守りたい、ただそれだけ(本編完結) 作:ディニクティス提督(旧紅椿の芽)
「はぁ…………」
ふとため息が漏れちゃった。さっきから息つく暇もなく接客したりお茶を持って行ったりしたから疲れちゃったのかもしれない。でもそれよりも辛いのは…………
(悠助、どこに行ったのかな…………?)
同じく接客をしていた悠助が急に休憩をとってどっかに行っちゃったから。最初、同じところで仕事できるんだと思って喜んではいたけど、そんなに話せる時間もなかったし…………何より悠助が他の女の人に優しくしているのがなんだかムッとしちゃった。嫉妬してるのかも。私だってして欲しいって思ったけど、今は私がする番だと自分に言い聞かせて仕事に臨む。それに悠助もなんだか知り合いと久々に会ったとか言ってたみたいだから仕方ないと思う。でもやっぱりいないと寂しいよ。
「一夏ちゃん、一番テーブルにお客様を案内して」
「あ、はーい」
意識を現実に戻し仕事に戻る。今度は一番テーブルかぁ…………あそこ日当たりがいいから気持ち良さそうなんだよね。
「はぁーい、一夏。お邪魔しに来たわよー」
って、お客さんって鈴なのかぁ…………ちょっと意外だった。二組では中華喫茶をやっているらしくて、鈴もチャイナドレスに身を包んでいた。赤色の派手なドレスなのに何故か鈴が着ていると色よりも鈴が目立つのは何故なんだろう? やっぱりスレンダーだからかな?
「ではお嬢様、此方へどうぞ」
「う、うむ。くるしゅうないぞ?」
なんだか変な鈴。そんな言葉遣い、誰もしてないよ。ほら、なんだか周りの視線がちょっと集まっちゃったし…………うぅ、なんでこんな風に済し崩しに目立つんだろ、私。もう、全く理解できないよ…………。ただでさえ目立つことがあんまり得意じゃないのに…………中学の時、作文をみんなの前で読むのなんて、もう逃げたいくらい恥ずかしかったっけ。
「ではこちらの席にどうぞ」
「…………一夏、なんだかむずかゆいわ」
「…………仕方ないでしょ。こういうのがここのやり方なんだから…………」
実際、こういうのってかなり恥ずかしい…………。簡単なように見えるかもしれないけど、本当に顔から火が出るほど恥ずかしいんだからねっ!
「で、メニューは?」
「あ、はい。こちらになります」
「…………あたしの前だけでいいか普通の口調に戻ってきて、一夏。聞いてあたしも恥ずかしいから」
「…………うん。鈴、ありがとう」
「じゃ、このご褒美セットを——」
「こっちのタピオカプリンはどうかな?」
「いや、それよりもご褒美セットの方が——」
「じゃあ、こっちのケーキセットはどう?」
「…………なんで露骨に回避しようとしてるのよ」
だ、だって仕方ないでしょ!? ご褒美セットって言えば聞こえはいいと思うけどあれの実態って…………うん、悠助とかがやってたら多分、悠助が対装甲ナイフで切腹とかしそうだし…………かく言う私もビームサーベルを自分に刺しそう…………恥ずかしさのあまりで。
「…………堪忍してつかぁさい…………」
最後の逃げの手段を私は取った。鈴にこうすれば、なんとか逃げることは可能だってことを知っている。
「なるほどねぇ…………じゃ、ご褒美セットを一つ頼むわ。よろしくね、メイドさん」
だけど、今回に限ってはそれがいけなかった。何かを見つけてしまったような目をした鈴。あの状態になってしまったら多分、何も言うことを聞いてくれないだろう。
「かしこまりました…………」
今日はとても恥ずかしい一日になりそうです。
あたしがご褒美セットなるものを注文してすぐに一夏は戻ってきた。全く、隣のご奉仕喫茶のせいでこっちはなかなか売上が伸びないのよ。最低でも経費の回収程度はしなきゃいけないのに。…………まぁ、一夏にメイド服なんてある意味で
と、心の中で色々と思っているのは放って置くとして、一夏が持ってきたのはアイスティーと…………ポッキー? 流石に梱包されている状態ではなく何かのグラスに入って持ってきてはいるみたいだけど…………これは一体何?
「こちらがご褒美セットになります」
「…………なんか、イメージしたのとは違うけど、これどういうものなのよ?」
最早疑問点以外何もないため一夏に聞く。だが、聞くと同時に一夏は微かに頬を染めてしまった。…………え、一夏、あんたもしかして…………キマシタワー系の人間に染まっているの? …………冗談よ、だからそういう風にジト目で見てこないでよ…………なんだかイケナイ事をしそうになるから。
「…………られる」
「は?」
「…………食べさせられるの」
「何をよ?」
「…………メイドにポッキー」
「ぶふぅっ!?」
頬を赤らめた一夏に言われた事はあたしにとってとんでもない破壊力を有していたことに間違いはない。おそらくこんな事は悠助もしてないと思う。なら、あたしが最初になるのか!?
「ちょ、鈴⁉︎」
「…………驚きすぎてさっき飲んだ中国茶を噴きそうになったわよ」
「…………別に嫌だったらしなくてもいいんだよ?」
…………ダメよ、一夏、その顔は…………本当にダメだって。別に拒絶も何もしたわけじゃないのに、どこかちょっとだけ、ほんのちょっとだけ悲しそうな顔しないでよ…………やらなきゃいけなくなったじゃない、全く。
「一夏、ほら、こっち向いて食べなさい」
私はポッキーを一本手に取ると、それを一夏に向けた。もうこうなったらやってやるわよ。そして、一夏を思いっきり愛でて、悠助に写真を送りつけてやるわ。という事で、甲龍のカメラモード起動、っと。悠助相手には無料配布でもいいかもね。
「うぅ〜…………わかったよ」
どうやらやる気になった一夏が目を瞑ってこっちを向く。私はその口にポッキーを入れる。すると一夏はちょっとずつ、ちょっとずつポッキーを食べていく。その様子がなんだかリスのようで
(あぁぁぁぁぁっ!! 無理無理無理、直視できないわよ!! 何よこの反則とかそういうった次元を超越した可愛さは!? なんなのあれ!? ちょっと頬を赤くしてしかも目を瞑って、なんなのよ本当に!? 可愛すぎるでしょうが!!)
内心、まともにいられなかった。マジで人って壊れるんだとこの時あたしは思った。というか、これは一夏が悪いわよ…………あんな顔で見つめられたら誰だって落ちるわよ、普通。悪魔なのか天使なのかわからないけど、これだけはわかった。
心と目のオアシスよ。
(恥ずかしい! 恥ずかしい!恥ずかしい!恥ずかしい!恥ずかしい!恥ずかしい!)
鈴にポッキーを食べさせられてからどのくらい時間が経ったのかな…………とても長く感じる。最初少しびっくりしたような嫌そうな顔してたからちょぴっと傷ついちゃいそうだったけど、その後の鈴の笑顔を見てそんな事はないって思えた。だけどね…………やっぱり恥ずかしいものは恥ずかしいから! 目を瞑ってやっているけど、それでも視線を感じてるから! もう…………恥ずかしくて色々おかしくなっちゃいそうだよぉ…………。
「はぁーい、もう一本行くわよー」
しかも、鈴はなんだかノリノリでやってくるし…………断るのもなんだか気が引けちゃうし…………ああ、もう!
「はい、あーん」
「あ、あーん」
口の中にポッキーが入る。冷蔵庫で冷やされたそれは本来冷たいはずなんだろうけど、顔が熱くてそんなちょっとだけの冷たさなんて全然感じなかった。あと、甘さとかの味もおぼろげだよ。
ぽりぽりぽり…………。
(やっぱり恥ずかしいって!! これがこのセットの内容だから仕方ないけど、恥ずかしいものは恥ずかしいよ!!)
恥ずかしい。そうだ、悠助にしてもらっていると思ってみれば何か変わるかも…………って、無理ぃぃぃぃっ!! 余計に恥ずかしくなっちゃったよ!! どうしてくれるの!? …………ごめんなさい、自分の責任でした。
「うーん、やっぱり一夏って可愛いわよ〜。うりうり〜」
「り、鈴、やめてって…………みんな見てるから…………」
「…………流石に今のはやりすぎた」
なんだかもう鈴におもちゃみたいに遊ばれているよ…………目立つの嫌だし、視線刺さるのも苦手だし…………鈴、忘れてないよね?
「ふーっ、いいもの見せてもらったわ」
「…………鈴の意地悪」
「ごめんごめんって」
ちょっと休憩をもらって、今学園のゲートの方に向かっている。鈴が言うにはもうそろそろくるみたいな話をしていたんだけど…………まだ見えないね。というか、メイド服にチャイナドレスで動いている私たちって…………異様に目立つよね? 行き交う人の視線を一手に引き受けているような感じがするし…………今日はこんな風に目立つ日なのかな? 午後にアレもあるわけだし。
——榛名もそろそろ外に出たいです!——
あ、榛名も何か言ってる。でも、流石に出すのはダメじゃないかな?
——酷いです! また榛名だけ除け者ですか!?——
冗談だよ、冗談。だから、そう泣かないで。すぐに出してあげるよ。私は心の中で相棒の名前を呼んだ。
(おいで、榛名)
「一夏! 酷いですよ! なんで榛名だけいつもこんな扱いなんですか!?」
「な、何があったの?」
「聞いてくださいよ! 武蔵とかみんな一緒に固まっているのに、榛名だけ除け者なんですよ! 榛名だって、榛名だってみんなとお話ししたいのに…………」
「——って、一夏が二人もいるぅぅぅぅぅっ!?」
呼び出した途端なんだか半泣き状態で愚痴をこぼす榛名。武蔵以外にもこっちに出てきているみたいで、そのグループに入れなかったから、少し悔しいみたい。うん、その気持ちわかるよ。でも、悠助や武蔵はそんなつもり毛頭もないと思う。あと、鈴、そのリアクションは見飽きたよ…………私を知っているあの街の人も祭りの帰りに私と榛名を見てびっくりしていたしね。十人を超えたくらいから数えるのやめたよ。
「…………どうせ榛名は一夏の写し鏡ですよーだ」
「榛名、もう拗ねないでよ。鈴だって悪気はなかったわけなんだし」
そして榛名が拗ねちゃうのが此処までおきまりの流れ。あまりにも似過ぎているからよく間違われる事は覚悟しているみたいだけど、それでも実際に言われるのはダメみたい。…………実際、榛名って結構子供っぽい性格してるからね。こんな風にすぐ拗ねちゃうんだ。
「むぅ…………それでも、です」
「わかったよ。後で甘いものおごってあげるから、それで機嫌良くしてよ、ね?」
「…………榛名、了解です」
後で何かおごらなきゃいけないことになっちゃったけど、少し機嫌も良くしてくれたみたいだし、いいっか。ちなみに榛名はあの改造巫女服みたいなものじゃなくて、サマーセーターにチェック柄のミニスカート、黒っぽいニーソに革靴といった何処かの学生みたいな格好をしている。というか、私の中学の時の格好に近いかも。…………改造巫女服で出てこなくてよかった。あれで出てこられたら、いろんな意味で目立ちそうだし。
「い、一夏? その人誰? あまりにも似過ぎていて、あんたと区別できないんだけど…………」
「あ、紹介するね。私の親友、榛名だよ」
「榛名です。よろしくお願いしますね」
「あたしは凰鈴音よ。鈴でいいわ、よろしくね」
打ち解けるの早いねー。
「で、二人はまだこないの?」
「いや、もう来ているけど…………あれ」
「どうかしたんですか?」
「私の親友が来ているんだけど…………榛名もあれ見て」
「…………そういうことですか、わかりました」
今、私たちの目の前には
「ど、どどどどどうも! おおお俺! ごごご五反田弾と申します!」
噛み噛みながら自己紹介している弾と
「あああ、あの! わわわ、わたっ、私は、布仏虚といいます!」
同じく噛み噛みながら自己紹介している虚さんと
「なんでお兄が逆ナンされたのよ…………」
「…………世も末なんじゃね?」
何やら頭を抱えている蘭と数馬の姿があった。…………何があったの?
「…………! い、いい一夏ちゃぁぁぁぁぁん!!」
「虚さん!?」
何やら受付をしていた模様の虚さんが普段からは全くと言っていいくらい想像がつかないほど焦り果てた状態で私の方へ走ってきた。顔は真っ赤だし…………何をしたんだろう?
「い、一体何をしたんですか?」
「ハッ! …………もしや弾の奴が[ピー!]な事や[ウラー!]な事をしたとか——」
「ち、違うんです! そ、その…………勢い余って逆ナンを——」
「そっちの方が根本的に大問題じゃないですか!?」
虚さんの発言に私は盛大にツッコミをいれた。だって、あの清廉でこういう事は絶対しないような人間の虚さんが逆ナンをしたの!? これにツッコミを入れなければいけないと使命を感じたのは私だけかな? いや、そうじゃないことを祈ろう。
「いや、なんで逆ナンしたんですか…………?」
「だ、だって…………ワイルドでなんだか悪鬼羅刹みたいな感じがして…………格好よかったからです——って、何を言わせるんですか!?」
弾がワイルド…………全然想像できない。寧ろなんだろう、こう、言っていいのかいけないのかわからない、形容しがたいものがある。だけど、あの弾に向かって言えることといえば——
「ヘタレ、ですか?」
「そう、それだよ、榛名」
「い、一夏ちゃん!? 弾君を悪く言わないでください!」
名前呼びって…………もう、どうにでもなれー。半ば投げやりである。
「というか、そちらの方は…………? 一夏ちゃんによく似ていますけど」
「あ、一夏の親友の榛名といいます」
「…………何気あたし空気よね?」
「いえ、貴方は知っているので大丈夫ですよ、凰さん。私は布仏虚といいます」
って、急に平常に戻って自己紹介しないでくださいよ…………いろいろ困ってしまいますから…………。
「うおっ!? 一夏だ。おーい、いち…………かぁぁぁぁぁっ!? な、なんで二人いるんだぁぁぁぁぁっ!?」
「やっぱりまた間違われましたぁぁぁぁぁっ!! 榛名、ちょっと着底してきますぅぅぅぅぅぅっ!!」
「ちょっと、榛名!? 待って、それだけはダメぇぇぇぇぇっ!!」
虚さん、弾、そして榛名。みんなゴメン、ちょっとだけ叫ぶね…………
少しは落ち着きなさぁぁぁぁぁい!!
この後、鈴がハリセンでツッコミを入れるまで虚さんと弾が噛み噛みながら会話、榛名が海へのダイブ未遂と大変だった。
「——で、落ち着きましたか?」
「…………深く反省しております」
「…………すまん一夏」
「…………榛名、反省してます、ぐずっ」
「…………大分カオスね」
「…………お兄が迷惑かけました」
「…………鈴のハリセン、久しぶりだな」
暫くしてカオスは落ち着いたけど、大反省会みたいな状況に陥っちゃってる。虚さんと弾は土下座、榛名に至っては半泣きだよ…………なんで今日はこんなにいろいろと振り回されちゃうのかな…………私って、苦労体質?
「で、これから弾はどうするつもりよ」
「…………布仏さんにアプローチをかける、一目惚れした」
「ご、五反田君!?」
「お兄に春が来た!?」
「本当に世も末だろ、これ…………」
弾と虚さんはひとまず置いておくことにしよう。もうこれ以上関わるのは胃の方に優しくないと思う。とりあえず問題は
「榛名…………」
「な、なんですか…………?」
「クレープでも食べよっ。だから泣き止んでよ、ね?」
榛名の方だよね。外側だけ高校生になった子供だから、なんとかしないといけないだろうし。束さんとは逆の感じだなぁ。近くにクレープを売っている屋台があったから、さっき買ってきた。榛名も甘いものは好きだからね。
「ありがとうございます…………」
「いいよ、気にしないで。それにさっきおごってあげるって言ったしね」
「…………やっぱり優しいですね、一夏は…………」
「何か言った?」
「いいえ、なんでもありません」
すぐに否定された私って…………でも、榛名が笑顔に戻ってくれてよかった。榛名に暗い顔なんて全くと言っていいほど似合わないからね。
「あ、そういえば一夏ちゃん、もう少しであの時間ですね」
虚さんに突然そう言われて時間を確認する。すると時計はもう正午になりそうだった。そうだ、あれが始まるまであと三十分しかない。
「そうですね。じゃ、私は一旦第二アリーナの方に行きますね。榛名や鈴達を暫くお願いします」
「わかりました。頑張ってください。応援してますよ」
虚さんにそう言って私はその場を離れ、第二アリーナの方に向かった。もうみんな集まっているのかな?
「遅いわよー、一夏ちゃん」
「す、すみません!」
「…………さ、着替えた着替えた」
第二アリーナの更衣室に着いたら、もうすでに楯無さんと簪は衣装に着替えていた。なんだか遅れを取ってしまったみたいだ。時刻は丁度十二時。ライブを始める予定が十二時半からだから、あまり余裕はない。
「簪、私の衣装ってどれ?」
「…………これ」
そう言われて渡されたのは、水色と白を基調としたワンピースタイプの衣装、胸元にはピンクのリボンがアクセントについている。ただし肩は露出、あとはミニスカート、同じ色のニーソとフィンガーグローブ、ブーツ。いろいろと際どい感じのする衣装だ。…………なんだろう、露出が結構あるのに抵抗なく着ようとできる私って色々と毒され始めているのかな?
「わかった。すぐに着替えてくるよ」
「なるべく早く頼むわよ」
「わかってますって」
ということで着替え始める私。メイド服を脱ぎ、衣装を手に取る。なぜ私がこれを着ることになったのか、それはわからないけど、結構可愛いデザインをしていて、ちょっと気に入ったかも。ただ、やっぱりニーソって履きにくいよ。あとブーツも紐を緩めたりするのが大変だし。
「…………一夏、これ忘れてる」
そう言って簪が差し出してきたのはいつもつけている偶然榛名とお揃いのカチューシャ。そういえばヘッドドレスをつけたままだった。
「ありがとう、簪」
それを受け取り、ヘッドドレスの代わりにつける。うん、やっぱりこれとヘアピンはセットじゃないと落ち着かないね。それに、緊張とか色々ほぐれてくる。
ちなみに私達三人の衣装はそれぞれ違う。簪は黄色や黒を使った衣装だし、楯無さんも桃色や赤を使ったちょっと露出のある格好だしね。それぞれとてもよく似合っている。
「あぁ〜〜、やっぱり一夏ちゃんって何を着せても似合いそうだわ」
「…………お姉ちゃん、一夏で着せ替え人形してもいい?」
「二人とも!? 何を考えているの!?」
なにやら危険な感じがしたのでツッコミを入れる。…………今日何回ツッコミを入れたかな? 数えておけばよかったかも。
「ところで、あと合わせる必要ありますか?」
「特にないわね。というか、一夏ちゃんが二日で全曲覚えちゃったのが驚きよ…………私なんて四日もかかったのに」
「…………二人が異常。私はノーマルだから一週間。流石にそこまでは無理。てか、一夏、ソロ曲二曲あるけど大丈夫?」
「多分、大丈夫だよ。でも、いいのかな…………そんな大役を私なんかが…………」
「何言っているのよ。貴女だから任せられるの。胸を張って頑張りましょ!」
「…………一夏の歌声は綺麗だから心配ない」
「そうかなぁ…………?」
楯無さんや簪に自信を持つように言われてるけど、いまいちそれができないんだよね…………声が綺麗とか私にはわからないし。私より楯無さんの方が良かったんじゃないのかな…………。明らかに私よりなんでもできそうな気がするし。
「さて、そろそろ本番ね」
時間はもう十分前を指していた。
「そうですね」
「…………行く?」
「そうね。ステージの陰にスタンバイしておきましょうか。今日の流れは全部、薫子ちゃんに教えてあるし、それに従って動くわ。いい?」
「もちろんです」
「…………うん」
「よしっ! じゃあ、行くわよ!」
そう意気込む楯無さんの後を私と簪はついていく。本番までほとんど時間はない。だけど練習だって頑張ってきたんだ。この際全部出し切ってやればいい。練習では失敗しちゃったことだっていっぱいあるけど本当で失敗しなきゃ大丈夫。だから、全力で歌うよ。
一夏、全力で歌います!
「よーし、最前列確保」
「よく取れたよなお前。どんなタネだ?」
「生徒会のVIPシートだ。最高だろ?」
「おう、お前には感謝しねえとな」
俺たちは現在、生徒会主催ライブステージが行われる第二アリーナ特設ステージの観客席に座っている。途中でアーミアが抜けていったが、何かあったのだろうか? 大分気難しい顔をしていたみたいだが、流石に襲撃ではないだろう。黒龍からの警告もねえしな。あ、武蔵はなんだか楽しみきったらしく、コア人格の部屋で一眠りするらしい。相変わらずフリーダムなやつだぜ。ちなみに俺の隣に座っているのは渚だ。武蔵と同じく夕立は引っ込んでいる。まぁ、楯無が上手いこと手を回してくれたお陰でステージが一番良く見える特等席を確保して貰った。というより、貰えた。出演する奴の関係もあるんだろう。生徒会主催な訳だし。
「しかし、人あつまるもんなんだな。アリーナが人で溢れかえり始めてるぞ」
「まぁ、生徒会の出し物だから気になるんだろうな。毎年毎年学園祭の出し物ランキング投票で一位獲得しっぱなしな上に、予想を斜めにいくものを出してくる生徒会がライブなんてマシなもんを出してきたからってこともあるかもな」
確か去年が爆弾解体エキシビジョンマッチ、一昨年が…………なんなんだっけ? 忘れたわ。だがカオスだったってことは覚えている。あ、あれだ、コスプレミスコンだ。何をやらかしてんだといっちょツッコミを入れなければいけない気がしたが、何処かで誰かがツッコミを入れたからいいか。ちなみに今年やる事は部分的に聞かされている。裏を言えば詳細は言われておらん。生徒会副会長がこれでいいのかと言われるが、別に楽しみが増えただけだから問題はない。
『さあ! もうすぐライブが始まります! 司会はこの私、黛薫子が務めます!』
黛薫子。IS学園新聞部部長で学園の表のラフな話から裏のヘビーな話までいろいろ拾ってくる、生徒会直属の情報屋。時に場を盛り上げようとして捏造することもあるが、ほとんどの情報が正確だから信頼性もある。捏造するのはインタビューで盛り上がりに欠けた時くらい。重てえのは細かく情報を伝える、ある意味で俺には使いようがある人材だ。傭兵に限らず、戦場に生きる者は情報が命。それが明日の自分の運命を決めるというなら尚更だ。
だがまぁ、今回はそんなこともないだろうし、単にラフにしてくれるだろう。というか、開始前なのに相当な熱気だな。
そして、ライブの開始時刻となった。だが司会からの案内もなく、アリーナは照明が落とされた。暗くなった会場では多くの人が戸惑っている。かく言う俺も渚もちょっと戸惑っている。
『生まれた意味を知らずに——』
そんな時会場の一部がスポットライトで照らされる。そこにいるのは簪だった。
「うぉぉぉっ! カメラモード起動!」
「するなするな。これデータはちゃんとあるから、後でライブラリに送っとく」
「やっぱ、今日のお前違うわ。恩にきるぜ」
唐突にISのカメラモードを起動させるものだからひとまず抑えてやったわ。じゃないとガチでこいつが男性操縦者であることがバレる。こんなとこに放り込まれたら、こいつもたねえぞ。精神疾患引き起こすわ。
『思い悩んで、この場所に——』
次のスポットライトが照らしたのは楯無だ。となると
『冷たい空から、悲しみは』
キター! 一夏キター! 渚がはしゃぎだす理由がわかるわ。だって、いつもとは違う格好しているけど、それがまた可愛いんだわ。しかも、歌声がめちゃめちゃ綺麗なもんだから、ライブとかの熱狂っぷりではなく静かに聞き入るといった感じだな。周りの空気がそんな感じだ。
「お前が静かに興奮してると怖いんだが…………」
「仕方ないだろ。俺の女が出ているんだから」
「マジで!? となると、あの真ん中に立ってる黒髪の子?」
「お、よくわかったな。そうだ、彼奴が俺の彼女、一夏さ。どうよ?」
「…………お前って、時々凄い大物を引き当てることあるよな」
いやぁ、それほどでもねえぜ。誘拐された帰りにまた誘拐したような物だしな。だが、こうやって一夏の声を聞いたのは初めてかもしんねえな。一夏、歌とかあまり歌わなかったし。それであんなに綺麗なんだから才能の塊だろうよ。
そうこうしているうち、あっという間に曲は終わってしまった。中々にいい曲だな。
『一曲目は蒼雪でお送りしました、生徒会ライブチームでーす!』
「「「イエェェェェェェェイ!」」」
センターは一夏か。だが、全員個性的な衣装を身にまとっているから、誰がセンターに移動しても見所がある。
『最初っから盛り上がってるわね! じゃ、次の曲いってみよー!』
『はい! それでは、青色区域、どうぞ!』
なにやら今度は電子音的な音から入る歌だな。どんな曲なのだろうか?
『一つ、一つ、噛み締めてる』
『キミとの会話と記憶』
『二つ、三つ、と重ねてく言葉』
『『『なんでヘンなの?感情』』』
あまり歌などは聞かない俺からしても、この曲はとてもいい。そう率直に思える。というか、上手すぎだろ、あいつら。渚なんて見てみろよ。
「簪…………お前、ちょい音痴を克服したんだな…………」
何やら感動で涙を流しているんだぞ。
『『『紛れもなくこの心が選ぶ、ルートを真実と呼ぶなら、あの未来は多分、ほらまた愛で満たされる——』』』
心が選ぶルートを真実と呼ぶ、か。あながちそのことは間違ってねえよな。人間ってのは心という羅針盤が定めた針路を取ることしかできないから、その航路をまっすぐ進むのみだ。
『青色区域、いい曲でした! 二曲終わったところで、お待ちかねのトークタイムといきましょう! では、自己紹介から!』
『わ、私からですか? 私は一年一組の織斑一夏です』
『…………どもー、一年四組の更識簪でーす』
『生徒会長の二年三組更識楯無よ。今日はよろしくね』
『はーい、自己伝説ありがとねー。じゃ、観客の皆さんから一人質問したい人を選びましょう! さぁ、名前を呼んであげて!』
「「「一夏! 一夏! 一夏!」」」
「「「簪! 簪! 簪!」」」
「「「会長! 会長! 会長!」」」
…………カルト教団かよ。熱狂っぷりが凄まじいぞ。ちなみに俺は一夏コールだが、何か問題でもあるか? 渚は簪と楯無の両方のコールだぞ。欲張りなやつだぜ。
『おぉー!? これは同票数か!? ま、トークタイムはあと一回あるから今回は一夏ちゃんからいくわよー! まず質問! 好きな人っている? 同性でも異性でも構わないみたいよ』
『えぇぇぇぇぇっ!? 最初っからそこにいっちゃうんですか!? んー…………そうですね、やっぱりそこは、ひ・み・つ、です』
そう言って口元に指を重ねウインクをしてきた一夏がステージのスクリーンに映し出された瞬間、大半の観客が意識を持っていかれそうになった。実際のところ俺もだ。マジであれはかなり強いっての。そして言い方が…………ちょっと色っぽかった。
『あちゃー、そうきたかー。じゃ、次の質問! 生徒会に入った理由は?』
『メンバーがフリーダムだったから、じゃダメですか?』
一夏のセリフに後ろの二名がずっこけた。あと観客の中で若干二名ほどこけた音が聞こえたぞ。
『冗談ですよ。単に誘われたからですって』
『い、いやー、さすがの私も驚いちゃったなー。じゃ、最後の質問!今日のライブ、みんなにどうしてほしい? 観客のみんなに向かってどうぞ!』
『みんなー! 私、頑張って歌うから、是非楽しんで聞いてねー!』
『はい、一夏ちゃんありがとう。笑顔の素敵な一夏ちゃん、今日は唯一ソロで歌います。光星、夜星、二曲続けてどうぞ!』
どうやら一夏がソロで歌うらしい。だが大丈夫なんだろうか…………あいつ、こんだけ目立ったらアガって大変なことにならないだろうか?
そう思っているうちに曲は始まった。
『キミのことを思いすぎて、時間がもう追いつかない、傷ついても辛くなっても——』
だが、俺の心配は杞憂に終わった。どこか落ち着き払った態度で臨む姿はいつもの一夏からは想像ができない。ちょっと失礼だが、ドジっ子の一夏と本当に同一人物なのかと思ってしまうくらいだ。
『今、限界の向こうで光るstarlight、信じないと届かない未来、ただキミのその願いを叶えたいstarlight、ずっとそばにいる、何が起きようとも——』
ずっとそばにいる、か。一夏はかつて孤独の中にいた。いや、完全に孤独ってわけでもなかったが、それでも手を差し伸べてくれる人が少なかった。むしろ、ずっとそばにいるのは歌っている一夏じゃなくて、俺なのかもしれねえけどな。だが、この曲、一夏にお似合いだ。観客の誰もが聞き入っている。時間など経つのを忘れてしまうほどだ。しかし、無情にも曲の終わりはやってくる。そして、流れ始める次の曲。確か夜星だったか? 少し暗い感じのある曲調な感じがするぞ。
『冷たく澄んだ、風が肌を撫でた、もうすぐ魔法が解けたら、また急に会いたくなる——』
歌詞も少々そんな感じがするが、何故だろうか、聞いてる側としてはそんな気分には全くならない。静かなる興奮とはこのことなのだろうか。
『夜が輝くほど、この胸は切なすぎて、叫ぶように、幸せなんだって、頼りない自分に言い聞かせた——』
会長の選曲センスはいい。この曲も一夏によく合っている。熱狂していた観客もさっきからくる静かな空気に包まれ、一夏が無事歌い切ることを見守る。
『星が瞬くのを、ただ一人眺めていた、こんなにも優しくなったのに…………いつまでもキミを探していた——』
音楽が止まり一夏もマイクをさげた。それと同時に鳴り響く大喝采。
「いいぞー! ブラボー!」
「一夏ちゃん! サインちょうだい!」
「握手を! 麻呂は握手を所望する!」
なんとも言えない感想が来ているが全員本気で言ってるからな。あ、言っておくが握手は許さんぞ。
『みんなー! 応援ありがとー!』
一夏に向けての拍手は鳴り止むことはない。というか規模増えてねえか? 生徒会、今年も派手に稼げただろうな。今の所観客動員数三百オーバー。
『一夏ちゃん、お疲れ様でしたー。では、第二回トークタイム! 次は更識姉妹だ!最初の質問! 許婚がいるって噂を聞いたけど、それって本当?』
『うーん、簪ちゃんどうする? 答えちゃう?』
『…………私はいいよ、減るものじゃないし』
『そうね。ええ、本当よ。簪ちゃんと私の許婚はいるわよ、しかも今日ここにきてるわ!』
楯無のその声とともに照らされた渚。そして周囲の視線を一斉に浴びる運命となる。うん、戸惑ってるな、これ。
「お、おい待て刀奈、簪! 俺目立つ!」
『彼が私たち二人の許婚ね』
『へぇー、そうなんですかー、驚きです!』
「無視すんじゃねえよ…………」
「渚、ドンマイ」
『では、次! お二人と一夏ちゃんってどんな関係? 生徒会繋がり以外でお願いします』
『…………偶然食堂で知り合ってからこんな感じ。私にとって最高の友達』
『あら、簪ちゃん早いわね。私はあのちょっと驚かせちゃった日からよ。簪ちゃんのようにはいかないけど、先輩と後輩の垣根はほぼないわ』
『ふむふむ、と。はい、ありがとうございます。おっと、もうこのライブ、最後の曲となりました。皆さん、準備はいいですか?』
『はい、私は大丈夫です!』
『…………いつでも』
『会長に問題はない!』
『皆さん、準備万端! ではいきましょう、無垢な蒼海です!』
トークタイムが終わり、いよいよライブ最後の曲となった。曲の入り方は今までのようなシリアスな感じのある雰囲気。
『果てなく続く、水平線見つめてる——』
『その横顔で、今何を思い描くの?』
『巻き上がるこの想いの意味——』
歌詞もなんだか重い感じがする。というか、何故だろうな、どの曲も愛についての歌詞が多い気がするんだが、今の曲ってそういうのが多いんだろうか?俺からしてみれば別段関係はないが。
『『『あなたとなら、今はまだ頼りない言葉紡いで、見つけに行こう——』』』
今こうして聞いていると、やっぱりこの三人の歌声って綺麗だと素直に思う。一人一人が歌っても綺麗だが、三人が合わさるパートではより一層綺麗に聞こえる。互いの声が互いの声を高め合っているからなのだろうか? そうだとしたら相当な親和性を持っているのだろうな。そして、振り付けが可愛いわな。特に一夏ですが。
そうこう思っているうちに曲は終わってしまっていた。総時間数だったの四十分という短いものであるが、俺としてはそれ以上にあるように感じた。中身がかなり濃かったからな。拍手が鳴り止まんぞ。
『『『みんなありがとー! ライブはこれで終わっちゃうけど、学園祭、残りも楽しんでいってねー!』』』
『これにて生徒会による特別ライブを終了します。出口は二箇所あるので、押さないで出てください』
こうして生徒会主催のイベントも終わった。俺には仕事も何も残ってないし、あとは殆ど自由時間といったところだ。一組は午前だけで経費の全てを回収した模様で、午後からはゆっくりと営業するつもりらしい。
「さて、俺たちも出るとするか。ここに長居してるのもあれだろ?」
「まぁ、そうだな。…………だが、一つ聞いていいか?」
「なんだ?」
「…………お前、いつそんなボディガードみたいな服に着替えてんだよ。妙にグラサンも似合ってるぞ」
「執事服、ガチで動きにくかったからな…………てか、量子変換技術を使えばなんとでもなるだろ」
「腰のデザートイーグルは変わらねえんだな…………」
仕方ないったらありゃしない。執事服だとかなり動きが制限されたからな。前に束さんから貰ったボディガード用の服装でなんとかやっている。腰のデザートイーグルの位置だけは変わらんがな。すぐに引き抜きやすい位置にあるし。
「まぁ、扱いやすいようにした結果だからな。ほら、人も大分抜けてきたから行くぞ」
「おう。時間は限られているもんな」
「そういうこった」
俺たちも会場を後にし、外へと出た。案の定暑い。マジで暑い。残暑が厳しいんだよ。中東のカラッとした暑さならまだしも、湿度が高い暑さは単に人の不快指数を上げるだけだ。
そんな時通信がふと入った。
「一夏、どうした?」
『悠助はこれからどうするの? 私のシフトも終わったし、あとは自由時間なんだけど』
「ああ、俺も丁度自由時間だ」
『じゃ、一緒に回ろ? 今どこにいるの?』
「第二アリーナ前だ。そこで待っているぞ」
『うん、わかった。じゃ、また後で』
「了解っと」
一夏からの待ち合わせの約束がきた。まぁ、俺もしようかと考えていたところだし、丁度よかった。
「なんだ、デートのお誘いか?」
「ああ。俺の彼女からな」
「…………なんかお前って恵まれてるよな。あんな清楚な感じの子を引き当ててさ。俺なんてお転婆娘と引っ込み思案子がいるから大変で——」
「渚、骨は拾ってやるぞ。だから後ろを見るといいさ」
渚は俺の言う通りに後ろを見た。するとそこには笑顔でいる楯無と簪がいた。だがその笑みに温度は感じられない。…………渚、どう考えても今のはお前が悪い。
「悠助君、渚を借りてもいいかしら?」
「どうぞどうぞ」
「あ、てめえ! 見捨てやがったな⁉︎」
「どう考えてもお前が悪いだろうが。影でコソコソ言うのは政治家のきたねえ奴らだけで十分」
「…………そういうこと。行くよ、渚」
「あ、ちょ、待っ——」
有無を言わさない勢いで渚は拉致られていったのだった。あれ? 渚の筋力と重量、俺より少し低いくらいだったはずなんだが…………女って怒らせると怖いな。というか、強い。だが、今回はあいつの自業自得だ。助ける余地などない。あんな美少女にああいう事を言うからそうなるんだ。…………一応、俺も肝に命じておこう。
「あ、悠助。ごめん、待った?」
渚が拉致られてからすぐに一夏がきた。まるで入れ替わるかのようにだ。どうタイミングを見計らってきたのだろうか?
「いや、そんなに待ってねえよ。それよりも…………なんでライブの時の衣装?」
一夏が今着ているのは制服でもなければメイド服でもない。さっきまでやっていたライブの衣装だ。ライブは終わったのに何故?と思う。
「そ、それがね、『なんだかもったいないからそのまま着てなさいな』って楯無さんに言われて…………」
モジモジと指を弄びながら答える一夏。その仕草が本当に可愛すぎて困る。…………楯無、よくやった。衣装も一夏に似合ってるから文句はない。よくこんなの見立てることできたよな。
「そ、それよりも悠助のその格好…………」
「ああ、執事服が動きにくいから着替えた。さ、時間は限られているぞ」
「そうだね。じゃ、早く行こっ。悠助は行きたいところとかあるの?」
「お前の行きたいところで構わん」
「了解しました、っと」
一夏はふと俺の手を取った。
「今度ははぐれんじゃねえぞ?」
「わかってるって」
さて、残された時間は二時間。さぁ、全力で楽しもうじゃねえか!
今回の一夏達の衣装
一夏:イオナ(劇場版アルペジオ)
楯無:タカオ(アルペジオ)
簪:ハルナ(アルペジオ)
楽曲
蒼雪→blue snow
青色区域→ブルー・フィールド
光星→starlight
夜星→star night
無垢な蒼海→innocent blue
アルペジオ見てから書いた結果がこれだ!
悠助「とか言いながら実際のところ、劇場版だけ見てないという体たらくだ」
一夏「うぅ…………やっぱりこの衣装恥ずかしいですよぉ〜///」
悠助「あ、一夏がまた赤面に…………まぁいいか。とりあえず、これからも生温い目でよろしく頼む」