「こんな日常もあってよかったよな」
と
以上です。そして、未だに1000文字台の壁が越えられませんorz
「ライダー、先輩は大丈夫?」
「はい。ただ魔力が尽きただけで少し休息をとれば問題はないでしょう。しかし…。」
そこにイリヤが割って入る。
「問題はシロウが投影したのは神造兵器であるはずのアイギスの盾だ、ってことよ。かの有名な神アテナが持ったとされた絶対の盾。いえ、それの真似といってもいいでしょうね。でも、神造兵器の真似としても膨大な魔力が必要だし、その消費に普通の人間が耐えられるはずがないわ。」
「それって…。」
今も眠り続ける先輩を見つめる。
イリヤが言ったことは士郎が既に人間の枠を超え始めているということだ。
それがどういう意味なのか私にはにはよくわからなかった。でも、先輩が何処か遠くへ行ってしまうような気がしてとても怖かった。
「シロウの問題もあるけどあの子がなぜシロウを助けたのかも謎だわ。恐らくあの子が今回の災厄の元凶でしょうけど、シロウを助ける意味はないはず。それにあの子…。」
イリヤの表情が険しくなる。その理由は私にもわかっていた。だって"同じ"なのだから。
「イリヤさんもあの子の中に聖杯を感じたんですよね」
あの子の中には聖杯と取れる気配があった。でも器なんて綺麗なものじゃなくてもっとドロドロとした何か。
「…ぇえ。でも、なぜあの子に聖杯が?
ぁあっもう!訳が変わらないわ!!凛を呼びなさい!凛を!!」
こんがらがった糸を解くのが嫌になり、イリヤが地団駄を踏む。
何もかも手詰まりの状態の中、突然考えもしなかった声が割って入る。
「それを知るためにMs.トオサカを呼び出す必要はありません。私が説明しましょう。」
そこに立っていたのはシスター服をきたもう一人の銀髪の少女だった。
「カレンさん!?無事だったんですね!!」
彼女は第5次聖杯戦争での戦いにおいて死亡した言峰綺礼の代役としてこの冬木の教会の司祭として訪れた。その任期もほんのすこしの間のはずだったがなんだかんだで居座っていた。しかし、偽徒が現れて世界規模になるとその姿を見ることはなくなっていた。
「えぇ、教会に瓦礫で閉じ込められてしまっていましたがなんとか脱出できました。そして、その偽徒を率いていた少女についてですが…」
彼女から語られたのは一人の少女の不幸としか言えない物語だった。
「おにいちゃんは正義の味方みたいだね。」
気づけば俺は夕焼けの中にいた。
前方には黒髪の少女と赤毛の少年が手を繋いで笑い合っていた。
それを見て俺は直感でそれが何かわかった。
これは記憶だ。俺が衛宮士郎となる前の記憶。
少年は胸を張って手を繋いでいない方で拳を掲げる。
「正義の味方"みたい"じゃなくて正義の味方さ!◼︎◼︎が虐められてても必ず俺が助けてやるからな!」
その言葉に少女は笑顔で答える。
「うん!」
ぁあ。こんな時もあったのか。
思わず懐かしむ。でも、もうあの時には戻れない。あの地獄をなかったことにはできない。あの地獄で死んだ人たちの無念をなかったことにはできない。しかし、今尚あの地獄から救えるものがあるのなら、喜んで手を差し伸べよう。
少年と少女の背中が夕焼けの光に溶けてゆく。
さぁ、目覚める時だ。忘れてしまった誓いを果たそう。
英霊勢揃いとか夢のまた夢ですよね〜。いや〜試行錯誤中なんですけど形にするのは大変そうです(−_−;)