クロスアンジュ イレギュラーと熾天使の輪舞   作:ヌオー来訪者

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 どうしてイレギュラーは発生するんだろう?(X並感)


第6話 熾天使、出撃

 ゾーラの死を新人に知らされたのは帰還後、サリアの口からだった。

 

 大型の、ガレオン級のドラゴンを凍結バレットによる一斉射撃で仕留めようとした際、最後の一撃を放とうとしたゾーラ機と逃げ回るアンジュ機が接触してしまったのだ。そしてその隙をガレオン級が突き……という次第だ。

 担架に乗せられた布に覆われたゾーラと思われるナニカが医務室に運ばれるのが見える。血の匂いが鼻を突いた。

 話しによると即死だそうだ。下半身は潰されているらしい。……一方で原因を造ったアンジュは殆ど無傷らしく、暫くすれば怪我も直ぐに治る程度なのだと言う。

 

 ゾーラを慕っていたのであろう、ロザリーとクリスはゾーラの亡骸を乗せた担架を運びながらこの世の終わりのような表情を見せていた。このような光景は仕事柄何度でも見る事があるが、慣れたものじゃない。ヒルダも、苦しげな表情を見せていた。

 リオスとしても苦手なタイプの人間だったとは言え一人の上司を、仲間を失ったショックは大きいものではある。

 

 尚、ココの件だが彼女は一週間独房入りが確定した。過程はどうあれ脱走しようとしたのだ。アンジュが逃走をしなければこうはならなかったとかまだ幼かったとか色々と情状酌量の余地はあるという事で殺されはしなかったが、今後風当たりは強くなるだろう。ミランダはゾーラの件共々嘆かずには居られなかった。

 

 

 全部アンジュの所為だと責める事は簡単だが、それだけで終わらせようとはリオスは思っていなかった。一発ぐらいは本気で彼女を殴って、暫くはゾーラの分まで戦って貰いたい所であった。

 まぁ、そう簡単に上手くいくとは到底思っても居ないのだが。彼女の性格が性格である。きっとそこまで至るのに骨が折れるだろう、下手したらその前に死ぬ可能性が極めて高い。……死なれては色んな意味で困るのだが。

 

 リオスは医務室の外の通路でミランダと一緒にぼんやりと佇んでいた。医務室にはゾーラの亡骸と戦犯扱いのアンジュが居る。第一中隊のメンバーもその中に居る。アンジュを責め立てるヒルダやロザリーの声が聴こえる。

 やった事はやった事だ。それ相応の咎を受けるのが筋というもの。リオスにはそれを止める権利もありはしない。復讐、報復をしない限りは。

 ミランダはそんな中で不安げにリオスと一緒に壁に凭れ乍ら呟いた。

 

「……ココ、どうなるの」

「一週間待ってやりな。そしたら出て来れるだろうからさ」

「ココ……どうしてあんな夢を見たの? 私たち、ノーマなのにさ」

 

 リオスの価値観で言うならばミランダの問いの答えは『人間だから』だ。だが、この世界ではノーマは人では無いと言われている。だからその言葉はきっと意味が無い。

 ミランダの瞳に涙があふれる。目の前にのしかかって来る現実に12歳程の少女が耐えられる状況では無かったようだ。

 

「隊長……怖い人だったけど、死んじゃったんだよね……」

 

 先程まで自分たちを引っ張って来た隊長が死んだ。次は自分じゃないのかという恐怖心がミランダを襲っていた。

 

「次は……させない」

 

 リオスが放った言葉は余り責任が持てるものでは無かった。戦場では様々な不条理が付いて回るもので何時、その不条理さに殺されるか分かるものでは無い。

 それに対して出来る事は、可能な限りそうならないように努力する事と、同じような事が繰り返されないように上手く立ち回る事だ。帰る方法は今は考えない。今成すべき事。それはこれ以上犠牲を増やさせない事である。ゼロに出来なくとも一人ぐらいは―――

 

 

 この後、機体を盛大にぶっ壊したリオスとアンジュは待機命令を受けた。アンジュ機とリオス機は大破し、出撃不可能。ミランダ機も少しの被弾で済んでいる為にヒルダたちと共に再度出撃するのだという。整備の優先順位はベテラン組に回されているようで大破機体は後回しとの事。まぁ、妥当か。

 

 アンジュの代わりの機体は、老朽化してしまった旧式パラメイル『ヴィルキス』に乗せるとジルがアンジュとリオスを格納庫に連れて言い放ったときはリオスは流石にそれは駄目ではないかと反駁しそうになった。だが、ジルは彼女が死にたがっていると言った。

 そういう問題ではないと、リオスは言い返すがジルは頑なにリオスの訴えを聞かない。

 

「これは賭けだ。我々が生きる為のな」

 

 ジルはそう言ってからアンジュの機体について触れる事は無かった。同行したゾーラに変わる隊長となったサリアも不満気な表情であったのだが、彼女も流石に逆MVPとはいえどアンジュにオンボロの機体に乗せる事に抵抗があったのだろうか。彼女の真意は分からないが。

 アンジュはふらふらと、幽鬼の如く格納庫に鎮座している戦闘機形態のヴィルキスに歩み寄って行く。その後ろ姿をリオスは見送る事しか出来なかった。自業自得だと思う心境とこれはやり過ぎではないかという感情がぶつかり合っていてどうすれば良いのか分からなかったというのが実情だ。

 

「さて、次はお前だ。リオス」

 

「俺……ですか」

 

 ジルはリオスの質問に肯定すると、「付いて来い」と言って歩き出した。向かった先は第9番格納庫と呼ばれる場所だった。そこには人気は全くと言って良い程無く、灯りも点いておらず、薄暗くて不気味で長い通路をサリア、ジル、そしてリオスは歩く。

 出撃用のハッチから大分離れているように感じるのは気のせいだろうか?

 

 アルゼナルにある第8格納庫までは出撃用のハッチに近い場所にある。

 それ故第9格納庫だけが遠い場所に配置されているのが少々異質(イレギュラー)に見えた。奥の扉の電子ロックをパスワードで解除して部屋に入ると一機の真紅が姿を見せた。

 それは普通のパラメイルより若干大きく、背中には大型ブースターが二基付いている。現在戦闘機形態だが、それが可変機だと一目で分かった。

 現在クレーンで固定されており、機体の真下は海水だった。

 

「これは―――」

 

「ナインボール・セラフ。前任者以外操縦を受けつけ無かった機動兵器だ」

 

「前任者?」

 

 前任者がいるのであればその人に任せればいい。だと言うのに何故、新人の自分にまかせるのか訳が分からなくてリオスは疑問符を浮かべると、ジルは事も無げにさらりと答えた。

 

「前任者は既に死亡している。それから操縦者が居なくてずっと埃を被ったままだ」

 

「……っ!? これでどうしようと言うんです? これで戦えって言うんですか?」

 

「そうだ」

 

 サリアはまるで懐かしいものを見るかのように、上にあるナインボール・セラフを見上げて人の名前らしきものを小さく呟いた。リオスはそれが気になって後ろに居るサリアを見る。一瞬暗い顔をしているように見えたのだが、サリアは何時もの毅然とした表情へと戻った。

 リオスはコックピットに足を運んで行く。それを下から見届けながらサリアはジルに問うた。

 

「どうしてアレを彼に?」

「もしもの時の『保険』だ」

 

 ジルの返答を聞いた時、サリアの顔は何を思ったのか顔を顰めた。ジルはそのサリアの顔を目にする事無く、上に居るリオスに大声で言った。

 

「リオス! 一つ言って置く。この機体のコックピットには爆弾を仕掛けている。怪しい動きをした場合、及び爆弾を解除しようとした場合爆発する! それを念頭に入れて置け」

「……っ!?」

 

 リオスは己の顔を青ざめさせた。怪しい動きの基準が分からないし、生殺与奪の権をジルが握っているという事に恐怖を覚えたのだ。だが、逆に考えればこの機体は相当な性能を持っていると思われる。ポジティブにとらえるならば少しは信用されているという事か。若しくは信用出来ないがリーサルウェポンとして扱わざるを得ないという事か。

 リオスは冤罪で爆発しない事を祈りながら深呼吸をして、開いたコックピットに乗り込んだ。コックピットは、パラメイルと異なりクラウドブレイカーと同じようなハッチ式だった。何となくだが、グレイブ以上に身体に馴染んでいた。どうやらパラメイルのようにコードは必要ないようだ。

 ハッチを閉めて起動スイッチを押すと一筋の赤外線が放たれリオスの頭からつま先まで通っていく。認証でもしているようだ。それが終わるとモニターや計器に一斉に光りが灯った。

 

『DNA認証完了。貴官の操縦を許可する』

 

 どうやらこの機体にはレイズナーのレイのような高度なAIが付いているようだ。リオスは機体のチェックをしていると、AIが喋り出した。

 

『お名前をどうぞ』

「リオスだ」

 

 名乗るとAIはそれ以上喋る事は無かった。リオスは機体のOSを自分に合うように最適化を済ませ、機体出撃準備が完了。それをジルに伝えると『暫く待て』と言い残し、サリアと共に第9番格納庫から数人の整備士と入れ替わりに去って行った。

 

 

 アンジュは圧し掛かるものに押し潰されかけていた。

 

 何故戦わなければならないのか。何故隊長の死を背負わねばならないのか。何故自分はマナが使えなくなっただけでこのような牢獄で過ごさねばならないのか。何故周囲から殺意の眼差しを受けねばならないのか。

 ノーマは人では無く化け物なのだと思い続けていた結果、自分が化け物の一人だったという現実。

 夢なんだ。そう、悪い夢なんだ。今、きっと悪い夢でも見ているのだ。

 眼を覚ましたらきっと、心配した表情でモモカが顔を覗かせているに違いない。

 

 ジルは言った。戦って死ぬ事以外の死は許さない。せめて、戦って死ねと。

 

 死ねば解放されるのだろうか。この現実に、この重さから。解放されれば自分は嘗ての日常へと戻れるのだろうか。ただ流されるままに出撃して、ふらふらと第一中隊のメンバーを追うようにヴィルキスに乗って飛びながらアンジュはそんな事を考えていた。

 

 ジルの言う通り、老朽化したエンジンに滅茶苦茶なエネルギー制御。飛ぶことすらも覚束ない。でも墜落するだけでは死ねそうにもない。ドラゴンに食い殺されるなりされなければ。

 そう思った自分に少し恐怖を覚えながらもアンジュは己の考えを変える事のないまま空を飛んでいた。

 

 アンジュの心境はどうであれ、出撃をはっきりと歓迎する者は殆ど居らず、特に異常なほどに敬愛していたロザリーたちからしたら気分の悪い話レベルでは済まないのは火を見るよりも明らかだった。

 

「何でアイツも来てんだよ! お姉さまを殺した奴と一緒に出撃?」

 

 ロザリーは憎々しげにふらふらと飛ぶアンジュを睨みつけ乍ら文句を言った。クリスに限っては最早殺意を隠そうとしていない。今にも銃口を向けて撃ち落としかねない様子である。

 そこでヒルダは口を開いた。

 

「アイツ、死にに行くそうだよ?」

 

 ヒルダの言葉に、ロザリーとクリスは驚愕の表情を見せた後、喜色の表情を見せた。そうだ、殺されてしまえばいい。あんな女、ドラゴンの餌になってしまえばいい。それが二人の本音であった。

 

「見せてもらおうじゃないか! 痛姫の死にざまとやらを!」

 

 ヒルダはふらふらと飛ぶアンジュ機を見て笑顔でそう言い放つのだった。

 

 

 

「おぉ……なんじゃあの機体! サーリアサーリア! あのパラメイルドキドキしない!? ねーサーリア!」

 

 負の感情が蔓延する中、ヴィヴィアンだけははしゃいでいるしている様子だった。まぁ、旧式パラメイルの出撃をだが。戦線にオンボロ機体が出て来る事など普通は有り得ない話ではあるので、興味深いのだろう。

 

「作戦中よ。私語はやめなさいヴィヴィアン」

 

 サリアははしゃぐヴィヴィアンを咎めると、息を大きく吸ってから吐いた。

 死したゾーラに代って隊長になった訳だが、教本通りに行くかどうか正直不安であった。ゾーラは良くも悪くも型破りな所があった為、教本通りに動いた事はあまりない。ゾーラの高い状況判断能力と勘で自分たちは救われてきた。

 だが、自分はゾーラとは違うのだ。野生の勘などありはしない。教本通りに動くしかないのだ。その為に沢山勉強している。野生の勘と才能の無さは重々承知していたのだから。

 背後から聞こえる負の感情に満ち溢れたヒルダたちの会話は耳に届かない。

 敵影接近を知らせるオペレーターの声を受けて、サリアは自分の成すべき一手を考えつつ、味方にドラゴン接近を警告した。

 

 ドラゴンは海中に身を隠していた。ガレオン級1体と、撃ち漏らしたスクーナー級3体だ。彼らは頭から浮上してその巨大な体躯を外気に晒す。

 ガレオン級は凍結バレットを連続で叩き込まれている所為か、片脇腹が完全に凍り付いていた。スクーナー級はみた所無傷に見える。どさくさに紛れて撃ち漏らしたか。

 

「どうする? 隊長」

 

 ヒルダの問いに一つ間を開けてから自分なりの最適解をはじき出した。

 

「奴は瀕死よ……一気にトドメを刺す。全機、駆逐形態! 突撃兵は凍結バレット装填! 新兵と砲撃兵は後方支援でスクーナー級を排除してから凍結バレットでガレオン級へ攻撃を!」

 

 サリアの指示にアンジュ以外はイエス・マムと返事し、アンジュ機以外の全機は人型形態へと変形。其々持ち場について攻撃できるように構える。

 

「攻撃……攻撃開始ッ!」

 

 噛み締めるように、自分の背負っている責任を確認するようにサリアは指示を飛ばすと、突撃兵は凍結バレットを装填した状態でガレオン級に迫る。

 トップを取っていたサリアが射程範囲内に行き着いたその時、ガレオン級は咆哮を上げた。

 

 聞くだけでも耳がどうにかなりそうだ。ガレオン級の足元に巨大な魔法陣のようなものが形成され、海が荒れて、水柱を立てる。

 一体何事かとサリアたち突撃班は足を止めると、その水柱から発生した水飛沫がエネルギーの弾丸へと変わりまるで嵐のように真下からサリアたち目掛けて飛んできた。

 

「サリア! 下!」

 

 それにいち早く気付いたヴィヴィアンが警告し、全機は咄嗟に回避に入る。弾丸の数は凄まじいものだった。数なんて数える気になれないレベルの数が飛んできて、反応に遅れたロザリー機とクリス機は弾丸を受けてアームやレッグを吹き飛ばされる。

 

 トラップにまんまと引っかかってしまっていたのか。

 

 サリアは舌を打ちながら、慌てふためいているミランダ機をフォローしながらアサルトライフルで弾丸を撃ち落としつつ、焦燥に駆られる。

 だが、どうすれば良い? このようなトラップを仕掛けるタイプのドラゴンなど、過去のデータには無い。ゾーラならばこの状況を臨機応変に対処していただろうが、サリアには出来なかった。

 焦りと、生真面目さが災いしていた。

 

「どうするのサリアちゃん! このままじゃ危険よッ!」

 

 エルシャは叫ぶ。エルシャも機体が一部欠損しており、弾丸に翻弄されていた。被弾していないヴィヴィアンやヒルダ、シエナでも迎撃に手間取っている。不意打ちにより戦況が完全に混乱し切っていた。

 

「どうするって……どうすればッ! ゾーラ隊長……っ」

 

「隊長はサリアよ!」

 

 シエナの一喝を受けながらサリアは頭の中に叩き込んだデータや教本の内容を思い出そうとするも、焦り切った状態ではまともに出ない。ゾーラ隊長ならばどうしていたのか。それも思いだせはしない。

 シエナ、ヴィヴィアン、ヒルダ、エルシャ、ミランダ、サリア機が背中合わせでフォローし合っていたのだが、弾丸排除に夢中になり過ぎていた。

 

「か、回避ッ!」

 

 数体のスクーナー級が目と鼻の先にまで迫っていたのだ。別方向にはガレオン級が居る。反応が完全に遅れた。ガレオン級がヒルダ機を尻尾で捕縛し、スクーナー級の一匹がサリア機を尻尾で殴りつける。

 大きくバランスを崩して、海へと落ちていく所を必死で調整してぎりぎりで持ち直した所で追撃として残り二体のスクーナー級がサリアを機体ごとかみ砕こうと言わんばかりに襲い掛かる!

 

「っ!?」

 

 もう手遅れか。サリアは眼を閉じる間もなく、露わになったスクーナー級の獰猛な牙を目にする。サリアの眼に映るドラゴンの姿がまるでコマ送りのように徐々に大きくなる。

 

 

「サーリアッ!」

 

 ヴィヴィアンの叫び。距離を考えれば助けに入ろうとしても明らかに間に合わない。これで終わりだと誰もが思った。―――だが。

 

 

 巨大な水の塊が水飛沫を上げ乍らサリアと二体のスクーナー級の間に海中から鉄砲玉のように飛び出した。

 水の塊の中には戦闘機が入っている。背中には二基の大型ブースターを背負った紅い戦闘機型機動兵器。それは人型へと変形し、纏い付く水はその動きではじけ飛んだ。

 

 

 四散する水飛沫が紅い機動兵器の周辺に飛び散る。それは水飛沫が美しく、幻想的な光景だった。

 

「ナイン、ボール……!」

 

 サリアの目の前に現れたのはナインボール=セラフ。

 リオスの新たなる機体(あいぼう)がスクーナー級2匹の前に立ちふさがったのである。

 




 最後のあれがやりたかっただけとかそんなんでは無い。決してない(震え声)


 オリジナル機体データ

:グレイブ・シエナカスタム
 シエナ用にカスタマイズされたグレイブ。メインカラーは紺色。
 対ドラゴン用アサルトライフルの先端にナイフが付いており、ナイフを突き刺して接射する事で敵に大打撃を与える事が出来るようにカスタマイズされている。
 尚、そのナイフも弾丸のように射出する事が出来る上、着脱も可能。
 武装は凍結バレット、対ドラゴン用アサルトライフル改、アサルトナイフ。

:ナインボール=セラフ
 リオスが搭乗した紅い可変機動兵器。構造や規格が違う為厳密にはパラメイルですらない謎の機動兵器(イレギュラー)。前から存在していたようで、様々な武器の生産に貢献している(ジャスミン・モールに陳列されているパルスライフルや月光丸など)
 だが前任者の死亡に伴い起動不可能になってからデータ採取が出来なくなり、今まで技術が停滞してしまっていた。
 メイン武装は現在腕部パルスガン、エネルギーブレード、胸部チェーンガン。現時点での技術では改修が困難で嘗て持って居た性能が一部喪われている。
 人格を持ったAIを搭載。機体形状はリファイン版に近いもの。
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