fate/after fate   作:Hiroto115

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これでもまだ1600くらいしか行かない…だと…!
一話に6000文字書いてる人一体どんだけ時間かかっているんですか…


頭痛

頭が割れそうだ。

何時迄も治らない頭痛に顔をしかめる。

地下に染み込み、落ちる雫の音さえも今は不快なものでしかない。

 

「……うっ…!」

 

何故、何故この頭痛は治らない。

何故何故何故何故何故何故何故何故、何故!

 

頭痛に悩まされる中でふとあの青年の顔が浮かぶ。

 

そうだあの青年。あの青年が全ての始まりだ。

 

何故私は彼を助けたの?

 

「はぁ…はぁ……っ!」

 

あまりの頭痛で思わず藻だらけの地面に倒れ込む。

頭痛は治らない。

鮮やかな白髪が地面に広がる。

一瞬でも気を抜けば意識を失いそうだ。

 

 

そうだ、私が助け出された瞬間もこんな風に倒れ込んでいた。

 

 

 

焼ける鉄の匂い、死体が焼ける匂い。どの匂いも耐えられるようなものではなく思わず顔を歪める。

身体に力が入らない。

私はここで死ぬのだろうか?

 

意識の薄れる中で足音が聞こえる。

足音はゆっくりと此方に近づいてきて、丁度私の目の前まで来て足音は止まった。

 

その足音の主は私を見て何かを言う。

 

「ほう…ま◼︎いき◼︎いる、のか」

そこまでしかこの時の私は聞き取ることができなかった。

 

 

 

気づけば私は何処かの地下で手当てをされていた。

 

「目が覚めたか。」

 

私を手当てしたのは隣に座っていた痩せ細った男だった。

 

「…だ…れ?」

 

「私のことはお前に話す必要はない。しかし、お前のことは知る必要がある。名前は何だ。家族はどうした。」

 

男は自身の正体を隠し、私について聞いてきた。

 

「わた、しの…な、まえ、は…?。かぞく…は………?」

家族はおろか、自分の名前さえ思い出せない。家族、お父さん、お母さん。存在したはずの大切な人のことが記憶の中からポッカリと穴が開いていた。

無理矢理思い出そうとすれば代わりに怒りのような感情が湧き上がってくる。

 

「…っ…あ"…!……"ころ…し…て!や…る!!"」

 

気づけば私の意思に反した言葉を放っていた。

その様子を見て、男は何かを納得したような言葉を放つ。

 

「やはり、泥による侵食は免れないか。まぁいい、それでも自我が少しでも残っていればいい。」

 

その後の言葉は今でもはっきりと覚えている。

 

男は

「今日からお前に魔法を教えてやる。」

そう、男は言った。

 

それから私は男から魔術と傷の治療、両方をしてもらいながら数ヶ月の間共に過ごした。

魔術を学ぶということはとても厳しいものだった。しかし、何もなかった私の全てになっていた。

 

 

事が起きたのは錬金術の魔術を行った時だった。

 

"素は主人の血。

起源はただ形を為さず。"

"ただ主人の命に従ず。

 

足元に描かれた魔法陣が輝きを放つ。

 

"名もなく、心もなく

我に従え。

汝が義は我の物なり"!

 

これで成功、の筈だった。

私の口はスラスラと別の呪文を吐く。

そこの声は私の物とは信じられないほど枯れていた。

 

""身に宿すは鬼。

輪廻をただ廻り、朽ちる命運。

我に従え。

さすれば汝に復讐の蜜を与えよう""

 

気づけば"それは"そこにいた。使い魔にもなりきれず、鬼にもなりきれなかった中途半端な異形な使い魔が。

ーーーーーーーーー

蝋燭が真っ暗な部屋をぼんやりと照らす。

周りには魔術に関しての本だけでなく普通の小説もある。

 

その部屋の中央に遠坂凛は立っていた。目の前には男にしては髪が長く、中年の男としてはとても整った顔立ちをした男が本だらけになった机を前に座っている。

 

偽徒の掃討をしている中、凛はロード・エルメロイll世に呼び出されていた。

 

ロードは凛に命を下す。

 

「冬木の地で守護者が召喚されたことが観測した。守護者がそこに現れたのなら大元はそこにいると考えられる。

冬木の地はトオサカの管理だ。よって、一度冬木の地へと戻り。大元の調査、及び殲滅を命ずる。なんなら、2人か3人ほど誰か連れて行くといい。」

 

どうせ拒否権はない。それに、今冬木の地に来られでもした士郎の存在が知られてしまう。

 

「わかりました。」

 

守護者…もしかして彼だろうか?

ならば一発分殴ってやらないと気が済まない。

 

そう決心をして凛は日本へと出発した。

 




呪文は自分で考えました。え?意味?そんなの知らん(おい。

ルヴィアと凛さんの二人組を出すのもいいと思うのですが。彼らのコント…じゃなくて喧嘩がこの雰囲気に合うかといえば合わないんですよね〜
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