東方桜見伝   作:ゆっくり風間

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[23].琢磨VS咲夜 その4

琢磨「来たぜ!」

 

咲夜「くらいなさい!」

 

琢磨の首を狙い、手刀を繰り出す。

 

琢磨「展開!」

 

琢磨の首の近くから紅い網が展開された。

 

咲夜「嘘!?」

 

もちろん咲夜に防ぐ暇はないため、飲み込まれる。

 

琢磨「牢獄と言っても鉄だけじゃあない...」

 

咲夜(やられる!?)

 

咲夜が覚悟した瞬間...

 

琢磨「あ」

 

咲夜「え?」

 

紅い牢獄によって作りだされた紅い網が突然消えた。

 

琢磨「時間切れでした!!」

 

琢磨の足下が急に爆発し、琢磨が吹っ飛んでいった。

 

琢磨「や~なか~んじ~!!」←どこかに飛んでいった。

 

咲夜「...え~と...勝ちました?」

 

会場は静まり返っていた。

 

文「...え~...勝者、十六夜咲夜!」

 

で?いいのかな?

 

にとり「いい...のかな?」

 

もうどうでもいいんじゃない?

 

 

 

 

琢磨「ん...どこだここ?」

 

琢磨がいた場所...それは気温はちょうどいい。白い霧。一軒の建物。住むにはちょうどいい環境下であった。

 

琢磨「ここはどこだろうな?とりあえず聞いてみるか」

 

そこの一軒の建物に入る。

 

琢磨「すいませ~ん!」

 

わん!にゃー!きゅー!

 

琢磨「...え?」

 

聞こえたのは犬と猫とハムスター(?)の鳴き声だった。鳴き声が聞こえた方に目を向けると...

 

琢磨「お前らは...エルマーにハムにジャックじゃあないか!」

 

外の世界にいたときに飼っていた動物達だった。

 

琢磨「久しぶりだな~!元気にしてたか?」

 

ジ・ハ・エ「わん!(にゃー!)(きゅー!)」

 

犬がジャック、猫がエルマー、ハムスターがハムである。

 

?「その子達はいつの間にかここにいたんです。あなたの動物でしたのね?」

 

琢磨「あんたが面倒を見てくれたのか。ありがとう。ところで...」

 

華扇「私の名は茨 華扇(いばら かせん)。種族は...」

 

琢磨「仙人だな?」

 

華扇が驚いた顔をした。今更だが華扇の服装は中華っぽい服装だ。ピンクを基調とした服に頭にはお団子(髪止め)が二つ。

 

琢磨「仙人というのは人間だな。だがお前は...そっち側か」

 

華扇「!?」

 

華扇の脳裏にある記憶が甦った。それはホフゴブリン騒動の事(東方茨木華扇三巻より)。

 

紫『あら、あなたはこっち側だったの?』

 

それと同じことを今会ったばかりの人間に言われた。もしかしたら...気がついているかもしれない。

 

華扇「あなたは...どこまで分かっているの?」

 

琢磨「いや?あんたが仙人だ...てことだ」

 

華扇「...嘘ですね」

 

琢磨「流石に仙人になればわかるか?いや、普通に分かるか」

 

琢磨が自分の目玉を指差した。

 

琢磨「真実の目。これでお前の過去を見た」

 

華扇「...厄介ですね」

 

琢磨「厄介で結構。...で、そのジャック達をそのままここに置いといてくれないか?普通の動物がであるいてちゃ危ないだろ?」

 

華扇「そのことなんですが...」

 

ジャック「心配は...」

 

ハム「ありま...」

 

エルマー「ないにゃー!」

 

琢磨「ふぇ?」

 

琢磨がジャック達を見る。そこには見知らぬ男女が三人いた。

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