「『完全なる世界』ねぇ……うっさんくさいよ。ところで『うっさんくさい』と『おっさんくさい』は似ていると思わないかい?」
「フッ、お得意の稚拙な言葉遊びに加え戯れ事か? 残念ながら私は乗らんよ、『
「つまんねーな。ノリが悪い男は嫌われるぜ?」
自分は今、なんだか人形くさいカスと優雅にティータイムの一時を過ごしている。優雅(笑)なティータイム(笑)、笑っちゃうだろ? 面白くもなんともないけどね。ちなみに人形くさいったって、実際に人形臭がするわけじゃない。どんな臭いだい、それは。
このカスの名前は「1番目」って言ったかな? 『完全なる世界』とかいう14歳心が爆発したかのようなネーミングの組織で世界の救済を謀っているとかなんとか。ぶっちゃけすげーどうでもいい、今だって話半分だしね。
なんか巷で噂になっちまってるっぽい自分に協力を要請、または不可侵条約を結びたいんだとかなんとか。自分は一回も言ってないのに何故か『悪平等』と呼ばれてるのは、この身についた宿命なのかな?
「それで、いかがだろうか? かの名高い『悪平等』殿に協力をしていただけるのならば、これほど心強いものはないのだが」
キザったらしい台詞に紳士的な動作、その上に甘いマスクときたら大概の雌はコロリといっちまうだろうよ。自分にとっては砂糖とミルクを10匙入れたコーヒーくらいに甘ったるくて、吐き気を催さずにはいられねーけど? そもそも『安心院なじみ』である自分に恋愛感情だなんて高尚で下劣なもんがあるのやら。
「わっはっは、なーんで自分が君達みたいなカスに協力しなくちゃならないんだい? 身の程を知り給えよ、第一メリットがない。この時点で取引としては論外も良い所だろう?」
「無論、その点も考慮している。こちらの提示する条件は、あなたにも気に入っていただける事だろうーーー安心院なじみ殿」
「…………へぇ?」
予め言っておくのなら、自分は誰にも
ニヤニヤとにやけた笑みのカスが心なしか気に触ったから、適当に精神系スキルを叩き込んで記憶と人格を破壊しておいた。全く……どうして自分はこんなことをしてしまったのかね? せっかく自分の
「おっと、今回はこれでおしまいさ。また次回に会おうじゃないか、画面の前の君達?」