今回、書かせていただく遊戯王ですが原作キャラは今のとは出しません。オリジナルカード、アニメカードも同様です。
ルールに関しましては話の設定上しっかりした方が良いのは承知ですが、自分が知っている範囲のルールでやらしていただきたいと思います。基本的なルールは大丈夫だと思いますが、ルールが間違っていたりカードの効果の処理やその他色々間違っていたら言ってください。
それでは、本編です。
どうぞよろしくお願いします。
その夜、俺はいつもと変わらない生活を送っていた。
自分の部屋で趣味である遊戯王のカードを整理しながらテレビを見る…それが俺の唯一の趣味、そして楽しみである。
そんないつもと変わらない事をしているテレビから聞き覚えのある〝言葉〟が聞こえた。
その言葉とはニュースにはとても似合わないであろう遊戯王…という言葉だった。
俺はすぐに遊戯王カードを整理する手を止めニュースを見た。
「本日午後24時に、遊戯王〜闇のゲーム〜が開催されることが決定致しました。」
俺はその言葉に完全にニュースへと興味が湧いた。
遊戯王〜闇のゲーム〜とは、日本の国家が開催する大会の事である。
大会…表向きではそうなっているが日本人口の増加による〝日本人口減少計画〟とも噂されている。
〝日本人口減少計画〟はその名の通り増えすぎた日本人口を減らす事である。そして、その減らす手段として用いられたのが…遊戯王である。
最近、遊戯王をやる人口が段々と増えて来ているからだ。外国にも昔から出回っている遊戯王は年を重ねるごとに人気を増し、そして今では日本の8割はやっているとも言われている。
ニュースキャスターは続けてこう言った。
「参加者につきましては、ランダムで決めた2億人になります。そして、その2億人の決闘者になる人物は本日午後23時30分に政府の方から大会用カードをお届け致します。
その際、軽いテストをしますのでご協力をお願いします。
それでは次のニュースです。」
ニュースキャスターはそんなニュースあまり重要ではないと言いたげな雰囲気でさくさくとニュースを読んだ。
だが、俺にとっては大ニュースだ。
こんなにもわくわくする事はなかった。
たとえ、遊戯王〜闇ゲーム〜が本当に日本人口減少計画だったとしても俺は構わなかった。
俺にはカードゲーム…それしか取り柄の無い人間だと思っているから。
客観的に見ても、俺にカードゲームしか取り柄の無い人間だとして、はたしてそれが社会に活きることがあるのだろうか?
まずそれは無いだろう。
だから、俺は凄く興奮した。
仮に俺が参加出来なくても近くで見れればそれだけで幸せだ。
俺は今の時刻を確認した。
時計の針は23時20分を指していた。
あと10分…俺はドキドキわくわくが止まらなかった。ただカードを触っているだけでは落ち着かないと思った俺は遊戯王〜闇のゲーム〜を詳しく調べようと携帯を手に取った。
すると、遊戯王仲間で作ったグループLINEが既に100通を超えていた。それだけ、皆も楽しみなのだなと思った。すると、一通だけグループLINEではなく個人で送ってあるものがあった。
『もし参加者になったら参加するの?』
それは、幼馴染からのものだった。
俺は適当に、『勿論!』と返すとすぐに既読がつき、『このカードバカ』と帰って来た。
俺はそんなの俺にとってはただの褒め言葉だと思いながら既読をつけたまま遊戯王〜闇のゲーム〜の公式ホームページへと飛んだ。
そこにはデカデカと優勝者賞金2億円という文字が書かれていた。
それは夢の様な響きだった。
自分の好きな事をして2億円…なんと素晴らしい事なんだと。
そして、俺は公式ホームページの細かい所まで読んでいくと、参加者の元へ午後23時30分に報告人が現れ、そして参加者には細かいルールや注意点色々聞かされるらしい。
そして、最後に小さな字でこう書かれていた。
『基本参加です。もし、参加を断る方が居ましたら法的手段を持ち入ります。』
法的手段…俺はこの言葉に少し疑問に感じながらもわくわくが止まらなかった。
そして時刻は…23時29分30秒を指した。
俺は慌てて自分の部屋から出て玄関の前で待った。
俺は一秒一秒を体で感じながら待った。緊張感が高まりわくわくが高まり…そして、午後23時30分。
俺は知ってか知らずか目を瞑ったその瞬間…ピンポーン。
インターホンがなった。
いかがだったでしょうか。
少し強引に話を進めた感じはしますが、今の時点での精一杯ですので温かい目でよろしくお願いします。
少しでも、意見・感想がありましたらよろしくお願いします。