東方桜見伝   作:ゆっくり風間

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第四章「幽霊の時」
[1].ここが大学か~


琢磨「ほえ~ここが大学か~」

 

今俺は大学に来ていた。幻想郷から帰ってから二週間がたった。試しに幻想郷のことをまとめて先生に提出したらなんかここに行けと言われた。

 

琢磨「確かここの二階の部室だったよな?先生が伝えたらしいからすぐに通れそうだな」

 

そう言って大学の門をくぐった。

 

・・・

 

大学二階の秘封倶楽部部室前。

 

琢磨「秘封倶楽部?霊能クラブか?」

 

とりあえずノックをする。中から声が聞こえてくる。

 

ーーーガラ

 

出てきたのは紫の服を着ていた女性だった。髪の毛は金色で、外国人に近い感じだった。

 

?「なんの用ですか?」

 

琢磨「あ~...なんて言うのか...先生に言われてここにきたんですが...」

 

?「先生に?もしかして石川 琢磨さんですか?」

 

琢磨「そうです!」

 

?「とりあえず中に入ってください。話はそれからです」

 

?に言われるままに部室の中に入っていった。そこにはもう一人、茶髪で、制服(?)を着ていた女性がいた。

 

?「メリー?誰それ?」

 

メリー「蓮子...お客さんの前だよ?ちゃんとしなよ...」

 

蓮子と呼ばれた女性は、立ち上がり近づいてきた。

 

蓮子「...琢磨って言うの?私は宇佐見 蓮子(うさみ れんこ)よ!よろしくね!」

 

琢磨「俺は石川 琢磨だ。知ってると思うけど...」

 

蓮子は自己紹介をすると手をつかみ、ブンブンと振り回した。

 

琢磨「で...そちらの方は?」

 

メリー「申し遅れました。私はマエリベリー・ハーンと言います。蓮子からはメリーと呼ばれていますので、あなたもメリーと呼んでください」

 

メリーがお辞儀する。琢磨は直感的に苦労してることが分かった。

 

琢磨(...いつも蓮子に振り回されているんだな...)

 

蓮子「何か失礼なこと考えなかった?」

 

琢磨「イエベツニー」

 

蓮子「そうなの?」

 

メリー・琢磨(...馬鹿だ...)

 

このときのメリーと琢磨の意思は統一していたのであった。

 

・・・

 

桜「またマスターの帰りが遅い...」

 

・・・

 

蓮子「で?幻想郷ってところに行ったの?」

 

琢磨「簡単に言うと異世界ですね」

 

メリー「境界の先にそんな世界が広がっているなんて...」

 

境界とは幻想郷でいうスキマだ。メリーはそれを見ることができる。それが『結界の境目が見える程度の能力』だ。それのせいで変な夢を見るらしい。

 

琢磨「人によって入り方は様々だと思います。ほとんどがあっちの住人からのお誘いだと思いますが」

 

その証拠となるのが境界もといスキマだ。スキマに通れば幻想郷にいける。

 

蓮子「じゃあ行きましょう!その幻想郷へ!」

 

メリー・琢磨「...え?」

 

メリーと琢磨は二人揃って、驚きの声をあげた。

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