琢磨「いててて...また真っ暗かよ」
琢磨は真っ暗な空間に座っていた。
?「ほほー!見事な狂いっぷりじゃのぉ!」
琢磨「うるせいやい...氷」
琢磨の目の前に現れたのは、蒼い着物に身を包んだ女性だった。結晶の模様がついていた。その女性は氷(ひょう)。琢磨の第二の能力『凍らせる程度の能力』により生まれた魂の存在である。
氷「ほほほ...こいつを連れてきたんだよ」
?「痛い痛い!お願い引っ張らないで!ここ乾燥してるから余計にきつくなるんだよ!」
もう一人...氷に糸で縛られ、引っ張られながらやってきた。
琢磨「...誰だ?そいつ」
氷「こやつは狂気によって生まれた儂と同じ魂の存在じゃよ。ちなみに種族は吸血鬼じゃよ」
?「説明したんならほどいてよ...さっきのは謝るからさぁ...」
そいつは黒い着物を着ていた。模様は何もなく黒一色だった。男性である。
氷「謝って済む問題じゃあなかろうて...ほれ、あいさつしろ」
氷が指を鳴らすと?を縛っていた糸が消えた。
狂磨「たくよぉ...俺の名前は狂磨(きょうま)だ。琢磨が狂うというところからつけた。本当は名前はないんだよ。いきなり狂わせてすまなかったな」
琢磨「お前が狂わせたのかよ...出てこないでほしいな」
狂磨「えー。暴れたりないぜ...ずわ!」
狂磨の頭に氷の盥が落ちてきた。普通の盥よりいてーぞ。あれ...
氷「ご主人には敬語だぞ?」←すごく良い笑顔
狂磨「いやいや!氷だって使ってないじゃん!」
氷「氷...だって?」
狂磨「はいはい氷さん氷さん」
氷「うむ♪よろしい♪」
氷を怒らせるわけにはいけないな...そう思った琢磨であった。
・・・数分後
氷「とりあえず小僧は起きなさい。気絶したまんまじゃよ」
琢磨「あ、そうなの?じゃあ起きるわ。ここって精神の世界だろ?ほら、桜が言ってた」
氷「そうじゃな。桜殿から聞いておったのか。解説できると思ったのにの~」
そう言いながら狂磨を蹴飛ばしている。
氷「ほれ。お前の仕事じゃぞ。とっとと起きないか」
狂磨「わかった...じゃあいくぞ?ほい」
狂磨が右手を挙げてから下げる。その瞬間に琢磨の体が消えた。
・・・オマケ
タイムと戦う一日前
氷「暇じゃの~」
桜「それなら情報収集手伝ってくださいよ。割と疲れるんですよ?」
氷「老人を少しは労れ。桜殿以上に疲れておるんじゃぞ?」
桜「まったくそんな風には見えません」
氷「維持悪いの~」
まあそんなこんなで平和でしたっと...
氷「勝手に終わらすな!」
だって文字数がいい感じだし。
氷「ふむ...仕方ないの~」