東方桜見伝   作:ゆっくり風間

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[3].stege2それはネッシー!鏡に映る琵琶湖 前編

琢磨「次は?」

 

透「次...『偽りの鏡』ってやつだ」

 

穂乃花「偽り...?」

 

透「見る人によって鏡に映る光景が違うっていう七不思議だ。比較的安全だ」

 

穂乃花「そ...そうなんだ...」

 

透「ただ、噂によると出てきた光景は人の思いを暗示したものだと言うよ」

 

琢磨「そうなんか」

 

穂乃花「そうな...え?」(まさか...あの思いが光景...に?)「いやいや...あるわけないよ...ね?」

偽りの鏡前

 

琢磨「一見するとただの鏡だな」

 

琢磨が鏡の目の前に立つ。すると鏡の正面が歪み、ある光景が浮かび上がった。

 

琢磨「?」

 

穂乃花「これは...琵琶湖ね」

 

透「琵琶湖?なぜそんな光景が...」

 

ーーーガタ!

 

琢磨・透「!?」

 

穂乃花「きゃあ!!」

 

穂乃花はすぐに琢磨の後ろに隠れた。

 

琢磨「あれは...何だネズミか。大丈夫だぞ穂乃花」

 

琢磨が後ろにいる穂乃花の方を向いた。...はずだった。

 

琢磨「...穂乃花?」

 

琢磨の後ろには誰もいなかった。

 

透「どうした...て穂乃花は?」

 

琢磨「穂乃花がいなくなった!?」

 

鏡を見てみる。鏡の正面には波紋が広がっていた。

 

透「鏡に波紋!?まさか穂乃花は...」

 

琢磨「...鏡の中に引きずり込まれた...?」

Stege2 それはネッシー!鏡に映る琵琶湖

BGM:芥川龍之介の河童

 

穂乃花「う...うん?ここは?」

 

穂乃花が目を覚ました場所は霧がかかった湖だった。

 

穂乃花「さっき鏡に吸い込まれたんだよね...?って言っても答える人はいな」

 

?「うん、その通りだよ」

 

答える人がいた。

 

穂乃花「...誰?」

 

にとり「私の名前はにとり。機械が好きな河童さ」

 

にとりと名乗った少女は薄い青色のドレス(?)を着ており、胸に鍵をつけている。

 

穂乃花「河童?」

 

にとり「ところで君は誰だい?ここ幻想郷には見ない服装だけど」

 

穂乃花「私は穂乃花よ」

 

にとり「ふーん...ねえ穂乃花。君は『オカルトボール』を持っているね?」

 

穂乃花「え...?何で分かったの...?」

 

にとり「それはこれのおかげだよ」

 

にとりがある機械を取り出した。

 

にとり「これは『オカルトレーダー』と言ってね、オカルトボールが放っている謎のエネルギーをキャッチして表示できるんだよ」

 

穂乃花「へぇ...」

 

にとり「じゃあオカルトボールを持っているからもう...わかるよね?」

 

穂乃花「やりたくないけど...弾幕勝負よね?」

 

にとり「その通り!」

 

にとりがそう言った瞬間二人は準備でき~る君を取り出し、ボタンを押した。

 

に・穂「ゲート・オブ・バビロン!」

 

二人の周りに青い結界が展開された。

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