琢磨「そろそろ7時だな」
透「そうだなー」
穂乃花「そうねー」
琢磨達は約束の時間の三十分前には琢磨の家にきていた。琢磨は親がすでに他界してしまい一人の身である。
透「そういえば何でお前の目が金色になってんだよ」
琢磨「そんなこと言われてもわからねぇものはわからねぇよ」
穂乃花「金色になってなんか変わったことはないの?」
琢磨「さっきから数字や文字がちらちら見えるんだよな」
透「数字?」
琢磨「たぶんだがこれはIQだな。確か透は100ちょいだっけ?」
透「そう・・・なのか?」
琢磨「数字の上にIQって書いてあるからたぶんそうだ」
穂乃花「じゃあ私のIQは?」
琢磨「お前のIQ?えーと・・・180?」
透「は!?高過ぎだろ!」
穂乃花「確かにテストでは常にトップクラスだけど・・・」
琢磨「他にも見えるな・・・これはスリーサイズか?」
穂乃花「それ言ったら殺すわよ」
こんなような話を続けていると目の前の空間が裂け、その中から女の人が出てきた。
琢磨・透・穂乃花「!?」
紫「はぁーい♪今回手紙を出させてもらった八雲 紫よ」
目の前の女の人は自分で八雲 紫と名乗った。なんか・・・その・・・色々とすごいなと思った。最初の登場の仕方といいもう人間をやめているかと思った。
透「えっと・・・で・・・紫さんは何の用ですか?いきなり手紙を渡して」
紫「えーなによー自己紹介くらいしなさいよ」
ゆかりんプンプンしちゃうわと言った。もうそんな年じゃないだろ・・・
琢磨「えーと・・・石川 琢磨です」
穂乃花「水無月 穂乃花です」
透「風間 透です」
紫「琢磨に穂乃花に透ね・・・わかったわ」
そう言いながら何かの準備をしている。そして次の言葉は俺たちの運命を決める言葉だった。
紫「さて・・・本題に行くわよ。」
本題・・・その言葉を聞いた瞬間俺に緊張がはしった。
紫「あなた達にはあらたな世界で生活をしてほしいのよ。」
琢磨「・・・は?」
あらたな世界?そこで生活?一体なんのことかさっぱりだった。それは俺だけではなく他の2人も鳩が豆鉄砲でもくらったかのような表情をしていた。
紫「いきなりすぎたかしら・・・じゃあ順をおって話すわね」
紫が言うにはこの世界の中に明治時代に隔離された『幻想郷』という世界あるらしい。どうやらそこで生活してくれとのことだ。ちなみに俺たちを選んだ理由は気まぐれらしい。
紫「どう?この話にのってくれるかしら?」
正直まだ信じられなかった。いきなりこんなことをいわれて『はい、わかりました』と言えるだろうか?かなりの異常人じゃなければ言えないだろう。だがその時の俺はなにをトチ狂ったのか・・・
琢磨「分かった・・・その話を信じる」
言ってしまった・・・
穂乃花「!?本気なの!?こいつとは今会ったばかりなのよ!」
ああ・・・なんで穂乃花のような反応を俺はとらなかったのだろう・・・
琢磨「根拠はないんだが・・・紫の話は信用できる気がするんだ」
穂乃花「・・・」
透「俺も賛成かな?その『幻想郷』という世界に興味がある」
紫「あなたはどうなの?穂乃花?」
穂乃花「・・・わかったわよ・・・いけばいいんでしょう・・・」
紫「じゃあ全員信用できるってことね。荷物はあっちについた時にこっちの世界から適当に送るから何かほしいものがあったら今のうちよ。」
琢磨「じゃあちょっと待っててくれ。少し時間をくれ。」
そう言うと部屋を出て行き居間に行き母親と父親の写真を見て・・・
琢磨「行ってきます・・・お母さんお父さん・・・」
そう言い残し自分の部屋に向かう。
紫「いいかしら?出発しても」
琢磨・透・穂乃花「ああ(うん)」
紫「じゃあ出発するわ!私が住む『幻想郷』へ!」
そう紫が言うと俺たちの足の空間が裂ける。そのまま重力にしたがい下に落ちていく。
琢磨「・・・え?なんで落ちてるの?」
穂乃花「これって紐なしバンジーよね?」
透「やっぱりこれか・・・」
琢磨・透・穂乃花「うわあああああああ(きゃあああああああ)!」
第一章これにて終了
これにて第一章は終わりです。さてさて・・・これからあの三人はどうなってしまうのか?
そして謎の能力とは!
もしかしたら他のサイトの小説の作者さんとコラボするかもしれません。