琢磨「ふいー...あんたがノームさんか」
ノーム「この勝負...勝たせてもらう!」
文「では闘技大会一次予選第一回戦琢磨選手VSノーム選手の戦いを始めます。ノーム選手はBランクのため琢磨選手にはなんらかのペナルティが課せられます。では...ファイト!」
ーーーカーン!
コングが高らかになり響き、戦いの火蓋が切られた。
琢磨「いくぜ!」
ノーム「うおあああああ!」
・・・
透「琢磨のペナルティは...変化禁止とスペル一部禁止、素早さ軽減か。元々が人間だからこれはきついな」
ルール補足...ペナルティはランクの離れ具合で個数がきまる。SSは数字にすると5、Bは2なので5-2で三個のペナルティがつきます。
穂乃花「あいての武器は斧ね。つまり遠距離が有利なんだけど...桜は使えるのかしら?」
咲夜「刀や銃に変わるのを状態変化と言うのなら使えないでしょう」
・・・
琢磨「さて...まずは制限チェックだ」
まず体が重い...素早さ軽減か。
琢磨「素早さ軽減は痛いなぁ...て、うお!?」
ノーム「お前に考える隙は与えん!」
ノームがいつの間に目の前にいて、斧をぶんまわしてきた。
琢磨「ふむ...能力は使えると...スペルは制限されて、能力カードはほとんど制限がかかってるな」
スペルカードは桜がいないと使えないので全部使えない。能力カードは種族が人間なら使える。
琢磨「じゃあまずはこれだ...な!」
ノーム「ぐは!?」
琢磨はノームの腹を蹴って、距離を取った。
琢磨「『W同調』!阿求と咲夜だ!」
琢磨が『W同調』を使い、阿求と咲夜の服が合わさった服になった。髪の色は紫でメイドの頭についているカチューシャをつけていた。
透「阿求?何で阿求を使ったんだ?」
穂乃花「なるほど。敵の攻撃パターンを覚えようとしてるのね」
咲夜「私の姿になったのは主に身体能力の強化ね。時止めも制限がかかっているのでしょうか?」
琢磨「さて...まだ開始から三分くらいしかたってないけど終わらせるか」
琢磨がポケットから一枚のスペルを取り出した。
ノーム「まだだ...まだ終わらんよ!」
ノームが諦めずに突っ込んでくる。
琢磨(ガン○ムかよ...)「接近するとは中々に度胸があるな!傷魂「ソウルスカルプチュア」!」
懐からナイフを二本取り出し、がむしゃらに振り回した。もはや音速は越えているだろう。しかしノームは自分の勢いに逆らえず、突っ込んでしまった。
ノーム「え?...うぼあ!?」
ノームはあっさりと押し返されてしまい、吹っ飛んだ。
ーーーカーン!
文「闘技大会一次予選第一試合勝者は...石川 琢磨選手~!」
観客「うおおおおおおおおおおおおおおおお!」
透「ま、余裕だろ」
穂乃花「無事」
咲夜「一回戦突破ね」(にしてもこんな短期決戦だったのになんで阿求を使ったのでしょう?)
琢磨は観客の方向を向き、高らかに叫んだ。
琢磨「勝ったどー!」
観客「うおおおおおおおおおおおおおおおお!」