殺人鬼姉と食人鬼妹   作:水崎 鳴呼

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殺人鬼姉と食人鬼妹の日常会話3

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「今日は何の日?」

「子の日だよー…え?違う?」

「いやあってる」

「合ってるのかよ」

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「知ってる?」

「何が」

「仙人の肉ってすごく美味しいらしい」

「…それで?」

「食べてみたいよねー」

「…そうかな…」

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「映画観たい」

「何の?」

「ハンニバル」

「巫山戯んな。」

「えー」

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「どうして姉さんの方が小さいの?」

「うっさい知らんわ」

「私は肉食べてるからだろうけど」

「そんな理由があってたまるか」

「奇跡も魔法もあるんだよ」

「どうゆう事なのさ」

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「姉さん血なまぐさい」

「アンタもな」

「お揃いだね」

「こんな嬉しくないお揃い嫌だ」

「私も」

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「食べる?」

「何故に」

「嫌いな物は無くしていかないと」

「それは嫌いなままでいい」

 

 

「妹よ」

「なんだい姉さん」

「普通のものも食べるんだな」

「でないと週3の食事じゃ餓死するよ」

「お前だったら死にそう」

「あはは…ちょ姉さん肉取らないで」

「うっさい白菜食べてろ」

「なら豆腐を駆逐してやる!」

「私 の 豆 腐 ! !」

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「何してるの」

「ナイフの手入れ」

「マメだね」

「でないと錆が入るよ」

「しっかり手入れしてね」

「現金な奴だな」

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「私街中で声掛けられたんだー!」

「なんやって」

「逃げて来たけど」

「逃げたのかよ」

「うん…あっピンポン鳴った」

「今日はおうちでパーリーやね」

「やったぁ!料理に挑戦できる!はーい!」

 

 

「妹よ」

「なんだい姉さん」

「お前もバイトをするのです」

「私なんにも聞こえないや」

「おいこら。」

「私は働かず姉さんの後始末をするだけの生涯を送るのです」

「堂々とニート宣言するんじゃねぇ」

「ああ、ごめんいたいからお腹蹴らないで」

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「ここを切って欲しい」

「んー」

「ありがとー」

「美味しそうに食べるなぁ、いらないけど」

「……私姉さんの妹でよかったな」

「?」

 

 

「姉さん姉さん」

「なんなのさ」

「コアラのマーチを降り続けたら団子になった!」

「それ私のやつだよね?」

「美味しいよ?」

「そこに直れ。辞世の句を述べよ」

 

 

「妹よ」

「なんだい姉さん」

「もしも私が捕まったら面会に来てくれる?」

「整形で顔変えてから行くよ」

「どんだけ関係性を怪しまれることを危惧してんだよ。」

 

 







でも面会は来てくれる。


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