結局、『紅魔館』での出来事はわからないまま宴会の時間になった。
霊夢「琢磨は鳥居のところで受付をしてくれない?」
と言われたので受付をしている。
数時間後・・・
琢磨「ああ・・・桜が言いたかったのはそういうことだったのか・・・」
今は神社の貸してくれた部屋にいます。
琢磨「む・・・なんかくる。いやな予感もする」
紫「さあ宴会よ?そんなところで何をしてるの?」
空間が歪み中から紫が出てきた。宴会の後聞いたんだがこの空間の歪みは『スキマ』というものらしい。
琢磨「あんな女性だらけの宴会に出られるか!なんで一人も男性がいないんだよ!」
ちなみに桜は頭に角が生えた女の子に連れて行かれた。
紫「あら・・・恥ずかしがっているの?まあ、まだ高校生だしね~。仕方がないと言えば仕方がないでしょう」
琢磨「わかったならお前も参加してこいよ。俺はここで色々と考えないといけねぇんだよ」
考えること・・・それは今日の紅魔館の出来事だ。なぜ咲夜が血まみれで倒れていたか、なぜその後にけろっとした顔で自分の後ろに立っていたか・・・わからないことだらけである。
琢磨(あの薄紅色の空は俺と桜以外気がついてないらしいな・・・)
神社に帰ってきた直後に霊夢に聞いてみたが知らないと言われた。
紫「悩み事があるなら尚更よ。あなたがそれでも嫌というなら強硬手段をとるわ」
琢磨「!?」
・・・(二つ前の話に戻ります)
琢磨「あのスキマはやばい!たぶん捕まったら宴会の中心に移動させられる!」
紫(私のスキマが避けられている?予知の能力なのかしら?)
真実を見ることができる目・・・それは簡単にいうと未来が見えるのだ。相手が攻撃をし、その着弾点もまた真実なのだ。しかし、少し前の真実・・・少し先の未来しかわからない。それこそがこの目の弱点なのだ!
紫「なんの能力を身につけたかわからないけどこれならどうかしら!」
琢磨(自分が立っているところか!)
琢磨が後ろに飛ぶ。
紫(かかった!)「チェックメイトよ!」
琢磨「え・・・?なに!」
琢磨が飛んだ方向にもスキマができた。無論、琢磨はただの人間なので・・・
琢磨「勢いに逆らえない!うわああああぁぁぁぁぁ・・・」
スキマに入っていく。
紫「ふう・・・私ってば少しムキになっちゃったわね」
・・・
琢磨「痛い!なんか冷たい!一体なんだ!?」
顔を上げる。目の前には石畳がある。なるほど、冷たかった正体はこれか。
琢磨「痛かったのは紫に落とされたからか・・・ん?」
まわりを見渡してみる・・・
?「あの人って外来人?(ヒソヒソ
?「見ない顔ね(ヒソヒソ
琢磨「・・・やばい泣きそう・・・」
紫に落とされた場所・・・それは予想通り宴会のど真ん中だった。