ラブライブ!~輝きの向こう側へ~   作:高宮 新太

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現実の合宿なんて辛いだけ

 列車を乗り間違えた結果、列車を乗り降りしてようやっと目的地まであと半分といったところだった。

「いやー、まさか列車を乗り間違うなんて古典的なボケをやらかしちゃうとわねー」 たはは、といった様子で笑う穂乃果。

 

「本当ですよ、まったくもう。危うく見ず知らずの土地で路頭に迷うところだったんですよ?分かってます?」

「まぁまぁ、海未ちゃん。その辺で。結果こうやって乗れたんだから」

「そうだよー。旅にハプニングはつきものだよ?」

「またそうやって穂乃果は―――――――」

 やいのやいのと前のほうの席が騒がしい。

「・・・気になるん?」

「あ、いえ、別に」

 隣の席に座っているのは見事、席を決めるために引いたジョーカーを引いた東條先輩だった。ややこしかった。

「東條先輩は、窓際とかじゃなくてよかったんですか?」

 ジョーカーは当たりだというから、てっきり見晴らしの良い窓際なのだとばかり思っていた。

「ほらほら~かよちん見て見て~!すっごい良い景色だよー」

「うん!凄いね凛ちゃん」

 その当たりと思われた窓際に座っているのは、凛であった。隣には花陽。椅子を反対側に回転して座っていたのはにこちゃん。

「あんたらガキねー。景色くらいではしゃぐんじゃないわよ」「そういうにこちゃんはなんでそんなにテンション低いにゃ?」「あったり前でしょ!?乗る列車間違えればそりゃテンションも下がるわよ」「雪君の隣にも座れないしね?」「うっさい!あんたもでしょ!」「はうっ!!」「り、凛ちゃん。にこちゃんもまだ合宿始まったばっかりなんだし、チャンスはこれからいくらでも」「チャンスってあんた・・・そんなこと考えてたの?いやらしい」「な!そそそそそんなこと考えてません!」「そんなかよちんも凛はすきにゃー」

「・・・気になるん?」

「あ!いや、えっと・・・すいません」

 先ほどからそわそわしているせいか、東條先輩に顔を覗きこまれる。

「うちでごめんね?隣,他の人のほうが良かったかな?」

「ん?何言ってるんです?俺は東條先輩ともっとお話ししたいと思ってたから、東條先輩の隣、素直に嬉しいですよ?」

「っ!!そ、そう///」

 ?何か変なこと言っただろうか、東條先輩が目を合わせてくれなくなる。

 目線を目の前に戻すと、俺の座っている眼の前にはニコニコしている絵里先輩がいるし、その隣には真姫ちゃんが物憂げな顔で景色を見ている。

 配置的には、俺たち四人の真後ろに凛たちが。そして少し離れた斜め前の席に穂乃果達三人が座っている。

「そ、そういえば合宿って具体的には何するか決まってるんですかね?」

 ニコニコしている絵里先輩とちらちらと見つめてくる東條先輩に耐え切れず、話題を振る。

「そうね。具体的には決まっていないわね。穂乃果は考えていなさそうだし」

「海でなにして遊ぶかのほうが考えてそうやない?」

「それは本気でありえそうですね・・」

 穂乃果の中で、海で遊ぶことがすでに決定してそうで怖い。「ねぇねぇ。海で何して遊ぶ?」「いけません!私たちは合宿に行くんですから練習するんですよ!」「えー。少しくらいいいじゃん。ケチ」「ケチとはなんですかケチとは」

 予想的中。本気で考えていたよこの娘。やっぱり考えていたよこの娘。わかりやすいな穂乃果は。

 三人、目があって笑いあう。

「ふぅ。真姫は?着いたら何するの?」

「え?私?私は、別に。なんでもいいわ」

「そーんな冷たい事言う真姫ちゃんにはお仕置きが必要やね」

「は?急になに―――――――きゃっ!ちょ、ちょっとまて、どこ触ってんのよ!」「ほらほら、お胸と一緒に真姫ちゃんの冷たい心も揉みほぐしてあげよう」「何言って、ちょ、雪が見てるからぁ。だめぇ。っていうか雪見ないで!」「いや、見てない。て言うか見えない」

 さっきから、具体的に言うと東條先輩が腰を浮かした瞬間から。目の前にいた絵里先輩が覆いかぶさってきて、目の前は絵里先輩しか見えない。「ちょ、絵里先輩?」これはいわゆる、巷で流行りの壁ドンというやつではないだろうか。いや後ろ壁じゃねぇな、椅子だから椅子ドン?なんかおいどんみたいになった。薩摩藩にいる武士みたいになった。

「見ちゃだめよ?それとも雪は女の子のあられもない姿を見て興奮する変態さんなのかしら?」

 ぶんぶんと首を振る。思いっきり振る。「あ、ひゃあぁ、だめって言ってるのにぃ」

 先ほどから真姫ちゃんの声だけが聞こえる。幸い他のお客さんは乗っていないため、そういう心配はないのだが、普通に真姫ちゃんが心配だ。

「ふぅ。これで真姫ちゃんの胸も心もわしわし完了やな」

 その一言とともに絵里先輩の椅子ドンからも解放される。大丈夫なのかと真姫ちゃんを見ると、涙目で所々はだけていて汗だくで。なんかレイプ後みたいになってるけど、大丈夫そう。「どこがよ!」ほら、まだそんな元気があるなら大丈夫だ。ていうか声に出てたんだ俺。反省。

「次はー高山国際村ー高山国際村ー、お降りの方は手荷物をお忘れなきようご注意ください」

「あ!もうすぐ着くって!」

 もうそんな時間か。大きな声でみんなに知らせる穂乃果に続いて、皆が下りる準備をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うーみーだー!!!」

 まっさらな空、真っ白な砂、そして真っ青な海。思わず穂乃果が叫んでしまうほど、ベランダから見える見事に完成された景色が目の前に広がっていた。

「でっかいにゃー」

 そして海を背景にそびえたつのは、真姫ちゃんの大きな大きな、別荘だった。

「ひっろーい!」

 穂乃果が部屋に二つあるベットにダイブ。それにしても広い。二階建てで、一階には広いリビング。広いキッチン。広いトイレ。二回には部屋がひーふーみー。片手では数えきれない。ホテル並みの家だ。これで普段使ってないっていうんだから驚き。まさに驚きの白さ。

 ・・・いくらかかってるんだろう。

「真姫ちゃん、真姫ちゃん。義弟とかって、欲しくない?」

「は?何言ってんの?」

 はっいかん!あまりの驚きとお金持ちキャラに養われかけてしまった。真姫ちゃんと血はつながってないけど双子の弟として生きる道を考えてしまった。ビジョンが見えてしまった。

「ごめん、忘れてくれ」

「うん?」

「ほらほら雪ちゃん!早速海いこうよー」「いくにゃー」

 両の手を右に穂乃果、左は凛に引っ張らればがら外に出ようとすると。

「まってください」

 むんずっと首根っこをつかまれる。どうでもいいけどなんで俺の首を掴むの海未?まぁ俺の手を引っ張ってる穂乃果と凛も止まったけどさ。

「これは合宿です。合宿なのですから、普段できない細かいところまでみっちり練習するべきです」

「私も、海未に同意見だわ。これだけ広いと、歌の練習とかもできるし」

 相変わらず俺の首根っこを掴んだまま、こんこんと説明する海未と絵里先輩。

「えー!合宿なんだから遊んだほうがいいよー。みんなの絆も深まるしとってもいい事だと思うんだけど」

「凛も賛成!だいたい暑いから合宿に来たのに、涼まないでどうするの?」

「「うぐっ」」

 凛と穂乃果の説得に、心が傾きかけている絵里と海未。そういえば他のメンバーが何しているかと目線を巡らせると、花陽はキッチンにあった白米を抱きしめているし、にこちゃんは日焼け止めだろうか、塗っている。「にこっち、うちが縫ってあげる」「そう?じゃ、頼むわね」「むっふっふ」「ガシッ。やっぱりやめて」「何するんにこっち?うちはただ日焼け止め塗ろうとしてるだけやのに」「じゃあなんで絶対日焼けしそうにないところを目線がロックしてんのよ」

 首根っこを掴まれているせいで、首が回らず声だけが聞こえてくる。何してんだろう。

「そ・れ・に!海未ちゃん、この合宿の真の目的を忘れたの?」

「そ、それは・・・」

「水着姿を見れば、いくら雪君でも私たちを女の子と意識するはず。そういうことだったはずでしょ?」

「こ、ことり」

「ちょっと、聞いてないわよそんな話」

「絵里ちゃんも、雪ちゃんにそのナイスバデェ見せつけるチャンスだよ?ファイトだよ?」

「そ、そんなの・・・はずかしいじゃない」

「いやいやいや、もっと恥ずかしい事いっぱいやってるよね!?」

「凛ちゃん、自分の胸見てそんな落ち込まなくても――――――――」

「こ、ことりちゃんなんてこと言うにゃ!落ち込んでない!」

「だ、大丈夫だよ凛ちゃん。これから成長するかもしれないし。ほら一緒に白米食べよ?」

「かよちん、それは嫌味?それとも白米食べればそんなに大きくなるの?」

「いやいや、大きくなるコツはもまれることやで?」

「絶対嘘にゃ。にこちゃんが証人にゃ」

「ちょっと!それどういう意味!?」

 いつの間にかみんながリビングに集まり俺の周りをぐるっと囲んでいた。というかあっちこっちから声が聞こえる。うるさい。

「い、いやでもミューズのためにも練習しなければ・・・・遠泳十キロ、ランニング十キロ、腕立て腹筋etc」

「え、遠泳十キロ・・・?」

 わずかながら聞こえた絵里先輩の声を疑う。遠泳十キロ?どこかのアスリートかなにかですか?

「う、海未?流石にちょっとそれは厳しいんじゃないかしら?」

 海未、絵里先輩VS穂乃果、凛の模様を呈していたこのファイトクラブだったが、海未の予想以上のスパルタ、むしろ無理難題に絵里先輩があっさり穂乃果側に着いた。

 このわずかな隙を見逃さず、穂乃果と凛の眼がキラリと光る。

「ほら!あのしっかりものの絵里ちゃんが言ってるんだよ?今日はもう遊んだほうがいいって」

「そうにゃ!今日はめいいっぱい遊んで、練習は明日の朝やればいいじゃん。そして夜に花火すればいいじゃん」

 なんか一つ願望が増えてる。花火したかったんだ、凛。鞄をちらりと見ると、他にもウノやけん玉、ヨーヨーなどが詰め込まれている。遊び道具ばっかりだね。

「うううううう」

 あ、なんかもうひと押しで行けそうな感じ。

「ほら、雪ちゃんも何か言って!」「そうにゃ!早く海未ちゃんを海に誘うにゃ」

 あー、またややこしい事になってる。なってるけど、俺も海未と海に行きたい涼みたい。

「海未!一緒に泳ごうよ!」

「はいっ!!!」

「即答だった」「即答だったわね」「即答だったにゃ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 目の前に広がるのは海。脱ぎ捨てたサンダルから伝わる砂の熱さに驚く。踏みしめると少し面白い。

「おまたせー」

 声がするほうを振り返ると、三年生組が水着に着替えていた。一番先頭にいる東条先輩の水着は、上は薄紫色の普通の水着なのだが、下はなんだか透けていて、不思議と東條先輩に似合っていた。どれも水着映えしているというか、伊達にアイドルの名を冠してはいないなと思う。

「どうかしら、似合う?」

 じっと見つめすぎていたせいか、少し身を捩りながら絵里先輩が聞いてきた。

 絵里先輩はビキニ、上は白、下はピンクのシマシマで色が違う。

「ええ、とっても」

「本当にそう思ってる?」

「ほんとですよ」

 意地悪な笑みを浮かべながら、それでも満足げにうなずく絵里先輩。を恨めしげに見ているのは、にこちゃん。にこちゃんが着ているのは、ちっちゃい子がよく着ている赤いヒラヒラがついた水着。

「なぜこうも差が・・・ロシアか、ロシアの血のなせる業か」

「にこっちは、そのままでええって。世の中にはそういうのが好きな一部のマニアがいるんやし」

「そういうのってどういうのよ!ていうか一部って言った!?マニアって言った!?」

 何やら言い争っているみたいだ。水着が似合ってるかどうかの話をしているのかな?

「大丈夫だよ、にこちゃん。俺は好きだよ、子供っぽくて」

 言った瞬間アッパーカットを食らう。殴られた。なんで。

「この、ノンデリカシーが!」

「あ、おーい!にこちゃん!・・・なんで雪ちゃんは倒れてるの?」

「ああ、ちょっとね」

 砂浜に突っ伏しながら、口に入った砂をつばとともに吐き出す作業をする。着ていたパーカーの汚れを払う。ちなみに水着は海パン。と同時に、視界の端にいるのが穂乃果とことりであることを確認する。穂乃果はオレンジ色、ことりは薄緑の水玉、どちらもビキニだった。

「う、海未は?」

「ああ、それなら――――――――――」

 ことりが指さす方角を見る。

「わ、わたしは無理です!恥ずかしいです///」

 見ると、別荘の柱の陰で、何やら凛ちゃんと押し問答を繰り広げていた。

「何言ってるの?このままじゃ雪君に水着見てもらえないでしょ?」

「も、もういいんです!こんな羞恥、耐えられません///」

「そんなこといってるから、雪君に女扱いされないんだにゃ。海未ちゃんはほんとダメダメにゃ」

「うぐっ!!!」

「ほら、みんなあんなにアピールしてるにゃ。このままじゃおいてけぼり、海未ちゃんは一生雪君の中で女として扱われないまま一生を終えるんだにゃ」

「い、一生を?」「そうにゃ」

 遠くて何言ってるか聞き取れないが、どうやら海未が出てくるみたい。

「ゆっき君ー!見て見てー!新しい水着、海未ちゃん買ったんだってー」

「そうなの?」

「あ、う、ううう。に、似合いますか?///」

 伏し目がちに顔をそらす海未の表情はうかがいしれない。そんな海未の水着はなんだか水着というよりは、服みたいで、濃い青と薄い青のグラデーションがとても海未のイメージにぴったりだった。

「海未は、オシャレだね。凄く似合ってるよ」

「はうっ――――――――――///」

「う、海ちゃんが倒れた!」

 ええ!?熱中症か何か?「大丈夫海未?」

「う、うーん・・・ゆ、雪。あれ?なんで下、着てない///・・・・・はうっ」

 眼をぐるぐるさせ、パーカーの裾を握り、真っ赤になって再度気を失う海未。やっぱり熱中症だ。

 担架に運ばれていく海身を見届けると、今度は真姫ちゃんの声が。

「絶対無理!///そんな、男の人に肌を見せるなんて、無理///」

「真姫ちゃん、もういいにゃ。それもう一回やったにゃ。海未ちゃんでやったにゃ」

「一回やったって何よ!?なんでそんなやっつけなのよ!とにかく、無理なものは無理」

 今度は、はっきりと聞こえてくる。聞こえないほうが良かった。

「そんな、男の人に、薄布一枚の姿をさらすってことよ?水着なんて謳ってるけど実質、下着みたいなもんじゃない!そんなの無理!破廉恥だわ///」

 真姫ちゃんの訴えに、何人かが考えるしぐさをする。そして全体的に、照れくさい空気が伝染する。

「もう、真姫ちゃんめんどくさいにゃ。それ」

 そんな空気を取っ払うかのように一声かけたかと思うと、凛はおもむろに真姫ちゃんの服を脱がせ始めた。さながら早着替えするかのごとく。一瞬で。すると、服の下からピンク色のフリフリの水着が露出する。

「っ!!!!!!」

 あまりに一瞬の出来事だったので、声も出ないといった様子。

「ほらやっぱり、しっかり水着着てるにゃ」

「あ、あああああ、あ、あんたね!!私が着てなかったらどうするつもりだったのよ!!」

 凛の首をぶんぶんと振り回しながら、問い詰める。

「真姫ちゃん、素直じゃないから、絶対水着の上から服着てくると思っただけだよ。予想が的中してちょっと呆れただけだよー」

「な!お、大当たりよこのばか!!」

 真姫ちゃんの素直じゃない一面がわかったところで、ようやく海で遊べる。

 かと思いきや。

「やっぱり、恥ずかしがったほうが、雪君的にはポイント高い?」

 ことりが、なにやらぶつぶつと独り言をしゃべっていたかと思いきや、突然。

「ゆ、雪君そんなにじろじろ見ないで?恥ずかしいよ///」

「なに?あんたことりをそんな性的な目で見てたの?興奮してたの?」

「えええ!?ち、違う。見てないよにこちゃん!」

「怪しいわね?希!」

「え、絵里先輩まで」

 絵里先輩が一言かけたかと思うと、背中にずしっと重いものが覆いかぶさってくる。何事かと、振り返ると「東條先輩?何やってるんですか?」

「うーん?なにやら、お仕置きが必要やったみたいやね?」

「そんなことない――――――」言いきる前に、東條先輩のわしわしの刑に処されてしまう。

「おっ!結構、良い筋肉してるんやな」

「ちょ、まって、あひっ!」

 思わず変な声が出る。胸筋だけでなく、わき腹、上腕二等筋など、いろんなところを責められる。

 

 

 

 

 

 

「は、はひっ!もうらめぇ」

「あれ?ごめん、やりすぎてもうた」

 何時間も経ったかのような錯覚を覚えるほどに疲労してしまう。きっといま自分の顔はだらしなく映っていることだろう。涙目になり、よだれも垂れている。口元がおぼつかない。普通逆じゃね?という幻聴が聞こえるほどに。 

「り、凛ちゃん。やっぱり恥ずかしいよー」

「かよちん!!」

 あ、忘れてた。まだ花陽が残ってた。

 ようやく、お仕置きから解放されて、無の心で海を眺めていたころに花陽が現れる。

「大丈夫だよ、かよちん!恥ずかしいなら、一緒に中でけん玉する?それともヨーヨー?あ、バトスピも持ってきたんだよ?」

「「ちょっと!!」」

 いつの間にやら、真姫ちゃんと海未が復活していた。

「凛!私の時と対応違うんだけど?!」

「それはちょっと、おかしいですよ!」

「えー!普通だよ?かよちんだもん」

「り、凛ちゃん、私もう大丈夫だから、みんなで一緒に海であそぼ?」

「うん!かよちんがそういうなら!」

「「ぐぐぐぐぐ」」

 これでようやく、遊べるかと思いきや最早、列車の乗り間違え、度重なるTO LOVEるダークネス、そして今までの問答により、日はすでに傾きかけていた。

「・・・夕日がきれいだなー」

「「「「「「「「「・・・そうだね」」」」」」」」」

 結局、海そのもので遊ぶことはできなかったが、それでも合宿一日目は、何とも充実した一日だった。




どうも、吸血鬼殲滅部隊隊長、高宮です。
どこで区切ろうか四苦八苦してたら、区切れなくなりました。なのでこんなにかかってしまったんです、グータラしてたわけじゃないんです。
話は変わりますが、もうすぐ真姫ちゃんの誕生日!というわけで海未ちゃん同様、なんかやります。感想などでアイデアとか、そんな大げさなものじゃなくても、もらえるとうれしいです。
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