東方桜見伝   作:ゆっくり風間

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[25].W(ダブリュー)だ...

穂乃花「...もう一ヶ月もたったのね...」

 

琢磨が学校を休み初めて一ヶ月がたった。

 

穂乃花「そういえばマリーも...」

 

琢磨と同じタイミングで転校生であるマリーも休んでいた。

 

穂乃花「マリーはわからないけど琢磨はもしかしたら...」

 

幻想郷に行っているかもしれない。しょうがないから家にいってみるか。

 

・・・放課後

 

ーーーピンポーン♪

 

琢磨の家のチャイムを押す。

 

穂乃花「ごめんくださ~い」

 

すると、返事が小さく聞こえてきた。

 

ーーーガチャ

 

?「誰ですか?」

 

穂乃花「私は琢磨君の友達の水無月穂乃花です。一ヶ月も休んでいるので心配して...」

 

?「ふ~ん...」

 

?は穂乃花の頭に触れる。

 

穂乃花「?何故頭に触れるのですか?」

 

?「う~ん...ふぁ!」

 

?が掛け声をあげると、穂乃花からデイオが出てきた。

 

穂乃花・デイオ「え?」

 

?「やっぱデイオ君じゃあない~♪」

 

穂乃花「え!?デイオのこと知っているんですか!?」

 

デイオ「知っているもなにも...霊歌じゃあないか...ということは琢磨は幻想郷か?」

 

霊歌「だ~いせ~いか~い♪琢磨君はすでに幻想郷よ!」

 

デイオは顔をしかめる。そんなに嫌な人なの?いい人に見えるけど...そんなことを考えていると...

 

穂乃花「...ふぇ?」

 

自由落下運動開始。

 

穂乃花「またぁぁぁああぁぁあああぁぁぁ...」

 

デイオ「...あんたの悪い癖だな」

 

霊歌「まあ八雲って名乗ってるからね。維持悪いのは当然ね♪」

 

デイオ「...じゃあ俺も行くわ。またな」

 

霊歌「今度はゆっくりお茶しようね~♪」

 

そう言い、スキマに落ちていった。

 

霊歌「勝てるかな~...このスペルを入れとくか」

 

・・・

 

琢磨「痛!?...ここって幻想郷か?」

 

琢磨がいた場所は幻想郷の守矢神社だった。

 

琢磨「...誰もいない?」

 

琢磨の視界には誰もいなかった。それどころか、景色がモノトーンみたいになっていた。(モノトーンとは簡単に言うと、色がない状態)

 

桜「...お腹の傷が...直っている?」

 

琢磨「あ!桜!大丈夫か?」

 

そこにいたのは琢磨と桜...もう一人いた。

 

琢磨「!?桜、銃で...」

 

桜「Yes...マスター...」

 

桜が銃に変形する。

 

琢磨「あれって...ルーミアか?」

 

倒れていた人が立ち上がる。琢磨の方を向いた。

 

琢磨「?」

 

?「時は満ちた...お前はそのままで良いのか?」

 

琢磨「は?どういうことだ?」

 

?が琢磨の前にあるものを出す。

 

琢磨「それは...能力カード!」

 

?「キーワードは...W(ダブリュー)だ」

 

琢磨「また訳わからんことを...」

 

ーーーピカーーン!

 

琢磨「う!?...あれ?」

 

景色が元に戻っていた。目の前にいた人がルーミアになっていた。

 

ルーミア「はぁ!」

 

琢磨「うお!」

 

ルーミアが突っ込んできたので、銃で刀を弾いた。

 

ルーミア「何!?」

 

早苗「琢磨さん!追撃がきます!」

 

琢磨「早苗先輩!?...ふん!」

 

ルーミアの蹴りをしゃがんで避けた。

 

ルーミア「さっきより鋭く!?」

 

琢磨(一瞬遅く見えたような...隙が出来た?)「くらえ!」

 

銃で一発撃つ。それはルーミアの頬を掠めた。

 

ルーミア「ぐぐぐ...」

 

琢磨「今一瞬遅く見えた...一体何だっていうんだ!?」

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