ルーミア「呆れた...妖怪だけでなく人間も退化していたのね」
そう言って空を飛ぶ。
霊夢「ぐぶ!?はぁ...はぁ...うぐぐ...」
血を浴びて、さらに紅くなっている巫女服。体も紅くなっているだろう。そんな体に鞭を打って立ち上がる。
霊夢「まだ...負ける訳には...」
ルーミア「立てる見ておきなさい。博麗の終わりを...」
霊夢「何を言って...!」
ルーミアがおもいっきり剣を振るう。すると境界が現れた。
霊夢「嘘!?あそこには結界があるはず!?」
ルーミア「私が無理矢理こじ開けたの。簡単な術式でね」
ルーミアは境界に入る。その瞬間に境界は消えてなくなった。
霊夢「ぐぅぅ...私も...行かなくては...」
外の世界に!
・・・
琢磨「すいませーん!これはどこですかー?」
筋肉質な男「それはそっちだ!」
琢磨「分かりました!」
時は朝の9時頃。今は妖怪の山ビッグプロジェクトの準備をしている。
琢磨「うおいしょっと...ふう...」
筋肉質な男「お!琢磨。ちょっち休憩していいぜ?」
琢磨「あ、わかりました」
ちょっと早足で休憩所に急ぐ。
琢磨「ふい~...桜、どうだ?」
桜「どうもこうもありません。胸騒ぎだけです...」
桜は今、琢磨の服のベルトになっている。その間に精神の世界を行き来して胸騒ぎの情報を集めていた。
琢磨「にしても精神の世界か...デイオと同じだな」
桜「デイオにも聞いたけどあいつも胸騒ぎがするんだって」
琢磨「まじか...ん?それじゃあ外の世界に行ったのか?」
桜「精神の世界はどこも同じなの。幻想郷も外の世界も関係ないの」
関係ないのか...そう思っているとある男性が近づいてきた。
琢磨「あれ?あの人っていたっけ?」
桜「いえ...見てないですね。一回集まった時は何処かに行ってたのでしょうか?」
?「やあ...」
琢磨「え?」
さっきまで300mぐらい前にいたのに既に3mにまで近づいていた。
桜(いつの間にか...?スピードではないの?足音も聞こえなかった...)
?「ん?どうかしたのですか?」
琢磨「いや?何でもない...ところであなたは...」
マリー「申し遅れました。私はマリーと申します」
そう言って手を出した。
琢磨「俺は石川 琢磨だ。よろしく」
出された手を握り、握手をする。
琢磨「よし...そろそろ...」
桜『マスター!』
琢磨『どうした?』
桜『広場で紅い液体が溢れだしているわ!』
琢磨『紅い液体!?』
紅い液体というと琢磨の頭の中にレミリアとの戦いの時に流した血を思い出される。
琢磨「...もしかして!」
マリー「どうしたんですか?」
琢磨「マリーはここで待ってろ!俺は行くとこがある!」
マリー「え?は...はい!」
琢磨は休憩所から出て、桜の案内のもと血が溢れている所に向かう。
琢磨「紅い血!?桜!銃になっといてくれ!」
桜が銃になる。モードはディフェンスだ。
琢磨「?誰かいるぞ?」
紅い血の海の中に白い服を着て、片手に銃を持ち、もう片手には刀を持った青年がいた。
?「ん?まだいたのですか」
琢磨「てめぇ...誰だ...!」
タイム「私の名前はタイム。そう認識して頂きたい」
琢磨「タイムか...俺は石川 琢磨だ」
タイム「good!公正な戦いをしようじゃあないか...」
タイムが刀を捨て、ポケットから金色の時計を取り出す。
タイム「これが私の能力...時を戻す能力。ただし能力を使ったら戻した分だけチャージしなければならない」
琢磨「...ファイア!」
銃の引き金を引いて、発砲する。ディフェンスモードなのでスピードは普通の銃よりやや遅い。
タイム「ぐう...!」
発砲した銃弾はタイムの肩に当たり、貫通する。
琢磨「まだまだぁ!」
続けて発砲する。その数は5発。銃の中の弾丸を全てうち尽くした。
タイム「...7秒戻す」
タイムが呟くと同時に腹に5発の弾丸が当たる。だがそこから紅い血が溢れださなかった。それどころか、肩の傷も直っていた。
琢磨「なっ!弾丸が!」
全てうち尽くしたはずの銃に銃弾が入っていた。
桜「一体何をされたのですか!?弾丸はすべてうったはず!?」
タイム「時を7秒戻した。この7秒で起こった出来事は無くなり、時は再始動した」