ザワザワ・・・ザワザワ・・・
今宵の宴会はいつもより騒がしくなっていた。その理由となっていたのは・・・
琢磨「・・・うう~なんでこんなになっているんだよ~」
もちろん琢磨という外来人だった・・・
琢磨(というか穂乃花と透はどうなんだ!なんであいつらのまわりには・・・)
周りを見渡す。穂乃花と透もいる。しかしその周りには人だかりなどなかった・・・
・・・
宴会終了後・・・
自分は完璧にお通やムードになっていた。
琢磨「よく最後まで残れたよな・・・」
周りを見たら酔いつぶれている人でいっぱいである。さっきの人だかりに巻き込まれた時に自己紹介もしたので起きている人物ももちろんわかる。
琢磨「すいません・・・この人たちどうします?」
俺が話しかけたのは八雲 籃(やくも らん)という狐の妖怪だ。紫の式らしい。
籃「・・・どうするもなにも・・・運ぶしかないでしょ?」
琢磨「ああ~・・・この人数で何時間かかるのやら・・・」
今起きているのは、半人半霊の妖夢、メイド長の咲夜、八雲の式藍と俺を含む四人だけだった。え?穂乃花と透はどうしたかって?なにやら用ができたらしく帰っちまったよ。
咲夜「とりあえず2:2に分かれましょう。食器の片付けと運ぶ人と」
妖夢「そうしましょう。どう分かれますか?」
琢磨「んじゃ・・・俺が食器をやるよ。男性が女性を運ぶのはなんかいやだからな」
咲夜「あら・・・そんなの気にしては幻想郷を生きていけませんよ」
咲夜がこっちに不適な笑みを向ける。妖夢と藍も同じ考えだったのか咲夜と同じ顔をしこちらを見ている。
咲夜・妖夢・藍「やってくれますね?(ますか?)」
琢磨「・・・はい・・・」
渋々とそう答えた。
・・・
琢磨「やっと運び終わった・・・」
結局すでに一回会っているとして咲夜と一緒に運ぶことになった。
咲夜「にしてもよくやりましたね。女性は苦手かしら?」
琢磨「苦手というわけではないです・・・はっきり言うとしょうがなくです・・・」
咲夜「ふ~ん・・・あら?琢磨さんのポケットが光っていますね」
琢磨「え?光ってる?そんな馬鹿・・・」
そんな馬鹿な・・・そう言いたかった。だが咲夜の言うとおりズボンの右ポケットが光っていたのだ。確かここに入れたのは三枚のスペルカードと能力カードだったはず・・・
琢磨「・・・出してみるか・・・」
四枚を全部出してみた。その中で光っていたのは能力カードだった。
咲夜「え?私の絵が描かれている?」
その能力カードのは阿求の他に咲夜も描かれていた・・・
透視点です・・・
透「お久しぶりかな?元気にしてたかい?・・・カリスト」
カリスト「今桜の子を探している・・・知っているか?河童と火炎車に向かわせたが・・・」
透「知らんが・・・それよりも俺の用を聞いてくれるか?」
カリスト「・・・要求しだいだ」
透「桜の子を見つけたらお前は捕らえにいくだろ?いや・・・場合によっちゃあ殺すかもしれんか」
カリスト「で?それがどうした?」
透「桜の子を捕らえるのを俺にやらして欲しい・・・それだけだ」
カリスト「・・・まあいいか・・・お前の実力も中々だしな・・・」
透「そうか・・・ありがとな」
透は知っていた・・・桜の子の正体を・・・