インターホンがなった。
俺の興奮が最高潮にまで高まった。
俺は少しの間、動けなかった。もしかしたら、偶然かもしれない。誰かのイタズラかもしれない…だが、俺にはこのインターホンが遊戯王〜闇のゲーム〜への参加資格を貰ったと思った。
そして、俺はゆっくりとドアノブへと手を伸ばす。そして、一回大きく深呼吸をするとドアをゆっくりと開けた。
そして、まず目に入ったのは黒いスーツだった。そして、少し見上げると180はあると思われる身長で黒いサングラスをした男が一人だった。
その男は俺に微笑みを浮かべながら、
「空崎 紅様でよろしいですか?」
「はっ…はい」
俺は緊張気味に答えた。
すると、男は笑顔を見せながら言った。
俺のもっとも待っていた言葉を。
「紅様、貴方は遊戯王〜闇のゲーム〜の参加者に決定致しました。そして、その説明をさせていただく今野と申します。」
俺はその言葉に再び興奮が最高潮にまで高まった。俺は思わず小さくガッツポーズをし、「よっしゃ!」と言ってしまう程だった。
それを温かく見ていた今野の目線に気付き急に恥ずかしくなり、少し顔を伏せると、
「紅様、説明をしたいのですがお母様とお父様…もしくはどちらか一人は居ますか?」
その質問に俺は少し慌てる様に、
「あっ、はい。両親共に居ます。」
「それでは、紅様。
説明の方を紅様、それと両親にお話をしたいと思いますのでお邪魔してもよろしいですか?」
「はい!上がってください」
そう言うと、俺は今野を上がらせリビングへと案内した。リビングに着くと待っていたと言いたげな顔をした両親が椅子に座っていた。
それを見た今野は、
「初めまして。
私、遊戯王〜闇のゲーム〜報告人の今野の申し上げます。」
そう言うと、母が「座って下さい」と手を向かいの椅子へと指した。「ありがとうございます」と一礼し今野が座ると母に俺は真ん中に座るように言われ俺は両親の間に座った。
その様子を見た今野は再び微笑み、
「それでは説明の方をさせていただきます。」
そう言うと今野は少し間を開け、話を続けた。
「今回、紅様が参加していただくのは遊戯王〜闇のゲーム〜と言うものです。まず、遊戯王〜闇のゲーム〜は何のために開催されたのかを説明させていただきます。
単刀直入で言いますと噂にもなっている日本人口減少計画です。」
俺も含め両親の顔が一気に険しくなった。
それもそうだ。日本人口減少計画と聞かされたら大体なにをされるか分かる。しかも、それが実の息子となると険しい顔もしたくなるだろう。