ムク・・・
フラン「!?」
穂乃花が起き上がる。傷がついている状態で・・・
フラン(ドウシテ?ワタシハホノカヲコワシタハズ・・・オキアガルコトナド!ニンゼンイガイデモナケレバ!)
フランは不思議に思った。だが穂乃花を見れば、感じればわかることだった。
フラン「・・・ナルホド・・・コノキハシンキ(神気)!ガイケンモカワリチ(血)マデモカワッテイル!・・・タダシハンブンダケダナ」
穂乃花「フランちゃん・・・その通りだよ。確かにその通り・・・だけど、フランちゃんにはこの神が何かわかるかな?」
穂乃花から漂う神気。フランは何百年も昔にこの神気と戦ったことがあった。
フラン「コノシンキハ・・・デイオ・・・ハカイノカミダナ!コンドハニンゲンニトリツキ、ナニヲシヨウトシテル!」
穂乃花の中からデイオが出てくる。
デイオ「別になにも企んじゃいねぇよ。ただこの娘についていくのが面白そうだからだ。そういえば前に戦っていたな。その時は破壊VS破壊とかいわれたな」
穂乃花「破壊・・・?」
デイオ「言うのが遅かったがフランの能力は『ありとあらゆるものを壊す程度の能力』だ。もちろん俺にも能力がある。それは『全てを破壊する程度の能力』だ。似てる能力と思われるが徹底的な違いがある。フランは『もの』を壊す。魂や生命・・・『もの』と呼べない精神みたいなものは壊せない。しかし俺の能力はそれすらも壊す。ちなみにこの場でもう『あるもの』を破壊した」
フラン「!?」
フランはあたりを見回す。しかし破壊されたものはなかった。
デイオ「ああ無駄無駄。俺が破壊したものは目には見えないんだ。・・・そろそろかな?」
フラン「ナニヲ・・・!ウウ・・・キモチワルイ・・・アタマモワレルヨウニイタイ!?マサカ!タイチョウ(体調)ヲハカイシタノカ!?」
デイオ「ご名答。さあ穂乃花、一仕事だあいつの狂気を『0』に・・・って、もう行ってるし・・・」
穂乃花はデイオを置いてフランに向かった。
穂乃花「フランちゃん・・・」
フランの抱きつき・・・
穂乃花「狂気を・・・『0』にする!」
フラン「!?・・・」
フランは狂気を『0』にされた瞬間糸が切れた糸人形のように倒れた・・・
フラン「すぅーすぅー・・・」
フランから規則正しい寝息が聞こえる。
穂乃花「寝ちゃった・・・」
デイオ「にしても・・・破壊神に近い存在と言われたフランが寝たらこんなにかわいいなんてな。なぁ穂乃花?・・・ってあれ?」
穂乃花「すぅーすぅー・・・」
デイオ「こいつも寝ちまったか・・・まあ、俺の助けもあったが初戦でフランに勝てるなんて上出来だ。神気を解いてやるよ。・・・それじゃあ俺も寝るとするか・・・」
そう言ってデイオは穂乃花の精神世界の中に戻っていった。