殺人鬼姉と食人鬼妹   作:水崎 鳴呼

1 / 8




殺人鬼姉と食人鬼妹の日常会話

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「人を切り刻むのは楽しいかい?」

「んー楽しくはないなぁ」

「楽しくないのになんでするの?」

「殺らないとやってられないんだよ」

「大変だね」

「お酒みたいなものさ」

「あっ上手い、座布団一枚」

「やったね」

 

 

「妹よ」

「なんだい姉さん」

「人を食べるのは楽しいかい?」

「楽しくはないけど美味しいよ」

「よく食べられるね」

「食べないと物足りないんだよ」

「食べないとイライラしてるもんね」

「タバコみたいなものだよ」

「座布団はやらん」

「解せぬ」

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「どこ行くの?」

「…お仕事だよ」

「姉さん夜の仕事してたっけ?」

「…一緒に来る?」

「やったぁ!」

「…あーもー今日はゆっくりしようとしてたのに」

「うふふ、殺すのはヤだけど食べたいんだもん」

「…妹よ、貴様は豚が出荷されるのを見ながら『ひどーい!人間って野蛮!』と言いながらトンカツを食べるタイプの奴だな。」

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「最近生に飽きたから七輪持っていってもいいかな?」

「炙る気か」

「うん」

「…私が言うのもなんだかなかなか酷いな」

「なんで?」

「いやなんでも」

 

 

「妹よ」

「なんだい姉さん」

「心臓って美味しいのかい?」

「んー喉渇いてる時に食べると中から溜まってる血が口の中で溢れて…何だっけ、えーっと…」

「小龍包」

「それみたいな感じなの」

「…知りたくなかった」

「姉さん私よりエグいことしてるのに…」

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「さらばー宇宙よー」

「旅たーつ船はー」

「宇宙ー戦艦ー」

「ヤーーーwww」

「ヤーーーーwww」

「ヤーーーwww」

「誰途中からチャゲアスにした人。」

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「宅配来てたよ」

「おおっ!ニューモデルのナイフが届いたのか!」

「いつも思うんだけどそれどこから仕入れてるの」

「え?闇市」

「oh......」

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「塩もいいかも知れない」

「なんの話だ」

「アレンジ」

「もうレシピ本出せよこの前マヨネーズつけまくってた奴」

「味がマヨの味しかしなかった…」

「知るか」

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「小さい子も食べてみたい」

「自分でしなさい」

「えー姉さんみたいに綺麗に捌けないよ」

「丸々かぶりつけよ」

「えー」

 

「姉者姉者」

「なんだい妹者」

「ちょwwwまってwwwツボったwww」

「え?ちょどうした」

「いや言いたいことがあって」

「なんだい妹よ」

「捕まっても私のことゲロんなよ」

「その言葉そっくりそのままバットで打ち返すぞ」

 

 






反省はしている後悔はしていない。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。