ーーーガキィィィン!
刀と刀が重なりあう。
琢磨「うぐぐ...腕が痺れる」
琢磨は能力で氷の刀を作っていた。
ルーミア「即席で作った刀にしてはよくやるわね」
氷の刀はルーミアの刀とすでになん十回と交わっている。普通の氷ならすでに折れていることだろう。
琢磨「せい!」
ルーミア「何の!」
もう片方の手で持っていたお払い棒をルーミアに当てようとするが、受け止められてしまった。
ルーミア「ふん!」
琢磨「何!?引っ張った?」
ルーミアがお払い棒を引き、琢磨の腹を蹴った。
琢磨「ぐふ!?」
ルーミア「喰らいなさい!魔犬「ケルベロス」!」
ルーミアの服の上部が光り、そこから真っ黒な生物が出てきた。
ルーミア「そしてぇ!来い!ケルベロス!」
ケルベロスがルーミアに向かって行った。
琢磨「!?わからんがチャンスだ!」
琢磨が一気に距離を積める。
ルーミア「なんて無謀なのかしら...変形!魔剣ケルベロス!」
ケルベロスがルーミアの刀と重なりあった。
ルーミア「魔性!辺りに散らばれ!」
ルーミアの周りに魔性が漂う。
琢磨「な!ぐむ!?」
琢磨は軽くビルの十階ぐらいまで吹き飛んだ。
琢磨「おわ!?え?飛べない?」
氷『小僧!早く移動しろ!』
琢磨『何か飛べねぇ!』
ルーミア「早いけど終わりだ!」
ルーミアが地面を一蹴りして琢磨に近づく。
ルーミア「一刀両断だ!」
ルーミアが刀を降り下ろす。鮮血が飛び散る...はずだった。
ルーミア「え?」
ルーミアの前にはスキマが出来ていた。
ルーミア「...」
ルーミアは地面に着地する。
ルーミア「...誰かしら?」
?「そこまでよ」
ビルの角から一人の女性が現れる。
?「ルーミアちゃん...お久しぶりね~♪」
ルーミア「...?誰かしら」
?「そうね~...この姿じゃあわかんないか。じゃあこの姿ならわかるかしら?」
出てきた女性の周りに煙りが漂った。そして煙りが晴れると尻尾が生え、角も生えた、緑色を基調とした着物を着ている女性がたっていた。
?「この姿ならわかるかしら?」
ルーミア「!?お前は...!」
?「あなたも戻ってくれるかしら?」
ルーミア「な!まだ復讐は済んで...」
ルーミアの足元にスキマが開き、落ちていった。
?「後は協力しだいね~♪」
?は静かに微笑み、去っていった。既にそこには死体すらなかった...
・・・
氷『オマケじゃよ』
お久しぶりとか連呼してるけど、あいつはどんなやつかはもうわかっている人はいるかも...
NGシーン
琢磨家にて。
霊歌(今夜は満月...はぁ...どうも気持ちが落ち着かないわね)
霊歌は家のベランダでため息をついていた。
霊歌(もうこの気持ちに任せようか)
・・・任せた結果
琢磨「ちょ!姉さん!下りてくれ!」
霊歌は琢磨の上に乗っていた。
霊歌「うふふ...琢磨君♪あ~そび~ましょ~♪」
琢磨「やめてくれ~!」
桜は既に寝ているため、止める人がいない。
霊歌「諦めたの?じゃあここからだね!」
琢磨「ちょお!諦めたわけじゃあない!...て、力つよ!動けねぇ!」
そのまま霊歌の唇が琢磨に迫っていく。
琢磨「い...」
いやぁぁぁぁぁーーーーーーーーー!
これが琢磨が言った、琢磨家の日常の中で一番最悪な一日だった。