カ(弱い...弱すぎる!あいつは桜の子なのか!?)
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琢磨(...?ここどこだ?)
琢磨の目の前に広がった光景。所々破壊された村だった。今燃えましたと見える。証拠に黒い煙が漂っている。
琢磨(一体...?...!?あれは、まさか!カリスト!?)
カ「誰か...誰かいないか!?」
琢磨(気づいてない?カリストが俺に?)
カ「村長!母さん!父さん!恵美子!」
琢磨(...恵美子?)
カ「誰も...いない...!?」
妖怪「ん?」
カリストの目の前に図体がやたらと大きい妖怪があらわれた。
妖怪「まだいたのか...ここにいた奴等はみな不思議は力を持っている。だから殺した」
カ「!?」
妖怪「お前もここの村出身か...だったら死ねぃ!」
妖怪が口を開け、カリストを食べようとする。
妖怪「これで全滅だな!」
カリストは簡単に妖怪に食われてしまった。
琢磨(!?カリストが妖怪に食われた!?だったら戦っていたカリストって...)
妖怪「ふぅ...満足だ...う!?」
妖怪が突然苦しみだした。
妖怪「うごぐけけ!?何だ、体が?痛い!?」
ーーー許さない
妖怪「頭に...響く!?」
ーーー許さない
妖怪「!!!??何なんだ!?これはえーーー!?」
ーーー妖怪なんて
妖怪の背中が突然盛り上がった。
妖怪「やめろ...やめろぉぉぉーーー!!」
ーーー殺してやる!
妖怪「ああーーーー!!」
背中から何かが飛び出した。妖怪は背中が裂けてその場に倒れた。
琢磨(はいぃ!?妖怪の中からカリストが出てきたぁーー!?)
妖怪から飛び出した何かはカリストだった。そのため、カリストは身体中血だらけだ。
カ「こいつだけじゃあ...ないな...?」
ーーー殺してやる...
カ「妖怪は全て敵だ!悪だ!滅ぼしてやる...カスも残らんように!」
カリストが中心で爆発が起こり、無になってしまった。
琢磨(っ!?)
それと同時に琢磨の意識も途切れてしまった。
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琢磨「...すがぁ!!」
琢磨は勢い良く身を起こした。そこは和室だった。
琢磨「...どこ?ここ」
?「白玉楼よ」
琢磨「白玉楼...一体どうなったんだ?幽々子?」
幽々子「そうね...でも、時間切れね」
琢磨「...はい?」
時間切れ?それって...いやいや!何で幽々子がしってんだよ!
ーーーグゥ...
幽々子「お腹のね♪」
琢磨「え?...あ、ああ」
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琢磨「で?カリストはどうなったんだよ」
とりあえず飯を食べ終わって一番疑問に思っていたことを聞いた。
幽々子「帰ったわ...本当よ?」
琢磨「...で?この世界が消えるってことは知っているのか?」
幽々子「知っているわ。そのために私が出たんだもの」
琢磨「...そうなのか」
幽々子「そんな悲しい顔をしないの!シャキッとしなさい、男の子なんだから」
そこに妖夢がやってきた。
妖夢「用意ができました」
幽々子「そう、じゃあ行きましょう」
琢磨「何かやんのか?」
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幽々子「私がやるのは『剣舞』よ」
琢磨「剣舞?」
幽々子の両手には刀が握られていた。
妖夢「...良いですよ」
幽々子「じゃあ琢磨。しっかり見てなさい。それと...オカリナを」
琢磨「ほーい」
オカリナを取り出す。そこにはカエルのマークが浮かんでいた。
琢磨(カエル?...ああ、この世界の前に行ったのか)
妖夢「いきます...」
~~♪
妖夢が引いたのは『幽雅に咲かせ、黒墨の桜』の一部だった。琢磨もそれに合わせてオカリナを吹く。
~~♪
カエルのマークの横に幽霊...人魂のマークがついた。
幽々子が舞い、妖夢が奏でる。琴を。時に優雅に、時に激しく踊る。
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幽々子「終わりね...」
琢磨「ああ」
妖夢「わ...私の初めてを奪ったのですから...忘れないでくださいね!」
琢磨「もちろん!」
琢磨の体が薄れていく。
琢磨(時が戻ったら...生き返るのかな?)
幽々子「...あ、カリストのことについて言っとくわ」
琢磨「ん?」
幽々子「あの子とあなたは一回...いや、何回も会ってるわ」
琢磨「...うえ?」
琢磨の姿が消えた。