時は少し戻り琢磨たちが思い出話をしている頃...
ー博麗神社ー
霊夢「...これでよしっと。ルーミアどう?楽になった?」
ルーミア「う~ん...まだ苦しいのだ~」
霊夢「え?おかしいわね。最大の封印を施したのに...」
霊夢の封印はハンパなものではない。この封印を解けるものは幻想郷でも片手で数えられるくらいの人数しかいないのだ。
霊夢(封印をかけている時に巨大な邪悪を感じたけど...それのせい?だとしたら誰が...)
ルーミア「うう...」
ルーミアが苦しみ始める。
霊夢「ちょっと!大丈夫!?」
ルーミア「ううああ...霊夢...離れるのだ...」
ルーミアの体がひかり、頭の封印のリボンが外れた。
霊夢「リボンが!...ルーミアの封印が解けてしまう!」
ルーミア「うああああぁぁぁあああぁぁ!」
霊夢「眩しい!?」
目を開けてられないくらいの閃光があたりにばらまかれる。それが治まり霊夢が目を開けると...
?「お久しぶり...かしら?それとも初めましてなのかしら」
霊夢「...お久しぶりであってるわよ...ルーミア」
服こそルーミアと同じだが身長、腕の長さ、足の長さはまったく違う人が立っていた。
ルーミア「いつ会ったっけか?ま!いいか!それじゃあね...」
ルーミアが去ろうとするが霊夢はルーミアの肩を掴む。
霊夢「待ちなさい。私があなたを逃がすと思う?」
ルーミア「思う思わないって言ったら思わないと言うね」
霊夢「目の前の『害』を私は倒さないとね...博麗の巫女としてお前を倒す!」
ルーミア「いいね~相手してあげるわ。あなたを倒して外の世界に...復讐を!」
霊夢「復讐ですって!?一体誰に!?」
ルーミア「...しょうがないわね。少し昔の話をしてあげるわ」
そう...あれは何百年前の話ね...霊夢...あなたが生まれる前の話ね。
ルーミアが生まれたのは何百年も前の話になる...
・・・
ルーミアは元々は人を喰らう妖怪。人々にとっては脅威の存在だった。そこにある妖怪が出てくる。
ルーミア「あなたは誰かしら?」
紫「八雲 紫よ。にしても...よくこんなに食べたわね。周りの木と同じ位の高さまでいっているじゃあない...」
ルーミアの周りはすでに白骨化している死体で埋め尽くされていた。
ルーミア「意味は無いけど食べた人間の骨を残しておいたのよ...もう一回言うけど意味は無いのよ」
紫「...やめたらどうかしら?」
ルーミア「やめるだって?そんなことしたら私は餓死するしかないじゃあない」
紫「どうしてもやめないのね...」
ルーミア「やめさせたかったら私を殺せばいいじゃん。相手になるわよ?」
紫「元々殺るつもり...だけど私の仕事ではないわ。ここに来る人間の仕事...」
ルーミアは微笑した。
ルーミア「ふふ...人間だって?あんな軟弱で貧弱な種族が私に敵うかしら?」
紫「普通ならね...まぁ、せいぜい頑張りなさいな」
そう言って紫は去っていった。入れ代わりで狐のお面を被り、紅白の服を着ている女性が歩いてきた。
ルーミア「あなたが私を殺す人間かしら?ゴツイおっさんかと思えば女性じゃない...私を舐めているのかしら...」
?「別に舐めている訳ではないわ。私は博麗の巫女よ」
そう言い、ルーミアにお札を構えた。