「姉さん姉さん」
「なんだい妹よ」
「今日は何の日?」
「子の日だよー…え?違う?」
「いやあってる」
「合ってるのかよ」
「姉さん姉さん」
「なんだい妹よ」
「知ってる?」
「何が」
「仙人の肉ってすごく美味しいらしい」
「…それで?」
「食べてみたいよねー」
「…そうかな…」
「姉さん姉さん」
「なんだい妹よ」
「映画観たい」
「何の?」
「ハンニバル」
「巫山戯んな。」
「えー」
「姉さん姉さん」
「なんだい妹よ」
「どうして姉さんの方が小さいの?」
「うっさい知らんわ」
「私は肉食べてるからだろうけど」
「そんな理由があってたまるか」
「奇跡も魔法もあるんだよ」
「どうゆう事なのさ」
「姉さん姉さん」
「なんだい妹よ」
「姉さん血なまぐさい」
「アンタもな」
「お揃いだね」
「こんな嬉しくないお揃い嫌だ」
「私も」
「姉さん姉さん」
「なんだい妹よ」
「食べる?」
「何故に」
「嫌いな物は無くしていかないと」
「それは嫌いなままでいい」
「妹よ」
「なんだい姉さん」
「普通のものも食べるんだな」
「でないと週3の食事じゃ餓死するよ」
「お前だったら死にそう」
「あはは…ちょ姉さん肉取らないで」
「うっさい白菜食べてろ」
「なら豆腐を駆逐してやる!」
「私 の 豆 腐 ! !」
「姉さん姉さん」
「なんだい妹よ」
「何してるの」
「ナイフの手入れ」
「マメだね」
「でないと錆が入るよ」
「しっかり手入れしてね」
「現金な奴だな」
「姉さん姉さん」
「なんだい妹よ」
「私街中で声掛けられたんだー!」
「なんやって」
「逃げて来たけど」
「逃げたのかよ」
「うん…あっピンポン鳴った」
「今日はおうちでパーリーやね」
「やったぁ!料理に挑戦できる!はーい!」
「妹よ」
「なんだい姉さん」
「お前もバイトをするのです」
「私なんにも聞こえないや」
「おいこら。」
「私は働かず姉さんの後始末をするだけの生涯を送るのです」
「堂々とニート宣言するんじゃねぇ」
「ああ、ごめんいたいからお腹蹴らないで」
「姉さん姉さん」
「なんだい妹よ」
「ここを切って欲しい」
「んー」
「ありがとー」
「美味しそうに食べるなぁ、いらないけど」
「……私姉さんの妹でよかったな」
「?」
「姉さん姉さん」
「なんなのさ」
「コアラのマーチを降り続けたら団子になった!」
「それ私のやつだよね?」
「美味しいよ?」
「そこに直れ。辞世の句を述べよ」
「妹よ」
「なんだい姉さん」
「もしも私が捕まったら面会に来てくれる?」
「整形で顔変えてから行くよ」
「どんだけ関係性を怪しまれることを危惧してんだよ。」
でも面会は来てくれる。