東方桜見伝   作:ゆっくり風間

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[13].内緒の話

琢磨「ううーん...なんか疲れた」

 

夕食と放送で言ってたので三階の食堂に着いた。

 

エスト「お、琢磨か。他は?」

 

琢磨「いんや?俺だけ」

 

エスト「そっか」

 

そう言って、エストは自分の作業に戻った。

全員「いただきまーす!」

 

食事の時間が始まる。そして唐突に終わる。

 

全員「なんでやねん!」

 

作者「時間の問題さ!」

さて、夜だが...

 

琢磨「んー暇だなぁ」

 

食事終わりの自由時間この時間から風呂に入れる訳だが琢磨と一部を除いた人物がひそひそと話し合っていた。

 

insumasu「今日か?」

 

竜「やるならな...」

 

激匠「どうする?」

 

月熊「アイフルー♪」

 

エスト「確かにな...今日か...」

 

祐介「...」

 

琢磨「お前ら何してんの?」

 

そこに琢磨が覗き見する。え?優真?ねいを連れて夜の散歩だってよ。

 

黒白「だけど相手も能力持ちだ...正直厳しい」

 

琢磨「だから何してn」

 

エスト「いや、今日はやめておこう。部が悪すぎる」

 

竜「何故部が悪いんだ?」

 

エスト「この少人数で勝てるか?確率としては皆無だ。それに、風呂の時間が決まっていない」

 

エスト以外「!?」

 

琢磨(...わけわからん)

 

エスト「明日が勝負だ。皆!しっかり休息を取り、休んでいてくれ!」

 

エスト以外「おー!」

琢磨「結局何だったんだ?」

 

自分の部屋に戻った琢磨はさっきの会話を思い出していた。

 

琢磨「いや、わかった。あいつら...覗きをやるつもりだな?そうだろ、エスト」

 

何もない空間に話しかける。するとその空間に歪みができ、そこからエストが出てきた。

 

エスト「よくわかったな」

 

琢磨「俺には無駄無駄。お前の能力は差し詰め『空間を操る』って言ったところか」

 

エスト「お見事大正解。それも能力か」

 

琢磨「そちらも大正解だよ。しかし、覗きをやるなら能力を使えばいいんじゃないのか?」

 

エストが空間を操れば姿は完璧に無くなる。無意識の下位互換といったところだ。

 

エスト「無理だな。まずは風花車彩芽の予知能力だ。それで未来が見られて即お陀仏...後はミアルーもだ。空間を破壊されたらお陀仏」

 

琢磨「確か彩芽が『未来と過去を見ること』が出来て、ミアルーは『滅亡と破壊』だっけ?」

 

エスト「その通り。全く恐ろしい能力だぜ...」

 

琢磨「そーか。じゃあエストにはこれを貸そう」

 

そう言って、琢磨はエストに一枚のカードを差し出した。

 

エスト「これは?」

 

琢磨「それはだな...」

朝。

 

あの後はエストが部屋に戻り、風呂に入って終わった。

 

琢磨「うーん...はぁ。今日は10月18日晴れですか、って曇ってるし」

 

外に散歩に出ていた琢磨はそんなことを呟いていた。

 

彩芽「あ、琢磨さん」

 

琢磨「ん?彩芽じゃあないか」

 

目の前に現れたのはピンク色に兎の柄が入っている寝巻きを着た彩芽だった。

 

彩芽「おはようございます」

 

琢磨「おはよ。ところで彩芽は何故ここに?」

 

彩芽「朝早くから起きてしまって...眠け覚ましに散歩でもどうかと思いましてね」

 

琢磨「そうなんだ。また後でな」

 

彩芽「はい」

 

琢磨はホテルに向かうため彩芽に背を向けた。

 

琢磨「おっと、言い忘れていた。俺に暗殺はタブーだぜ?」

 

彩芽「!?」ゾクッ

 

彩芽の背中に冷や汗が垂れた。

 

琢磨「後ろからナイフでザクッとやろうとしたのねー」

 

彩芽「...」

 

彩芽の背中にスキマが開かれており、そこからナイフを持った手が伸びていた。

 

琢磨「信用しろとまでは言わないけど普通に話せるまでにはするつもりだからな」

 

琢磨はそう言って去っていった。

 

彩芽「...暗殺がバレタ?しかもあのスキマは紫さんの...一体彼は何物なの?」

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