殺人鬼姉と食人鬼妹   作:水崎 鳴呼

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殺人鬼姉と食人鬼妹の日常会話7

 

 

「…姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「ゼリー食ってる音ってえろいよね」

「何言ってんの」

「ほら」

「やめ…あっほんとだ」

 

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「ピザって10回言って」

「…ピザピザピザピザピザピザピザ…」

「じゃあここは?」

「……分からない。一体ここは、どこ?」

「やっと気づいた。どうやら私たち、とんでもない所へ迷い込んでしまったみたいよ……」

「シッ!なにか来るよ!」

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ朝から」

「…て言う夢を見たんだ」

「はぁ」

「正夢にならないかなー」

「なってたまるか」

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「課金したい」

「ほざけ」

「ちっ」

「てか何に課金すんのさ」

「あと、あと一回大型回せばきっと大和が…」

「大和?宇宙戦艦?」

「言うと思ったよ姉さん」

 

 

「妹よ妹よ」

「なんだい姉さん」

「これがオオガタケンゾウとか言うやつか?」

「うん。姉さん回してみる?」

「いいの?」

「かけなしの資材さ、いっそ全部溶かしていいよ」

「ふーーん」

「で、そこの横のボタン押して」

「これ?」

「そうそう、さーーて、まーるゆかな………」

「あっ」

「えっ、大和おぉぉぉぉぉ!!????エッッハッはぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!????」

「落ち着け妹よ」

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「この前から姉さんが見てるとレア艦がドロップしやすくなりました」

「はぁ」

「呼び名瑞鶴と雪風、どっちがいい?」

「なんでや」

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「お腹減った」

「サイゼ行け」

「違うそうじゃなくて」

「…もうちょい我慢な」

「えーー」

 

 

「…姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「お父さんってどんな人だった?」

「んー普通かな」

「お母さんは?」

「普通…いや綺麗な人だったよ」

「姉さん姉さん」

「なんだい」

「どうしてこうなったんだろうね」

「…なんでだろうねぇ」

 

 

「妹よ」

「…」

「寝てるな…結構ガバガバ呑んだからなぁ」

「…」

「…大きくなったなぁ」

「…」

「食い意地張ってるところとか変わんないのに」

「…」

「…普通、か」

「…」

「もし普通だったらきっと、お前にも彼氏が居て、普通の幸せがあったんだろうな」

「…」

「私はわからないけど」

 

 

「姉さん姉さん」

「なんだい妹よ」

「昔のお話して」

「えーやだー」

「姉さんこら」

「痛いから抓るな」

「してよーねぇー」

「はいはい」

「❀.(*´▽`*)❀.」

「お前昔の話よく聞きたがるよな」

「だってよく覚えてないし」

「そうだよな…よしじゃあ今日はちゃんと聞かせてやる」

「おお!…ん?待って前まではちゃんと聞かせてくれなかったの?」

「うん」

 

 





次回からは少しシリアスです。

確かに普通とは違う姉妹の話。


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