「知らない天井だな」
というかここは一体? 俺は確か意味不明な謎空間で、これまた謎な「声」に訳の分からない事を言われるという夢を見ていたから、自分の部屋に居る筈なんだが。
「……うわ、マジにここ何処よ?」
寝転がっていたベッドから起き上がっても、辺りはもはや理解不能。なんかめっちゃデカイ樹みたいのがたくさん生えてたりとか、そもそもどっかのドーム以上に広い空間だしとか見所と突っ込み所が満載。なにここ観光地?
天井があるってことは室内? にしちゃあ異様に明るいし、でも光源が見当たらないぞ……壁が光ってる? 床暖みたいに壁光か、日本の技術も進歩したなぁ。タクシーもコンビニも自販機もない田舎に住んでる俺からしたらドラえもん並に凄いや。
「おーい、お邪魔するぞいアルビレオ殿」
「……おっちゃん誰?」
つかアルビレオってもっと誰? 名前からしてアメリカだろうか、そういや近所に1人だけ外人さん居たな。
「ぬ? また何かのおふざけかの、アルビレオ殿。ワシは近衛近右衛門じゃぞい、ほれほれ」
いやだから誰ですか貴方、ごっつ頭部が細長いのはまぁお爺さんにはよくある事だけどさ。俺の目の前でお茶目に手を振るのは似合わないから止めると良いと思うなぁ。
『ーーすみませんが、そろそろ宜しいですか?』
はい? なんかまた別人の声が……俺の懐から? んー、携帯なんか持ってないはずなんだが俺。って本しかないぞ、おかしいな?
『あぁ、それで合っていますよ。その本が私ですから』
………はぁ?
「なるほど、わからん」
「むぅ、まぁ一般人にいきなり理解しろというのも土台無理な話じゃからな」
『こちらとしては無理矢理に巻き込んだ立場ですし、出来るだけの便宜は計らせてもらいましょう』
えーっと、今受けた説明を要約するとこうだ。
・この世界には魔法使いが居る
・ここは麻帆良学園、魔法使いがたくさん居る学園
・今居るのは、その中の図書館島って所の地下
・んで、どうやらそこの司書であるアルビレオ・イマさんが魔法に失敗して俺がアルビレオさんの身体に乗り移ってしまっているらしい
という訳だとさ?
魔法って本当にあったんだなぁ、とまず思って。それから鏡を見てアルビレオさんのイケメン具合に息を呑んで。最後に近衛の爺ちゃんが使って見せた魔法に驚いて。
田舎とは違って刺激に溢れてる! 流石、都会の人は違うだなぁ! オラも魔法が使えると良いんだけんど……そう言ったら教えてくれた『始動キー』っちゅうもんを試しに使ったらビックリ! 地面がベコッ凹んだだよ!
『フフフ、お国訛りですね』
「へっ? あ、アルビレオさん。オラの心さ読めるだ?」
「ふぉっふぉっふぉ、『読心魔法』じゃな。おそらく君も使えるじゃろうよ」
「本当け!? ……本当ですか? 近衛さん」
クッ……つい興奮して地元弁が! こんな格好悪い言葉遣いしてたら笑われるからって必死に標準語覚えたのに……!
とまぁ、その後もなんやかんやがありつつ、俺は現状暫くこのままで居る事になってしまった。
近衛さんが確認してくれたんだけど、どうやら俺は故郷では意識不明で病院に運ばれて入院したらしく、原因不明の昏睡状態に陥ってるらしい。
おっかぁ……大丈夫かな、俺が畑の手入れしなかったら腰痛めたおっかあじゃ大変だろうし。あっ、でも隣の田子作が昨日から手伝いに来てくれてたっけ……。すまんなぁ、田子作。
ふと思う。
さっき見ていた『夢』の中で、俺は「スゴイ魔法使いになってみたいなぁ」って言ったけど……あの『夢』は、関係ないよな……?
だんだん量が減って、さらにクオリティが下がってきている?
……理解はしています
ネギまの二次はいくつか読ませていただいていますが、アルビレオをどうこうするのは見たことがなかったためこの様な形に
彼に憑依……ゼロ魔で言うギーシュが凄く強くなったようなキャラであると認識していますが。たいていがネギですしね、憑依
彼は田舎育ちであるために、麻帆良を知らず、普通に受け入れています
ちなみに憑依した理由(良い訳)は、彼のイノチノシヘンをたまたま持っていたため再生しようとしたら、何故かアル自体がシヘンに、彼がアルになってしまったという次第です
ネギま世界にも彼は存在して、その彼は『たまたま』今回の事件と時を同じくして昏睡した
分かり難いでしょうが、こういった訳ですね
ストックは切れました、待て次回……と言っておきましょう
ではでは