琢磨(...勝てる?そんな疑問は頭から無くせ!)
やつ(カリスト)から漂ってくる無数の黒い気配。
琢磨「...くらえ!」
接近して斬りかかる。
カ「...マヌケめ...」
カリストが目を見開く、その瞬間なんにもいえないような恐怖が琢磨を襲った。
琢磨(!?何だこの恐怖...まるで...まるで...一人で数千もの命を背負っている...まさに百鬼夜行みたいだ!)
カリストが剣を取りだす。
カ「私が背負う数千の者たちよ...我が剣に宿れ!」
背中から黒い霧が出てきて剣にまとわりつく。琢磨はそのまま斬りつける。
琢磨「其ノ三「桜花閃々」!」
狂磨(狂気による身体能力の強化をしといてやるよ)
琢磨(ああ、助かる)
体に力が沸いてくる。刀身が届けない場所で刀を二度振る。そこから桜色の斬撃が二つとんでいく。
カ「貧弱貧弱ゥ!そんななまっちょろい力で俺を倒せると思ったか!」
琢磨「何を言うか!」
カ「見せてやるよ...数千の命を背負う者の力を!斬符「百鬼繚乱」!!」
剣から紅い気が纏われる。そのまま琢磨が繰り出した桜色の斬撃と交わる。
琢磨(ふふふ...弾かれるのはもうわかっている。両手を使っているということは別の方向から攻めれば倒せる!その斬撃は囮だったのだよ!)「妖夢!!」
妖夢(そうか!囮だったのですね!)「わかりました!」
カリストから見て左が琢磨、右が妖夢という配置になった。
カ「!?」
琢磨「作戦」
妖夢「成功!」
琢磨・妖夢「人符「現世斬」!!」
互いにカリストを見て、...一閃。
琢磨「...」
妖夢「...な...う、何故...?」
妖夢が肩から血を吹き出して倒れる。
琢磨「...かげ...シャドウ...?」
琢磨も腹に大きな傷がつき、血を吹き出して倒れた。
カ「ははは...これで勝とうとは...まあいい。とどめだ!」
カリストが勢いよく刀を琢磨にふりおろす。
ーーースッ...
カ「...!これは...蝶!?」
?「黒墨の桜ならぬ黒墨の蝶って言ってね、これ(西行妖)が普通の桜だったころに生まれた不死を司る蝶よ」
カリストに斬られた蝶はやがて輝き、その体を再生した。
カ「ここの雰囲気にぴったりな蝶だな...幽々子」
幽々子「よくも紫、妖夢、琢磨を...!」
カ「復讐心を燃やしたか...厄介だからここは退散するか」
そう言ってカリストは消えていった。
幽々子(...子供っぽいみためをしてるけどまさか百鬼を背負っているなんてね...それもすいかと変わらない規模の百鬼を...)
取り合えず考えても仕方がない。そう思い、皆を白玉楼に運んだ。