ペルソナ4〜宇宙の少年と非凡のペルソナ〜   作:あるま☆

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皆さんお久しぶりです
短いですが次回は長くできるように頑張ります


【女帝】と【戦車】その肆

里中千枝は異様に入り組んだ城の中を走っていた。呼吸は荒く、辛そうに走っているが止まる気配はない。彼女は一刻も早く、親友の天城雪子を助けるべくスピードを緩めることなく走っている。

何回も曲がり角を曲がった先に大きな扉が現れた。恐る恐る扉を開けると、円形の大きな部屋で同じくここも赤が目立った場所だ。さらに奥には同じように大きな扉がある。里中は急いで先に進もうと部屋に足を一歩踏み入れてしまった。

部屋の中央を横切ると聞き覚えのある声が聞こえ、彼女の足はピタリと止まった。

 

 

 

その頃、ペルソナを使えない里中を追いかける三人と一匹、建物の中は複雑に入り組んでおり彼女には簡単に追いつけそうになかった。しかし、迷宮のような通路だけでも時間がかかるというのにさらに(シャドウ)が道を阻むように襲いかかる。

 

「くっそぉ!邪魔だなこいつら!」

「めんどくさいから一気に蹴散らす!」

 

三人の前に青いカードが現れるとそれぞれ砕くと、自分の力であるペルソナを呼び出した。

初めて自分のペルソナを出した花村はそれを見つめ呟いた。

 

「これが......俺の力か」

「ぼーっとしてると置いてくぞ」

「わ、わかってるよ!行くぜ!ジライヤ!」

 

花村の声と共に竜巻が起こり目の前の影達は吹き飛び、壁に当たると霧散した。続くように星空もケフェウスを操り焔の大鎌を回転させながら影を切り捨てる。

しかし、二人の攻撃に耐えるのも何体か残っており二人に襲いかかるがイザナギの雷が落とされる。威力が桁違いに強いのか影と周りの壁や床を巻き込んだ。その衝撃は離れていた二人にも届き踏ん張らないと立っていられないほどであった。

目の前にいた影は消え、壁と床も大きな穴を開けていた。それに対し鳴上はメガネを指でクイッとあげた。

 

「ふっ......」

「な、なんか...前よりパワー上がってないか?」

「いやぁ!さすがセンセぇクマね!ヨウスケとトシキも見習うクマよ」

「俺らは呼び捨てかよ!」

「てか、お前何もしてないだろ!」

 

わざとらしい口笛を吹くクマ、しかも全然吹けてヒュ〜ヒュ〜とスカスカな音しか出ていない。そんな姿を見てため息をする二人の肩に手を置き鳴上はどんまいと慰めた。

こいつってこんなキャラだったか?

クマに構っていたら時間が無駄に経過しそうなため、ほっといて先に進む。置いてかれたクマは焦った声を出しながら三人を追いかけた。

入り組んだ通路を影を倒しながら進んでいると扉を見つけた、開いてみると上へと続く階段のある部屋だった。彼らは二階への階段を登り終えるとそこには先ほどよりも大きな扉があった。

扉に近づくと中から里中の声が聞こえた、彼らは蹴破るように扉を開け部屋に突入するとそこにいたのは床に座り込んだ里中とその目の前に彼女を見下すように黒い雰囲気を感じさせる何かを持ったもう一人の里中が立っていた。

 

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