東方桜見伝   作:ゆっくり風間

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[27].雨符「斬雨の降る闇」

琢磨「斬れた...いけたのか?」

 

ルーミアが斬れた右腕を見ていた。

 

ルーミア「油断していた...自分に足りないものはこの心だな...」

 

ルーミアが自分の右腕を踏んだ。

 

ルーミア「この右腕は使い物になんないか...」

 

琢磨「...」

 

氷『再生機能はないのかのう...』

 

琢磨『ないほうに期待したい...』

 

ルーミアがふん!と声をあげると斬れたところから新たな右腕が出てきた。

 

琢磨「...うげぇ...」

 

精神的に...くるものあるよ...

 

ルーミア「もう少しね...繋がってないのかしら...」

 

繋がってないって...血管のことか?う!想像したら吐き気が...

 

狂磨『大丈夫か?』

 

琢磨『無理だ...ピッ○ロとは比べ物になんない...』

 

桜『マスター!来ます!』

 

琢磨「おう!う...」

 

ルーミアの力が一段と増した。

 

ルーミア「じゃあスペル宣言ね...雨符「斬雨の降る闇」...」

 

琢磨の視界が暗くなった。

 

琢磨「真っ暗だ...能力使ってもわからないな...」

 

琢磨の能力...真実を見る目を持つ程度の能力。真実とは簡単に言うと、過去や未来が見える。すべて終着点が見えるということなのだ。

 

琢磨「真実も闇...てか?」

 

氷『よくそんなこと言ってられるの~』

 

狂磨『氷さんもな...』

 

ルーミア「...」

 

ーーースパァ...

 

琢磨「え?」

 

琢磨の肩から液体が流れる。言わずもがな、血である。

 

琢磨「斬雨って...そういうことかよ!」

 

桜『マスター!きます!』

 

琢磨「無理だ!かわせねぇ!」

 

琢磨の体に次々と斬り傷ができる。そこから血がレインコートの表面を流れる雨水のように流れ出る。

 

琢磨「...万事休すだな...」

 

琢磨が諦めた瞬間...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「残撃を『0』にする!」

 

琢磨「...あれ?」

 

琢磨は目をゆっくりと開けた。目の前には見覚えのある女性がいた。

 

穂乃花「一ヶ月ぶりかしら?」

 

琢磨「...穂乃花!」

 

早苗「穂乃花さん!」

 

早苗たちはルーミアによって作られていた闇人形を倒していた。

 

神奈子「くぅ!」

 

諏訪子「くらえ!」

 

穂乃花「早苗さんは引き続き人形を倒してください。ルーミアは...私と琢磨が止めます!」

 

琢磨(...ここまできたら...)

 

氷(やるしかないかのぉ...)

 

早苗「わかりました!」

 

そう言って早苗はその場を去った。

 

琢磨「ありがとな...いくか...」

 

穂乃花「うん!」

 

穂乃花がルーミアに向かって走っていく。

 

ルーミア「ち...突破されたか...でも!」

 

ルーミアが刀を構える。

 

ルーミア「生身で向かってくるとは...命知らずにも程があるわね...」

 

穂乃花「デイオ!」

 

デイオ『おう!』

 

穂乃花・デイオ「「同調!」」

 

琢磨「同調!?」

 

穂乃花が光に包まれた。そこから姿が変わり、服も変わった穂乃花が出てきた。

 

穂乃花「破壊の剣...レーヴァテイン!」

 

穂乃花の手に赤黒い剣が現れた。それはフランが持っているレーヴァテインにそっくりだった。

 

ルーミア「フランの!?」

 

剣と刀が交わる。

 

琢磨「...まじか...」

 

氷『底がないな...じゃあ儂もいくか』

 

琢磨『OK...いくぜ!』

 

琢磨・氷「「変化・氷!」」

 

琢磨が氷に包まれる...そしてその氷が...割れた...

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