琢磨(...んにゃ?何だここ?)
琢磨は見知らぬ...というか真っ暗な空間で目を覚ました。
琢磨(一体どうなって?...看板?)
琢磨のすぐそばに看板があった。そこには矢印が書かれていた。
琢磨(こっちに行けってことか)
矢印の方向に従い進んでいった。
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琢磨(なんだこりゃ...)
歩いて数分。するとそこには桜並木があった。何m続いているか分からないほど咲き誇っている。
琢磨(桜並木...進んでみるか...)
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桜並木を進んでいった。
琢磨(う~ん...そろそろ着いていいんじゃあないか?まあ、どこに向かってるかわからないけど)
?「次に行く準備は出来ますか?」
琢磨(...ん?)
琢磨の目の前に見慣れた姿をした人物が現れた。
琢磨「お前...妖怪少女?」
狐「私は妖怪少女をじゃありません!狐って言うしっかりとした名前があります!」
琢磨「そっか。じゃあ狐、何でここにいるんだ?」
狐「ふぅ...いや?お兄ちゃんの息が虫ですのであきらめて次に行こうかと」
琢磨「え?ちょ...ちょっと待てよ」
狐「死んで次に行くより生きたまま次に行く方がいいでしょう。半霊なので半分死んでますが」
琢磨「おい!」
琢磨が声を荒げた。
琢磨「死にそうだから次にいく?死ぬより生きたままで次に?ふざけんじゃねぇ!それなら仲間を守り死んだ方がマシだ!どんなにきつくてもどんなに絶望的でも諦めねぇ!」
狐「そうですか...では、せい」
狐が琢磨の胸を軽くタッチした。
琢磨「何を...うごあああ!?」
急激な痛みが襲ってきた。
琢磨「な...何だよ!何でだよ!痛い!痛すぎる!」
狐「それが今の状態です。骨が何本か折れ、内蔵はめちゃめちゃ。さらに狂気状態になったので疲労が凄まじいです。普通の人間なら死んでますよ?」
琢磨「うがが...」
狐「では質問です。あなたはジュリアンテに勝てますか?」
琢磨は首を振らなかった。
狐「じゃあ仲間を守れますか?」
琢磨「....................................ああ!」
声と共に力強く首を縦に振った。
狐「では行ってきてください。そして...勝ちなさい」
琢磨「...え?」
霊夢『勝ちなさい』
その時の狐の姿は何故か霊夢にそっくりに見えた。
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透「...あいつ能力使いすぎだろ!」
人里の祭り客を避難させる間に透は愚痴をこぼしていた。
透「?これは...日記?」
透の足下に日記が落ちていた。かなりの年期が入っていそうな日記だ。
透「どれどれ...これは!?」
8月○日
ついに完成した。これで西行妖につければ完成だ。私は今、全人類の科学力を越えたのだ。暴走するのが楽しみだ。
8月●日
おかしい。完成したのに作動しない。動け!動けよ!なぜだ!ミスはひとつもなかったのに!?...まさかスキマか?
8月◎日
ち...また作り直しだ。これからの研究経過は別のノートに写すことにする。3日しか書いてないが再びこれを開くとき...全てに決着がつく。
透「西行妖!?なんで妖怪桜の名前が...」
日記の裏表紙を見る。そこには...
『著作 カリスト』
透「まさかカリストの目的は...幽々子の人間の時の体か!?」