東方桜見伝   作:ゆっくり風間

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[19].穂乃花VS透 その3

前回のあらすじ。笏と剣がぶつかりあった。

 

黒い気と白い気を帯びた笏と剣がぶつかりあっている。

 

透「風の神の力...しかとその目に焼きつけよ!」

 

穂乃花「それはこちらとて同じこと!」

 

ーーードガーーン!

 

ついに両者とも耐えられなくなり、砂埃が大きく舞い上がった。

 

透(砂埃は俺の独壇場...いっきに近づいて!)

 

ーーーザッザ

 

透の目の前に穂乃花が見えた。

 

透(これにて終了だ!)

 

透が穂乃花に蹴りを入れようとする。

 

ーーーガシ!

 

透「何!?」

 

なんと穂乃花は目を瞑りながら透の足を掴んだのだ。

 

穂乃花「最後で詰めが甘かったわね。ジャーマン...スープレックス!」

 

某プロレス漫画よろしく、そんな感じのプロレス技をかけた。

 

ジャーマンスープレックスとは...プロレスで言う押し倒す技。間接技とは違い、短い間だけ大きなダメージを与えられる。押さえつけではなく、カウント勝ちを主と置いた技なのだ。

 

透「ぐぶ!」

 

背中から悲鳴が聞こえるようだった。

 

透「まいった...投了だ」

 

ーーーカンカンカーン!

 

文「SSランクの戦いを制したのは...水無月 穂乃花選手だーーーー!!」

 

にとり「素晴らしい...お互いにいい戦いだったよ」

 

透「はぁ...負けちまったか」

 

透は同調を解いて、その場に座りこんだ。

 

風『ナイスファイト!...と言いたいが最後のは納得できんな。勝とうと思えば勝てただろ?』

 

透『まだ俺にはやることがある。それの下準備のためにわざと負けた』

 

風『ふーん...で?もう行くのか?』

 

透『もち。琢磨の試合が見たかったが仕方ないな』

 

そう言ってその場に立ち、歩いていった。

 

透(この世界...いや、時間と言った方が正しいか。琢磨と穂乃花には強くなってもらわんとな)

 

透は一人苦笑いし、風となって消えた。

 

 

 

 

琢磨「さて!俺の出番か」

 

万を持して琢磨VS咲夜の戦いが始まる。

 

咲夜「知り合い同士でも」

 

琢磨「手加減はしねぇかんな」

 

咲夜「当たり前よ。メイドとはいつも失礼の無いよう動くものよ。手加減なんかしたら琢磨に失礼じゃない」

 

文「では本日の最終試合を開始致します。赤コーナー!ご主人様は吸血鬼?十六夜 咲夜ぁぁぁぁーーー!!」

 

赤コーナーから咲夜が突然現れる。

 

にとり「青コーナー!妖怪吸血鬼はんでもござれ!石川 琢磨ぁぁぁぁーーー!!」

 

青コーナーから琢磨が歩いてくる。

 

文「では...試合開始!」

 

ーーーカーン!

 

琢磨VS咲夜の戦いが今始まる。

 

 

 

 

作者「結局勝ったのは穂乃花か~」

 

穂乃花「ふん!勝ってやりましたよ」

 

透「実はまだ本気の3分の1も出しておらんのだよ」

 

穂乃花「え?」

 

作者「まあ透の言葉は本当だよ。まだまだ上がある。恐ろしいね!」

 

透「じゃあ占めますか。これからも...」

 

三人「「「お願いします!!!」」」

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