ギルガメッシュになった男   作:狂った機械人形

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英雄王、堕天使総督と会う

ー廃教会があった場所ー

 

「アーシアを離せこの似非野郎!」

紫色の髪をした男が、ギルガメッシュに殴りかかる

「アーシア殿、奴は知り合いか?」

ギルガメッシュがスウェーバックで殴りかかってきた紫色の髪の男を殴り飛ばす所を見ながら李書文はアーシアに聞く

「いえ、見た事もない人なんですけど……」

「女誑かし機です、気をつけてた方が良いですよ、アーシアさん」

白音はアーシアにそう耳打ちする

「あれ?アーシア?それにあの人も?って竜牙!何してんだよ!」

「あっ!一誠さん!」

アーシアは一誠に手を降るう

「ほう?あれが赤龍帝か?」

「おっぱい魔人です……」

李書文と白音は各々、呟く

 

なぜこんな事になっているのか、それは数時間前に遡る

 

ーーー

 

ー冥界 グリゴリ本部ー

 

「ここは……違う違う、えーと……」

ボリボリと頭を掻くこの男は堕天使達のリーダーアザゼルである、今この男に危機が迫っていた

「………」

ユラッと現れたのはフードを被り、髑髏めいた仮面をつけた素性のわからない人物だった、身長は中学生程で細身、片手には何の変哲もないダガーが握られていた

髑髏めいた仮面をつけた人物がダガーを振り上げると

「おっと、そこまでだ」

アザゼルはダガーを持つ腕を抑えて、自身が持つ光の短槍を人物の喉元に突きつけた

「その仮面……山の翁か?」

「…………」

アザゼルは人物を警戒しながら、人物に問いかける、人物は声も出さずにそのままダガーを離し、着ていた服のポケットを指差す

「……お前が出せ……」

アザゼルの言葉に反応して、人物はポケットから手紙を出してアザゼルに渡す

「…………」

アザゼルは器用に、片手で手紙を開けると

「………わかった、主人に伝えてくれ、『この件は俺自身がケリをつけます』と伝えてくれ」

アザゼルがそう言うと、人物はうなづき、その場から姿を消した

「ちくしょう……よりによって、英雄王本人に手を出す馬鹿がいるかよ…」

アザゼルは頭痛を堪えながら、身支度を行った

 

ーーー

 

ーギルガメッシュ宅ー

 

「……だそうです」

「わかった、御苦労だったな……報酬はこれだと、ラシードに渡してくれ」

ギルガメッシュの家には、髑髏めいた仮面をつけた人物がいた、グリゴリ本部にいたフードを被った髑髏めいた仮面をつけた人物とは違いポニーテールをしている別人だ

ギルガメッシュはそのポニーテールをしている人物に短剣を渡す

「わかりました、マスターに渡します」

ポニーテールをしている人物はそう言うと、ギルガメッシュから短剣を受け取りその場から姿を消した

ギルガメッシュとアザゼルと会った髑髏めいた仮面をつけた人物二人は暗殺教団 山の翁(シャイフル・ジャバル)の原型になった伝説のアサシンであるラシード・ウッディーン・スィナーンが作り上げた即席アサシンである

ラシードはギルガメッシュとは長い付き合いである、それも李書文よりも長い付き合いの人物だ

ギルガメッシュはラシードの事を祖国と教義と民を守ろうとし自己犠牲を厭わぬ素晴らしき暗殺者と評価し

ラシードはギルガメッシュの事を異文化の王であり神として、敵視する面もあるが仕事をくれる良き客として評価している

ギルガメッシュはその人物に頼んだ事はアザゼルへの手紙である

今頃、アザゼルは慌てふためいているだろうと思うと、ギルガメッシュは笑いが込み上げていた

さて、とギルガメッシュは部屋に入ると、そこで茶を啜っている李書文と煎餅を食べる白音、そしてテレビを見て目をキラキラとさせるアーシアがいた

「………白音と書文……それとアーシア」

「……どうしました?」

「……どうかしたか?」

「どうしたんですか?」

ギルガメッシュが三人を呼ぶと、三人はこっちを向く

「ちょっと着いてくるか?」

三人も関係している事なので、呼び出す

「お前達が堕天使及び神父に襲われた……と言ってただろう?」

「あの頭が可笑しい神父ですね?」

「儂は数人の神父に囲まれたのぉ…偉く弱かったが」

「あの堕天使さんですね?逃げるのに一苦労しました」

各々が話し始める、ギルガメッシュは一旦全員の話を止めて続ける

「今から、そのボスが捕縛しに来るらしいが……一緒に来るか?」

ギルガメッシュがそう言うと、三人はこくりと頷いた

 

ーーー

 

「な、何故?」

レイナーレは困惑していた、自身はアザゼル様に追いつく為にどんな事もしてきた、時には危険な力を持つ人間を殺してきた、でも

「なあ?何故こんな事をしたんだ?」

自身の目標であるアザゼル様が憤怒の表情でこちらを見ていた

「わ、私はアザゼル様の為に……」

「俺がいつお前に頼んだ、お前等に英雄王の暗殺でも頼んだか?」

アザゼルはそう言うと、レイナーレは更に混乱した

「わ、私はそんな事を……」

「…………」

レイナーレがそう言うと、アザゼルは黙ってレイナーレを魔力で編んだ縄で縛り上げると、そこに

「久しぶりだな、アザゼル」

「英雄王……」

三人ほど連れてきたギルガメッシュを見たアザゼルは土下座する

「すまなかった!俺一人の命で足りないと思うが、他の堕天使達に手を出さないでくれ!」

「ア、アザゼル様!」

「顔を上げろ、堕天使総督」

ギルガメッシュは土下座するアザゼルにそう言う

「その下級はこの街に入って数人ほど殺し、神父達も数人ほど殺している……我からは貴様に命ずる事がある、それは」

ギルガメッシュは少し溜めてから言う

「堕天使総督、貴様がこの下級及び、上階で気を失っている神父に公平な処罰を下す事を命ずる」

「わ、わかった……」

アザゼルはそう言うと、レイナーレをそのまま引きずっていく

「随分とあまいんですね……」

「ん?白音、我々が口出しする事ではない、寧ろ力の差があるにも関わらずに我に挑むその勇気は認めてやりたいところだ」

「呵々、確かにその勇気は称賛物だのぉ…」

各個人がそんな事を言っていると

「うぉぉぉ!」

「うお!」

突如、ギルガメッシュに殴りかかる男が現れたのだ

 

そして、上記に戻る




はい、二分割です

駄文で申し訳ありません

これからも読んで頂けると幸いです

それでは
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