東方桜見伝   作:ゆっくり風間

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第十九話「執事」

宴会が終わり片付けが済んだ直後のことです。

 

琢磨「咲夜の能力を使えるようになったのか・・・?」

 

咲夜「私の能力を?どういうことかしら?」

 

俺は能力カードについて咲夜に話した。

 

咲夜「なるほど・・・ですがそれでは私が描かれたことに説明がつきません」

 

琢磨「そうなんだよなー。とりあえず使ってみるか。時を操る程度の能力「十六夜 咲夜」!」

 

能力カードを使った瞬間に能力カードが何枚かのスペルと銀の懐中時計に変化した。

 

琢磨「・・・なんだこれ?時計?」

 

咲夜「それは私が時を操るために使う懐中時計ですね。なくてもできますが」

 

琢磨「このボタンを押せばいいのか?おら」

 

ドキューーン!

 

琢磨「ん?モノクロになった?」

 

琢磨がボタンを押したら周りの景色が白黒になった。

 

琢磨「どういうことだ?なぁ咲夜・・・咲夜?」

 

なぜか咲夜から返答がない・・・

 

琢磨「まさか・・・本当に時が・・・時は動き出す!」

 

ドキューーン!

 

周りの景色に色が戻った。

 

咲夜「どうでしたか?」

 

琢磨「・・・本当に時が止まった・・・」

 

・・・翌日

 

琢磨「レミリアが俺を何のために呼ぶんだ?」

 

今俺は紅魔館に向かっています。朝に咲夜が神社に来て紅魔館に来いと伝えられた。

 

ー紅魔館ー

 

桜「ねぇマスター・・・私昨日どうなってた?」

 

琢磨「ベロベロになって倒れてたぞ。運ぶの疲れたからな」

 

桜「それについては謝るわ・・・マスターも承知してください。鬼に酒を勧められたら断ると・・・」

 

どうやら頭に角が生えた女の子は 伊吹 萃香という。種族は鬼だ。もう何も驚かんな・・・

 

レミリア「琢磨ー。こっちよ」

 

声が聞こえた方を見るとテラスで日傘をさしながら紅茶を飲んでいる吸血鬼がいた。

 

琢磨「ふん!・・・っと、で?俺になんのようだ?」

 

俺は空を飛びテラスまでショートカットした。桜もそうした。

 

レミリア「用はね咲夜だけじゃ大変だからあなたが紅魔館の執事になってほしいの」

 

琢磨「え?執事?メイドは咲夜だけじゃないだろ?」

 

レミリア「そうなんだけど・・・あの子たちはサボっちゃうのよ。あの子たちっていうのは妖精メイドのことよ。真面目に働いてくれる子もいるんだけどそれだけじゃあね・・・」

 

そういえば霊夢に聞いたことがある。紅魔館は咲夜の能力により多少外見より内装の方が広くなっているという。

 

琢磨「穂乃花はどうなんだ?あいつもここで働いてたろ?」

 

レミリア「あの子もしっかり働いているわよ。しっかりしすぎってところもあるけどね」

 

どうやら穂乃花はちゃんとやれているらしい。

 

レミリア「っで?どうかしら?」

 

琢磨(・・・もしかしたら・・・あの時の紅色の空がわかるかもしれない)

 

それを考えると執事もいいな。

 

琢磨「OK・・・やってやるよ」

 

レミリア「そう・・・やってくれるのね。ありがとう」

 

紅色の空・・・その真実がわかる満月の日まで残り5日・・・しかしそれはレミリアにも琢磨にも紅魔館の住民にもわからないことだった・・・

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