東方桜見伝   作:ゆっくり風間

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第二十一話「主を守る」

紅い月の朝・・・

 

霊夢「あれ?レミリアの執事になったんじゃあないの?穂乃花までいるじゃない」

 

霊夢には不安がられたがちょっとした休みと伝えといた。

 

・・・そして夜になった・・・

 

ドゴーーン!

 

琢磨「・・・始まったな・・・」

 

穂乃花「そうね・・・大丈夫かしら・・・」

 

デイオ「大丈夫だろ。あいつらはそんなに簡単に死ぬタマじゃあない」

 

桜「そうね・・・」(なんなの?この胸騒ぎは・・・)

 

ー紅魔館ー

 

咲夜(私が軸で動き・・・)

 

美鈴(お嬢様を妹様を・・・)

 

パチュリー(レミィと妹様を・・・

 

紅魔館の住民(守る!)

 

それぞれの思いが交錯するなか紅い月の地獄の時間が始まる・・・

 

・・・

 

透(来い・・・琢磨!)

 

・・・

 

琢磨「・・・」

 

遠くから眺めていてもわかる。圧倒的威圧感が肌を伝わり体の奥の奥に伝わる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃花「・・・え?嘘・・・」

 

琢磨「どうしたんだ?」

 

穂乃花の顔が一瞬の間で青ざめた。

 

桜「・・・!・・・感じた・・・?デイオ」

 

デイオ「ああ・・・感じた。誰かがやられたな・・・」

 

琢磨「!嘘だろ!?誰がやられたんだ!?」

 

デイオ「これは・・・咲夜だな・・・」

 

琢磨「!?」

 

琢磨の脳裏にある光景が思い浮かぶ。それは六日前ぐらいのこと・・・あの薄紅色の空。血まみれの咲夜。

 

琢磨「もしかしたら・・・」

 

空を見上げる。六日前に見た薄紅色の空に似ている。いや・・・同じにしか見えない。この光景と脳裏に浮かぶ光景を見比べて同じだと判断した琢磨がとる行動は一つ!

 

穂乃花「!?琢磨!どこいくの!」

 

琢磨「決まってんだろ!助けに行くんだよ!」

 

デイオ「あいつの性格を考えたらもう止まらないな。・・・行くか?」

 

桜「私は行くわね。マスターは色々と心配だから・・・」

 

桜が琢磨を追い掛ける。それを見て穂乃花は・・・

 

穂乃花「あ~もう!私も行くわよ!」

 

穂乃花も桜と同じく琢磨を追った・・・

 

ー紅魔館ー

 

琢磨(はぁ・・・はぁ・・・飛んでるって意外と疲れるんだな・・・)

 

桜「大丈夫?かなり疲れてるわよ?」

 

琢磨「桜・・・刀以外に変形できるものはあるか?できれば遠距離の武器がいい」

 

桜「ええ・・・銃にならなられわ」

 

そういって銃に変形する。そして琢磨は紅魔館に入る。

 

琢磨「・・・誰かいるか・・・?」

 

?「・・・誰・・・です・・・か・・・?」

 

琢磨(やっぱり・・・)

 

倒れていたのは琢磨の思ったとおり咲夜だった。しかも血まみれで・・・

 

咲夜「琢磨・・・?なんで・・・来たの・・・?」

 

琢磨「心配だからに決まっているだろ!それ以外に何がある!」

 

咲夜「琢磨・・・逃げて・・・お嬢・・・様が・・・ゴフッ!」

 

咲夜の口から大量の血が出てくる。

 

琢磨「ああ・・・レミリアなら・・・わかっている」

 

琢磨が後ろを向き、銃で顔を防ぐ。そこに紅い槍が飛んできた。

 

琢磨(桜・・・耐えれるか?)

 

桜(私を舐めないでちょうだい。マスターのためなら命だったら軽く捧げるわ)

 

琢磨「それは・・・ありがたいな!」

 

銃で槍を弾き飛ばす。琢磨だけだったら弾き飛ばせなかったのだろう。それも桜の能力のおかげだった。

 

琢磨(桜の『主を守る程度の能力』・・・これほど勇気を与えてくれる能力もないな)

 

琢磨は紅い槍が飛んできた方向を見る。そこには変わり果てた館のお嬢様がいた。

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