東方桜見伝   作:ゆっくり風間

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第五章「深秘の時」
[1].stege1現代に甦る魔砲少女 前編


ーーージジ...

 

この桜高校の向かい側には廃校舎があるだろ?あそこには...出るらしい。

 

出るって...何が...?

 

昔からあるだろ?七不思議だよ。花子さんで有名な。

 

ーーージジ...

 

マジ?それなら行ってみようぜ!

 

じゃあ方法を伝えるぞ。

 

ーーージジ...

 

2002年9月23日、廃校舎に行った桜高校の男子生徒が行方不明になった。

 

通「これがその記事だ」

 

穂乃花「これって...今もあるよね?」

 

琢磨「そうだな...ん?」

 

透「どうした?」

 

今、四人は屋上で昼食をとっている。それと同時に怪談話をしていた。

 

琢磨「何で二人とも行方不明なんだ?ほら、跡とかないのか?」

 

穂乃花「その二人を拐(さら)ったとか...」

 

透(神隠し?としたら紫の仕業か?)

 

通「ということで...行く?今夜」

 

琢磨「いいんじゃね?行っても」

 

透「分かった。じゃあいつ集合する?」

 

穂乃花「そ...そうね。私はいいちゅでも...ぁ」

 

穂乃花の顔が青ざめる。

 

琢磨(あ、そうか。穂乃花は霊関連は苦手だったな)

・

・

・

夜7時廃校舎前

 

琢磨「おいーす。あれ?通は?」

 

透「熱だってよ...って、何だそのちっこいの」

 

琢磨のそばにちじこまっている穂乃花がいた。

 

琢磨「...やっぱやめとけばよかったな」

 

穂乃花「...(コクン)」

 

穂乃花はゆっくりと頷いた。

 

透「しゃーないのか...行くぞ」

 

琢磨「ばっちこい!」

 

穂乃花「...(うるうる)」

・

・

・

透「まずは有名な花子さんからだな」

 

琢磨「方法は?」

 

透「ここの校舎の三階女子トイレの一番奥の個室、ノックを三回してから『花子さん、いますか?』と言う。すると声が聞こえるらしい」

 

琢磨「ふーん、と着いたな」

 

穂乃花「...行くの...?」

 

琢・透「当たり前だ!」

 

琢磨と透はノリノリだったが、穂乃花だけ半泣きだった。

・

・

・

Stege1現代に甦る魔砲少女

BGM:メイガスナイト

 

琢磨「ここか...」

 

ーーーコンコンコン

 

三回ノックして...

 

琢磨「花子さーん。いますかー!」

 

名前を言う。すると

 

ーーーチュドーーン!!

 

琢磨「...え?」

 

突然トイレの個室の中から光が放たれ、すこしたつと消えた。

 

三人「...」

 

ためしに琢磨が個室のドアを開けてみる。そこには黒い服に身を包んだ少女の姿があった。

 

?「いたた...一体なんなんだ...お前ら誰だ?」

 

穂乃花「...少女?私たちと同じくらいの...?」

 

琢磨「...変わった...服装だな...」

 

透「...魔理沙?」

 

透に魔理沙と呼ばれた人物はゆっくりと立ち上がり透の方を見る。

 

魔理沙「え?透?ということは...ここは外の世界ってことか!?」

 

透「...紫の仕業?」

 

魔理沙「それは違うと思う。スキマなんて見てないか...」

 

琢磨「STOP!STOPだ透!」

 

穂乃花「そうよ!何でこの子の事を両方とも知ってるの!?」

 

作者「ピンポーン。ここで説明が入る。狐はいつも宴会が終わった後まで時を戻しているが、今回は幻想郷に入る前まで戻した訳だ。つまり、幻想郷の住民は透だけを知り、琢磨と穂乃花は何も知らないってことよ。誤解を招いてしまい申し訳ないです!」

 

魔理沙の言葉を遮るように二人が割り込んできた。

 

魔理沙「ん?誰だコイツら」

 

透「こっちが琢磨でそっちが穂乃花だ」

 

穂乃花「雑!?」

 

魔理沙「ふ~ん...琢磨」

 

琢磨「ん?何だ?」

 

穂・透(スゲェフレンドリーだ!)

 

魔理沙が口元を歪め、笑いながら言った。

 

魔理沙「私と弾幕勝負をしないか?」

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