルプルギスの夜》。

 キュウべえの探知能力と繋がった綾女には《ワルプルギスの夜》の持つ魔力量や恐ろしさがはっきりと感じ取れます。

 綾女の実力では絶対に勝利が不可能。

 絶対的な敗北感おも植え付けてしまう《魔女》。

《最大最強の魔女》として相応しい描写とする事を試みました。

 なお《グロリオーサ》の面々や瑞光璃阿がその事に気が付かなかったのは《ワルプルギスの夜》が魔力の大部分を遮蔽していたからです。

 綾女はキュウべえの感知能力で気が付きましたが瑞光璃阿の解析能力では、そこまで解析出来なかった事が敗因の一つとなりました。

 なお《ワルプルギスの夜》が結界を張りますがポータブルでも張っているので本編では使わなかっただけで結界を張る能力が無い訳では無いと言う解釈です。

 さて瑞光璃阿の最後ですが・・・。

 当初から伊良草優里のソウルジェムを植え込まれて強制的にソウルジェムが排出されると決めていました。

 それによって伊良草優里が復活を果たしてしまう訳ですが瑞光璃阿のキャラが少し弱かったかも知れないと思い反省しています。

 そしてこの話があやめ☆マギカのターニングポイントとなっています。

 実は当初書いた暫定版では《ワルプルギスの夜》登場に当たるエピソードが無く綾女が自らの死と向き合うのは唐突感が存在していました。

 けれど《最大最強の魔女》と向き合う事によって自らの死を自覚して向き合わざるを得ないと言う話を加えた事であやめ☆マギカの完成度は上がったと思えます。

 

 第19話 苦しいけど望まない・・・

 

 ある種の説明回ですね。

 この話を考えた時点で伊良草優里の最後は定まっていました。

 ここで初めて瑞光璃阿の過去、伊良草優里との関わり等が明かされます。

 具体的な描写は避けましたが伊良草優里も《魔法少女》との戦闘で毎回、ソウルジェムを砕いている訳ではありません。

 瑞光璃阿との遭遇戦は、その一例と言えます。

 また《魔法少女隊グロリオーサ》が比較的、有名となったのは《異名を持つ有名な魔女》を次々と討伐したからです。

 文中で書いていませんがイメージでは10体位は倒しています。

 ただしそのどれもが《ワルプルギスの夜》には遠く及ばない実力ですが・・・。

 そして《たると☆マギカ》に関する言及とタルト達の姿を使って何かを作ろうとする話。

 実は偽書シリーズ第二弾において《たると☆マギカ》のシーンが言及されており、そのシーンを作ったのは綾女と言う設定だったのでここでその話を行う事にしました。

 更にあすなろ市に関する言及も複線です。

 大体、この時期には既にあすなろ市に《インキュベーターが認識出来ない》と言う魔法陣が敷かれていると想定しています。

 つまり・・・。

 かずみ☆マギカにおいてあの出来事が起こった後、マミさんがティロフィナーレを作り上げ杏子がマミさんと対立した時期以降となりました。

 

 第20話 これでチャラって事で良いかしら?

 

 ここからはホオズキ市に関する話が始まります。

 ハーメルンにおけるあやめ☆マギカの連載を始めた時には既にこの話は組み立てが完了していました。

 ホオズキ市を舞台にした《すずね☆マギカ》の前日談とも取れるエピソードを。

 カガリが綾女に記憶操作の魔法を教える話は物語の統合性等を考えて必要だと思っていました。

 当初の暫定版では綾女は記憶操作の魔法を自力で手にしていましたが都合が良すぎるのでその部分を削除して記憶操作の魔法はカガリから教えて貰う事にしました。

 と言ってもカガリは作中ではメモリーと言う偽名を名乗っていますが・・・。

 ちなみに何故、カガリにメモリーと言う偽名を与えたのかと言えば《すずね☆マギカ》のネタバレをなるべく防ぎたかったからです。

 最も固有魔法からネタバレに繋がっているのかも知れませんが・・・。

 さてこの話で一番の問題部分。

 他人を記憶操作によってキュウべえと強引に契約をさせてしまう・・・。

 正直、どうかしてますね。

 綾女もメモリーもこんな事を考えて実行に移すなんてどうかしてるとしか言い様が無いですね。

 綾女曰くキュウべえの機嫌を取れるとの事ですが・・・。

 感情の無いキュウべえには無意味だと思いますけどね。

 そして契約をした少女、日向楓(HINATA KAEDE)。

 かずみ☆マギカに一コマだけ登場した彼女が登場したが事がこの先にある《プレイアデス星団》との関わりを描写する話への複線となっています。

 この話において気を付けたのは朱奈に関する描写を小さな物でも必ず入れる事でした。

 当初のプロットだと朱奈の描写が無くても成立しましたが朱奈はあやめ☆マギカにおけるもう1人の主人公でありヒロインであるからです。

 ただ・・・。

 書いていて思うのは、朱奈は年齢に比べて幼すぎるな・・・。と正直、感じていました。

 また伊良草優里登場の複線も示唆されて次回へと続きます。

 

 第21話 私の勝利は揺るがない

 

 冒頭の実験からして綾女ちゃんはえげつない。

 そして最初から結果が分かっているからこそ伊良草優里との戦いを決断できる等、計算高さを表す部分が強いと思えます。

 更に・・・。

 朱奈に対して命の法則を言う等、自分の終わりを自覚して伝え始める等、終わりが近付いて言うる事を表し物語は進んで行きます。

 伊良草優里に対する綾女の行動は・・・。

 正直、最悪だと思います。

 つまり綾女は最初から復活させたらいずれこうすると考えて手を打った。

 魂をここまで弄ぶ綾女は《最低の魔法少女》とも言えると私は思います。

 なお最後の方で朱奈が綾女を追い駆けるシーン。

 朱奈の方も綾女に対する信頼が揺らぎ始めている事を表しています。

 そして朱奈に対する嘘を重ねる綾女・・・。

 綾女の方も朱奈を傷付けてしまっていると思いお互いに傷付いていきます。

 

 

 第22話 どうやら長い夜になりそうね

 

 冒頭のこのシーン。

 伏字の部分がありますがこのシーンは丸々、偽書シリーズ第3弾のとあるシーンの綾女視点のシーンです。

 これはハーメルンに掲載するに当たって統合性を取る為に書き下ろしました。

 伏字の少女の正体は偽書シリーズ第三弾で明らかになります。

 次に綾女がキュウべえの身体を壊したシーンの意図は綾女も壊れ始めていると言う演出意図があります。

 実際の所、《魔法少女》は《魔女化》し始めれば狂気的な行動に走りがちに思えたので綾女にもそうした行動を取らせました。

 それと今回の話はあすなろ市と《プレイアデス星団》が登場するかずみ☆マギカのネタバレ満載の話なので色々な部分にかずみ☆マギカの要素を入れています。

 朱奈が影響を受ける《スライス秋山の超直感料理教室!》はかずみ☆マギカ内で登場している番組です。

(正確には、かずみ☆マギカ3巻のカバー裏のネタ)

 日向楓(HINATA KAEDE)を登場させたのは彼女がレイトウコに閉じ込められている《魔法少女》の中で唯一、名前が判明している為です。

 彼女が閉じ込められた経緯と《プレイアデス星団》が目撃した《人魚の魔女》に変貌する《美樹さやか》に似ている《魔法少女》の正体が雲土ぴあだったと言う二点が結び付いた時にこの話は旨く動き出しました。

 正直、この話も書いていて綾女ちゃんがえげつない。

 裏で糸を引いて人の運命を弄ぶ等、やってる事が詐欺師と大差ないですね。

 なお最後のシーンにおける綾女による《プレイアデス星団》、一人一人に付けられた異名に関しては御崎海香と牧カオル以外は二次創作です。

 なおこの話でも朱奈の登場するシーンは1シーンだけ書きましたが朱奈はテレビの影響を受け易い子の様ですね。

 テレビの言う事を素直に信じすぎるなど精神的に幼すぎたかも知れません。

 

 第23話 私はあなた達を賞賛するわ

 

 この話を執筆する上で取り決めたのは《プレイアデス星団》には一人、最低でも一言、台詞を喋らせる事でした。

 でなきゃ出す意味が存在しないので。

 ただし最後に登場したと思われる聖カンナだけは喋らせませんでしたが・・・。

 冒頭の戦闘シーン。

 どう見ても綾女ちゃんは悪者。

 マッチポンプで《サンシャイン》を有効活用してしまう。

 なおこの話で登場する7人目の和紗ミチルはこれまでのクローンとは別のアプローチから作られています。

 それは《プレイアデス星団》が全員の魔法を合わせる事によって《魔法少女》としての力だけを封印して人間としての和紗ミチルとして復活させたと思い込ませると言うモノでした。

 けれど合成ソウルジェムなんかは残っておりミチルが眠った後にこっそりとソウルジェムの濁りを落としていると想定しています。

 本編においてその事を旨く書けなかったのは正直、悔しい部分でもありました。

 また綾女も《合成魔法少女》を作っていますが失敗作として遺棄します。

 結局、《合成魔法少女》も綾女の求める物では無かったと言う事ですね。

 最後に朱奈のシーンを付け足しましたが、話のバランスが取れたのでは無いかと思っています。

 追記するとこの話を考える上でヒントになったのは、かずみ☆マギカ本編上において行なわれた《魔法少女狩り》です。

《プレイアデス星団》の目的を知りながらも逃走している《魔法少女》がいるのでは無いかと言う想像が綾女と旨く結び付きました。

 

 第24話 私は当然だと思った行動を取ったまでです

 

 この話は、特に《魔法少女おりこ☆マギカ》の本編や別編、新訳等の回想シーンから想像して執筆しました。

 特にこの話を執筆したかったんです!

 織莉子を出したかったんです!

《魔法少女》としての織莉子は私の書く作品上、出せませんが契約前なら幾らでも出せますよね!

 私の書く作品じゃあ契約前にほむらが暗殺しちゃうんで・・・。

 織莉子は特に好きなキャラクターだからこの話は一番、慎重に執筆したのかも知れません。

 冒頭の教会シーン。

 当初の予定では、この後、深夜にでも綾女と《魔法少女》となった杏子が遭遇するシーンも想定しましたが、今回の話では誰を主軸にするのか慎重に検討した結果、織莉子を立てる事にしました。

 コンビニにおける朱奈が化粧品に興味を持つシーンなんかは話のバランスを取る為に作成しています。

 そして織莉子とキリカの遭遇シーン。

 このシーンは《おりこ☆マギカ》における美国織莉子と呉キリカが始めて出会ったシーンを元に作成しました。

 朱奈が見せた悲しみの表情に反応して衝動的に暴力を振るおうとした綾女は朱奈の怯えた表情を見て自分を押さえますが、これこそ《魔女化》する直前に起こった行動の1つ。

 綾女の心がどんどん不安定になって行く証拠とも言えます。

 織莉子との会話シーンは特に気を使って執筆しました。

 なるべくキャラのイメージを崩さない様に慎重に組み立てました。

 なお五郷(いつさと)と言う地名は《魔法少女おりこ☆マギカ2巻》において1コマだけローマ字の振り仮名が振られたシーンがあり、そのまま使用しました。

 深夜における戦闘シーンにおいても綾女が旨く魔力をコントロールする事が出来ずに《魔女》に苦戦しますがこれも《魔女化》の前兆と捉えて貰って構いません。

 この後、浅古小巻が登場。

 小巻との戦いは当初から引き分けにする事だけは決めていました。

《新訳おりこ》における《魔法少女》の中にもちょっかいを出して来る相手もいると浅古小巻が語るシーンがありますが、彼女にちょっかいを出して来た《魔法少女》が綾女かも知れないと言うのが《あやめ☆マギカ》における狙いです。

 ただし浅古小巻は綾女が見た段階で既に誰か他の《魔法少女》との戦闘を経験している可能性が示唆されています。

 最後に綾女が行なったキュウべえに感情を体験させようとしたシーン。

 これも《あやめ☆マギカ》を考えた上で想定していたシーン何ですけど旨く使えなかったのでここで挿入しました。

 綾女が《魔女化》を自覚するなどこの話は最終回の1話前と言うのを意識して描きました。

 

 第25話 あなたにもう一度会いたい

 

 いよいよ綾女が《魔女化》します。

 朱奈との別れを意識し綾女はせめて朱奈と幸せな別れ方をしたかったのかも知れません。

 それが、最早戦う事も出来ない綾女に残された唯一のやりたい事なのかも知れません。

 最後であり正直、余り語るべき事柄は多くありません。

 そして最後に朱奈は綾女の思いとは裏腹な行動を取ってしまい綾女は止む無く朱奈から自分に関する全て記憶を封印してしまいます。

 この最後は当初から決めていました。

 続いてキュウべえとの会話シーンの内容について。

 綾女が本来、資格を持たないけど《魔法少女》としての基準を明確にする為に《魔法少女》にしてしまうと言う部分は執筆中に閃いた要素で最初の構成段階では存在しませんでした。

 しっくりと来た設定だったので採用しました。

 なおこの話のみ話の中で視点が変わりますが、これは話を進める上で仕方が無かったと言えます。

 キュウべえが《矛盾の魔女》と出会うシーン。

 最初はここが綾女の章における最後でした。

 けれどハーメルンにアップするに当たってグリーフシードの内部に内在している綾女の意志?と言う設定を閃いた際に最後の部分を書き下ろしました。

 なお《矛盾の魔女》に内在している綾女がマミさんと相撃ちとなるこのシーンの時間軸は暁美ほむらが朱奈の章で説明する朱奈と始めて出会った時間軸の物です。

 やっぱり最後の最後に追い討ちを仕掛けた方が《まどか☆マギカ》らしいと思ったのでこうしましたが少しやり過ぎたかなと思う反面、丁度良いとも思う一面があります。

 




近い内に残る世界再編の章の各話解説をアップしたいと思います。
では次回を待て!
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